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ACCESS、DLNAソリューションの最新版「NetFront(R) Living Connect 3.1」を発表 ― DLNAのVidiPath(TM)対応機能を拡張 ―

 株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:室伏 伸哉、以下 ACCESS)は、新たにDLNAのVidiPath(TM)をサポートした、同社DLNAソリューションの最新版「NetFront(R) Living Connect 3.1」を開発し、本日より提供開始することを発表しました。新DLNAソリューションにより、放送事業者やメーカは、米国の連邦通信委員会(FCC)の規定するコンテンツ共有ルールに準拠し、かつエンドユーザーが求める、あらゆる機器で利用可能なコンテンツ共有サービスへのニーズを満たすソリューションの提供が可能となります。

 「NetFront Living Connect 3.1」は、従来のDTCP-IPベースのリンクレイヤプロテクションに加えて、新たにHTML 5対応リモートユーザーインターフェイス(RUIs)やHTTPアダプティブ配信・認証といった業界の標準規格を活用した、ホームネットワーク上でのプレミアム(有料)コンテンツのストリーム配信を可能にします。新DLNAソリューションではクライアントとサーバの両側でVidiPath対応機能が拡張されているため、事業者は多様な端末(デジタルテレビ、タブレット、スマートフォン、DVDプレーヤー、ゲーム機、その他)上で安全にプレミアムコンテンツを再生させ、同一のマルチスクリーン上でユーザーエクスペリエンス(UX)を提供することが出来ます。

 ACCESS 最高技術責任者(CTO)石黒 邦宏は、
「当社はマルチスクリーンサービスの実現には異なる機器間での互換性が必須と考え、DLNAのメンバーとして同規格の普及に尽力しています。新VidiPathブランドおよびガイドラインの誕生により、セキュリティー面で妥協をすることなく、様々なデバイス上でマルチスクリーンサービスが可能となることから、業界の標準化を一歩先へと推し進めるものと期待しています。放送事業者が求めるセキュリティー、エンドユーザーが求めるストリーム配信といった両ニーズを満たすマルチスクリーンサービスを実現するためにも、新たな業界標準であるVidiPathに対応した新DLNAソリューションをリリースいたしました」と述べています。

 「NetFront Living Connect」は、携帯電話、スマートフォン、デジタルカメラ、プリンタ、DVDプレーヤー、ゲーム機、デジタルテレビ、セットトップボックス(STB)、ネットワーク接続ストレージ(NAS)などの様々な情報家電機器をDLNA標準機能に対応させることのできるDLNA Technology Componentソリューションです。世界中の主要メーカの幅広い家電機器への搭載実績があり、組み込み機器向けに最適化されています。OSやCPUに依存しない高い移植性を備えており、カスタマイズも容易なため、顧客のニーズに柔軟に対応することができます。「NetFront Living Connect」には、多彩な機能が搭載されており、SoC機器メーカ、コンテンツプロバイダー、エンドユーザーに向けて、最先端のDLNA機能を提供いたします。

【「VidiPathガイドライン」について】
 VidiPath(旧CVP-2)は2014年9月11日にDLNAより発表され、放送事業者やコンテンツ配信事業者がDLNAネットワーク上で映画やインターネットテレビなどのコンテンツ配信を行うために策定されたDLNAガイドラインの一つです。この度の新ブランド名の発表と同時に、DLNAは「VidiPath 認定プログラム」を開始しています。本プログラムには、過去10年以上にわたり、25,000機種以上のデバイスに相互接続テストを実施し、家庭内の様々な機器上で30億以上のパーソナルコンテンツの共有を可能にした、DLNAの知見が活かされています。
 「VidiPath 認定プログラム」には、DTCP-IPデジタル伝送コンテンツ保護、HTML 5、認証機能、IEEE 1905.1、UPnPのリモート診断、ネットワークの省電力とストリーミング品質を最適化するアダプティブ配信技術等といった、有料テレビ番組視聴のために拡張された技術要件を検証・有効化するためのDLNA認定項目が加えられています。また、VidiPath認定製品は、既存の何十億ものDLNA認定サーバと相互接続することが可能です。

 DLNAは、IBC2014(日時:2014年9月12日〜16日、於:コネクト・エブリーウェア・ホール、アムステルダムRAI展示会&コンベンションセンター)のDLNAブース(L22)にて、VidiPathガイドラインの対応製品や、認定・ブランディングプログラムの詳細について説明します。

【DLNAについて】
 Digital Living Network Alliance(略称 DLNA)は、家電、モバイル、およびパーソナルコンピュータ産業における異メーカ間の機器の相互接続を容易にするために2003年6月に結成された業界団体です。
 デジタル機器メーカをはじめ200社以上が加盟しています。これにより、異なるメーカの製品でもこの相互接続仕様に対応した機器であれば、動画や、静止画、音楽といったコンテンツを相互に扱えます。同団体で定められた技術仕様は「DLNAガイドライン」と呼ばれ、一般的に「DLNA」と言う場合、このガイドラインを指しています。
 その他の情報はこちらをご覧ください。 http://jp.dlna.org/dlna-for-industry

 ACCESSは、DLNAの加盟メンバーです。DLNAの公式SNSは、 http://www.facebook.com/dlnacertified もしくは、 https://twitter.com/DLNA をご覧ください。


■株式会社ACCESSについて
 ACCESS(東証マザーズ:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、家電、放送、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績10億台突破のモバイルソフトウェア、並びに世界中の通信機器メーカなどへの豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける開発力とノウハウを活用して、現在、クラウドを介してスマートデバイス上で多彩なサービスを実現するHTML5ベースのアプリケーション、並びにネットワーク仮想化(SDN)等の先進のネットワーク技術の開発・提供に注力しています。アメリカ、アジア、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。詳細は、 http://jp.access-company.com/ をご覧ください。

※ ACCESS、ACCESSロゴは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
※ その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。
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