北海道・旭川藤女子高等学校、タブレット端末(iPad mini)を無償配布 〜今年度は1,2年生全員に、来年度は新入生全員に〜
[14/09/24]
提供元:@Press
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学校法人藤学園 旭川藤女子高等学校(所在地:北海道旭川市、校長:水野 清哉)は、新しい学力向上プログラム「藤の学び改革」の一環として、1・2年生徒全員にタブレット端末(iPad mini)を2014年8月26日に無償配布しました。来年度は全新入生へも無償配布し、全校で学力向上や21世紀型スキル向上のために活用していきます。
詳細URL: http://www.fuji.ed.jp/
■生徒の反応
<デジタル・ネイティブ世代、“MYタブレット”駆使 デコ等のアレンジも>
タブレット端末は授業での利用の敷居が低く、生徒に好評です。「英語の授業で、タブレット端末を使ってインターネット検索を活用し、短時間でプレゼンを作ることができた。」「数学の授業で理解できなかったところは、後でもう一度先生の説明動画をタブレット端末で見ながら復習できる。」「古典の授業で調べ学習をし、調べたことをみんなで共有することができて、楽しかった。」といった声が寄せられています。
また、各生徒は好きなデザインのケースを購入したり、タブレット端末をデコレーションしたりと“自分だけのタブレット端末”を楽しみ、使いこなしています。
本校は、生徒がタブレット端末を学習や行事に活用する姿を見て、導入は正解だったと考えています。特に、自己を積極的に表現することが好きな生徒や他者とコミュニケーションを前向きに取ろうという姿勢を持つ生徒が多い女子高には、タブレット端末の全面的な導入がプラスの効果をもたらすと分析しています。
■今後の展望
2015年度4月には、新入生全員にタブレット端末を配布。今年度、配布が完了した在校生分と合わせ、タブレット端末1人1台の環境を実現します。全生徒が新たな学びの道具としてタブレット端末を主体的に活用していくことを、学校全体で推進していく予定です。配布は無償で、卒業時の返却義務はなく、自分のものとして愛着を持って活用してもらうことも期待しています。
■「藤の学び改革」について
「藤の学び改革」とは旭川藤女子高等学校が今年度から始めた取り組みで、アクティブ・ラーニング・スタディタイム、DEタイム、PDSノートブックのプログラムを3本柱に、学力向上と21世紀型スキル習得を目指します。
21世紀型スキルとは、変化する社会に対応できる資質や能力のことです。問題解決能力、コミュニケーション能力、コラボレーション能力、自律的活動能力、建設的質問能力、メタ認知能力、情報リテラシーなどが含まれます。生徒はタブレット端末を新たな学びの道具として活用。自分の考えを短時間でプレゼンテーションにまとめて級友に発表したり、電子掲示板で自分の意見を述べたりします。
▽各プログラム概要とタブレット端末活用方法
<アクティブ・ラーニング・スタディタイム>
アクティブ・ラーニング(能動的な学習)の考え方を取り入れた本校の通常授業を指します。インプット・フェーズ(新単元解説の30分間)、アクティブ・フェーズ(演習・課題解決学習を行う20分間)、リインフォースメント・フェーズ(旧単元復習の20分間)の3フェーズで構成された70分間が授業1コマになります。生徒は主に中盤のアクティブ・フェーズでタブレット端末を活用。ディスカッション、簡易プレゼン、協働学習、探求学習など能動的な学びの中で、各自の頭の中に知識を構築していきます。
<DEタイム>
毎日昼休み前、生徒が能動的にひとりひとりが違うメニューを勉強する35分間がDEタイムです。ディベロップメンタル・エデュケーション・タイムの略称で、「学び直しと発展学習」の時間です。
本校は「eトレnet」という小学校・中学校・高校3年生までの学習プリントが18万ページ収録されている教材データベースシステムを採用。生徒は自分の弱点ポイントの学び直しプリントをタブレット端末でダウンロードし、各自のペースで克服していきます。できなかったことができるようになることを味わう「脳が喜ぶ時間」です。
<PDSノートブック>
ひとりひとりの未来のための設計図です。PDSノートブックに、自分で自分が何をするのか、何をしたいのかを記入し、自分で作ったプラン(P=Plan)を自分で実行(D=do)し、そして、自分の行動がどのような結果になったかを分析して記入しその原因を振り返る(S=See)ことで向上スパイラル(PDSサイクル)を生み出します。振り返りは、次のプラン作りに活かして、さらに自分を成長させます。また、自分で作ったプランに自分を従わせることは自分をコントロールしていることになるので、「自律」を育むことになります。
■学校概要
学校名: 学校法人藤学園 旭川藤女子高等学校
代表者: 校長 水野 清哉
所在地: 〒070-0901 北海道旭川市花咲町6丁目
設立 : 1953年4月
生徒数: 249名
URL : http://www.fuji.ed.jp/
【旭川藤女子高等学校に関するお問い合わせ先】
学校法人藤学園 旭川藤女子高等学校
Tel:0166-51-8125
E-Mail:hotline@fuji.ed.jp
詳細URL: http://www.fuji.ed.jp/
■生徒の反応
<デジタル・ネイティブ世代、“MYタブレット”駆使 デコ等のアレンジも>
タブレット端末は授業での利用の敷居が低く、生徒に好評です。「英語の授業で、タブレット端末を使ってインターネット検索を活用し、短時間でプレゼンを作ることができた。」「数学の授業で理解できなかったところは、後でもう一度先生の説明動画をタブレット端末で見ながら復習できる。」「古典の授業で調べ学習をし、調べたことをみんなで共有することができて、楽しかった。」といった声が寄せられています。
また、各生徒は好きなデザインのケースを購入したり、タブレット端末をデコレーションしたりと“自分だけのタブレット端末”を楽しみ、使いこなしています。
本校は、生徒がタブレット端末を学習や行事に活用する姿を見て、導入は正解だったと考えています。特に、自己を積極的に表現することが好きな生徒や他者とコミュニケーションを前向きに取ろうという姿勢を持つ生徒が多い女子高には、タブレット端末の全面的な導入がプラスの効果をもたらすと分析しています。
■今後の展望
2015年度4月には、新入生全員にタブレット端末を配布。今年度、配布が完了した在校生分と合わせ、タブレット端末1人1台の環境を実現します。全生徒が新たな学びの道具としてタブレット端末を主体的に活用していくことを、学校全体で推進していく予定です。配布は無償で、卒業時の返却義務はなく、自分のものとして愛着を持って活用してもらうことも期待しています。
■「藤の学び改革」について
「藤の学び改革」とは旭川藤女子高等学校が今年度から始めた取り組みで、アクティブ・ラーニング・スタディタイム、DEタイム、PDSノートブックのプログラムを3本柱に、学力向上と21世紀型スキル習得を目指します。
21世紀型スキルとは、変化する社会に対応できる資質や能力のことです。問題解決能力、コミュニケーション能力、コラボレーション能力、自律的活動能力、建設的質問能力、メタ認知能力、情報リテラシーなどが含まれます。生徒はタブレット端末を新たな学びの道具として活用。自分の考えを短時間でプレゼンテーションにまとめて級友に発表したり、電子掲示板で自分の意見を述べたりします。
▽各プログラム概要とタブレット端末活用方法
<アクティブ・ラーニング・スタディタイム>
アクティブ・ラーニング(能動的な学習)の考え方を取り入れた本校の通常授業を指します。インプット・フェーズ(新単元解説の30分間)、アクティブ・フェーズ(演習・課題解決学習を行う20分間)、リインフォースメント・フェーズ(旧単元復習の20分間)の3フェーズで構成された70分間が授業1コマになります。生徒は主に中盤のアクティブ・フェーズでタブレット端末を活用。ディスカッション、簡易プレゼン、協働学習、探求学習など能動的な学びの中で、各自の頭の中に知識を構築していきます。
<DEタイム>
毎日昼休み前、生徒が能動的にひとりひとりが違うメニューを勉強する35分間がDEタイムです。ディベロップメンタル・エデュケーション・タイムの略称で、「学び直しと発展学習」の時間です。
本校は「eトレnet」という小学校・中学校・高校3年生までの学習プリントが18万ページ収録されている教材データベースシステムを採用。生徒は自分の弱点ポイントの学び直しプリントをタブレット端末でダウンロードし、各自のペースで克服していきます。できなかったことができるようになることを味わう「脳が喜ぶ時間」です。
<PDSノートブック>
ひとりひとりの未来のための設計図です。PDSノートブックに、自分で自分が何をするのか、何をしたいのかを記入し、自分で作ったプラン(P=Plan)を自分で実行(D=do)し、そして、自分の行動がどのような結果になったかを分析して記入しその原因を振り返る(S=See)ことで向上スパイラル(PDSサイクル)を生み出します。振り返りは、次のプラン作りに活かして、さらに自分を成長させます。また、自分で作ったプランに自分を従わせることは自分をコントロールしていることになるので、「自律」を育むことになります。
■学校概要
学校名: 学校法人藤学園 旭川藤女子高等学校
代表者: 校長 水野 清哉
所在地: 〒070-0901 北海道旭川市花咲町6丁目
設立 : 1953年4月
生徒数: 249名
URL : http://www.fuji.ed.jp/
【旭川藤女子高等学校に関するお問い合わせ先】
学校法人藤学園 旭川藤女子高等学校
Tel:0166-51-8125
E-Mail:hotline@fuji.ed.jp