洗濯における快適性研究が「第15回日本感性工学会大会 優秀発表賞」を受賞 「消臭効果を有する柔軟仕上げ剤による洗濯物を畳む時のストレス軽減効果」『香りとデオドラントのソフラン プレミアム消臭』に応用
[14/09/24]
提供元:@Press
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ライオン株式会社(代表取締役社長・濱 逸夫)が、2013年9月に発売した『香りとデオドラントのソフラン プレミアム消臭』に応用されている「消臭効果を有する柔軟仕上げ剤による洗濯物を畳む時のストレス軽減効果」に関する研究発表が、日本感性工学会が主催する「第15回日本感性工学会大会 優秀発表賞」を受賞しました。
商品イメージ: http://www.atpress.ne.jp/releases/51321/img_51321_1.jpg
http://www.atpress.ne.jp/releases/51321/img_51321_2.jpg
■洗濯における快適性研究の経緯
当社は、洗濯などの家事行動における快適性についての感性工学的研究に取り組み、心理評価などの主観的評価と併せて、心拍測定などの生理的なデータによる客観的評価(生理評価)を行っております。これまで、家事行動がストレスになることをアンケートなどで評価した事例はありますが、実際に洗濯工程での生理評価をしている事例はほとんどないのが実態です。
■研究概要
当社調査によると、洗濯工程の中で最も煩わしいと考えられているのが「洗濯物を畳む」作業です。受賞対象となった研究では、洗濯物を畳む時のストレスを測定し、さらに消臭効果と香り付与作用のある柔軟仕上げ剤を使った場合のストレス軽減効果を測定しました。その結果、主観評価・生理評価ともに、洗濯物を畳む時にストレスを感じていること、さらに、消臭・香り付与作用のある柔軟仕上げ剤により、ストレスが軽減されることを科学的に明らかにしました(参考資料)。
研究内容について、2013年9月6日「第15回日本感性工学会大会」にて発表を行いました。
■本研究の独自性
通常、生理評価は、安静にした状態で計測することが多く、「体の動き」がある状況下では、計測が難しいとされています。
本研究では、生理評価として心拍数や唾液アミラーゼ活性を測定する際、できるだけ実際の生活行動に近い条件で測定するために検討を重ね、「洗濯物を畳む」という作業をしながら測定する方法で実施しました。こうした実態に即した評価結果が得られたことが優秀発表賞受賞に繋がったと考えております。授賞式は、第16回日本感性工学会大会期間中の2014年9月4日に中央大学後楽園キャンパスにて、執り行われました。
http://www.atpress.ne.jp/releases/51321/img_51321_3.png
○受賞者
ライオン株式会社 研究開発本部 ファブリックケア研究所 藤井 日和
○受賞研究タイトル
消臭効果を有する柔軟仕上げ剤による洗濯物を畳む時のストレス軽減効果
◆日本感性工学会大会 優秀発表賞
日本感性工学会は、1998年10月9日に設立された学会で、従来の人文科学・社会科学・自然科学という枠にとらわれることなく、幅広い学問領域を融合して感性工学という新しい科学技術を立ち上げ、多様な視点から感性をテーマとした活動が行われています。
「優秀発表賞」は、前年度の大会で優秀な発表を行った研究者におくられるもので、優れた発表内容やプレゼンテーションのわかりやすさ等から選考されます。
<参考資料>第15回日本感性工学会大会 優秀発表賞 受賞研究
・研究タイトル
消臭効果を有する柔軟仕上げ剤による洗濯物を畳む時のストレス軽減効果
・発表日
2013年9月6日
・発表者
ライオン株式会社 藤井 日和、宮原 岳彦、高岡 弘光
・研究結果
2種類の柔軟仕上げ剤を使った男性用肌着それぞれを畳んでいる時※と安静時の、主観評価と、生理評価(心拍測定、唾液アミラーゼ活性測定)を行いました。その結果、消臭剤・香料を含む柔軟仕上げ剤を使って処理した衣類の場合には、洗濯物を畳む時に現れるストレスを示す数値データが低減し、ストレス軽減効果が認められました。これは、同時に評価した主観評価とも同じ傾向でした。
※唾液アミラーゼ活性は、畳んだ直後と安静時に測定
(1) ブランク:(消臭剤・香料を含まない)柔軟仕上げ剤を使った衣類を畳む時には、心拍変動スペクトル解析の結果、LF / HF(交感神経系活動)が亢進し、ストレスが大きいことを示しました。唾液アミラーゼ活性の値も、安静時と比較して大きな値を示しており、ストレスが大きいことを示唆しました。
(2) 柔軟仕上げ剤A(消臭剤・香料を含む)を使った衣類を畳む時では、LF / HFが抑制される傾向にあり、唾液アミラーゼ活性も低下することから、ストレスが軽減されていることが分かりました。
https://www.atpress.ne.jp/releases/51321/img_51321_4.jpg
https://www.atpress.ne.jp/releases/51321/img_51321_5.jpg
LF / HF(a.u.):心電図のデータから心拍変動スペクトル解析により算出する。
交感神経系活動を示し、ストレスがかかったり興奮したときに亢進する。
評価方法:・ブランク :消臭剤・香料無配合の柔軟仕上げ剤
・柔軟仕上げ剤A:消臭剤・グリーンフローラル調の香料を
配合した柔軟仕上げ剤
評価に用いた洗濯物:家庭から回収した男性用肌着(Tシャツ、3カ月以上使用)
無香料洗剤で洗浄後、評価柔軟仕上げ剤にて処理
被験者 :20〜30代女性12名
測定方法:・主観評価:TDMS(Two-dimensional Mood Scale)二次元気分尺度
(IMF株式会社)
・心拍変動スペクトル解析
(多機能心電計レーザーサーク 日本光電工業株式会社)
・唾液アミラーゼ活性
(唾液アミラーゼモニター ニプロ株式会社)
<商品特長>
『香りとデオドラントのソフラン プレミアム消臭(ホワイトハーブアロマの香り)』
・“ナノ消臭成分”が、気になる皮脂・汗のニオイも繊維の芯からしっかり消臭
・“ナノ消臭成分”の働きで、着ている間に発生するニオイにも効果を発揮
・さわやかなハーブ調の香り
<容量・価格>
本体620ml :オープン価格
つめかえ用480ml:オープン価格
商品イメージ: http://www.atpress.ne.jp/releases/51321/img_51321_1.jpg
http://www.atpress.ne.jp/releases/51321/img_51321_2.jpg
■洗濯における快適性研究の経緯
当社は、洗濯などの家事行動における快適性についての感性工学的研究に取り組み、心理評価などの主観的評価と併せて、心拍測定などの生理的なデータによる客観的評価(生理評価)を行っております。これまで、家事行動がストレスになることをアンケートなどで評価した事例はありますが、実際に洗濯工程での生理評価をしている事例はほとんどないのが実態です。
■研究概要
当社調査によると、洗濯工程の中で最も煩わしいと考えられているのが「洗濯物を畳む」作業です。受賞対象となった研究では、洗濯物を畳む時のストレスを測定し、さらに消臭効果と香り付与作用のある柔軟仕上げ剤を使った場合のストレス軽減効果を測定しました。その結果、主観評価・生理評価ともに、洗濯物を畳む時にストレスを感じていること、さらに、消臭・香り付与作用のある柔軟仕上げ剤により、ストレスが軽減されることを科学的に明らかにしました(参考資料)。
研究内容について、2013年9月6日「第15回日本感性工学会大会」にて発表を行いました。
■本研究の独自性
通常、生理評価は、安静にした状態で計測することが多く、「体の動き」がある状況下では、計測が難しいとされています。
本研究では、生理評価として心拍数や唾液アミラーゼ活性を測定する際、できるだけ実際の生活行動に近い条件で測定するために検討を重ね、「洗濯物を畳む」という作業をしながら測定する方法で実施しました。こうした実態に即した評価結果が得られたことが優秀発表賞受賞に繋がったと考えております。授賞式は、第16回日本感性工学会大会期間中の2014年9月4日に中央大学後楽園キャンパスにて、執り行われました。
http://www.atpress.ne.jp/releases/51321/img_51321_3.png
○受賞者
ライオン株式会社 研究開発本部 ファブリックケア研究所 藤井 日和
○受賞研究タイトル
消臭効果を有する柔軟仕上げ剤による洗濯物を畳む時のストレス軽減効果
◆日本感性工学会大会 優秀発表賞
日本感性工学会は、1998年10月9日に設立された学会で、従来の人文科学・社会科学・自然科学という枠にとらわれることなく、幅広い学問領域を融合して感性工学という新しい科学技術を立ち上げ、多様な視点から感性をテーマとした活動が行われています。
「優秀発表賞」は、前年度の大会で優秀な発表を行った研究者におくられるもので、優れた発表内容やプレゼンテーションのわかりやすさ等から選考されます。
<参考資料>第15回日本感性工学会大会 優秀発表賞 受賞研究
・研究タイトル
消臭効果を有する柔軟仕上げ剤による洗濯物を畳む時のストレス軽減効果
・発表日
2013年9月6日
・発表者
ライオン株式会社 藤井 日和、宮原 岳彦、高岡 弘光
・研究結果
2種類の柔軟仕上げ剤を使った男性用肌着それぞれを畳んでいる時※と安静時の、主観評価と、生理評価(心拍測定、唾液アミラーゼ活性測定)を行いました。その結果、消臭剤・香料を含む柔軟仕上げ剤を使って処理した衣類の場合には、洗濯物を畳む時に現れるストレスを示す数値データが低減し、ストレス軽減効果が認められました。これは、同時に評価した主観評価とも同じ傾向でした。
※唾液アミラーゼ活性は、畳んだ直後と安静時に測定
(1) ブランク:(消臭剤・香料を含まない)柔軟仕上げ剤を使った衣類を畳む時には、心拍変動スペクトル解析の結果、LF / HF(交感神経系活動)が亢進し、ストレスが大きいことを示しました。唾液アミラーゼ活性の値も、安静時と比較して大きな値を示しており、ストレスが大きいことを示唆しました。
(2) 柔軟仕上げ剤A(消臭剤・香料を含む)を使った衣類を畳む時では、LF / HFが抑制される傾向にあり、唾液アミラーゼ活性も低下することから、ストレスが軽減されていることが分かりました。
https://www.atpress.ne.jp/releases/51321/img_51321_4.jpg
https://www.atpress.ne.jp/releases/51321/img_51321_5.jpg
LF / HF(a.u.):心電図のデータから心拍変動スペクトル解析により算出する。
交感神経系活動を示し、ストレスがかかったり興奮したときに亢進する。
評価方法:・ブランク :消臭剤・香料無配合の柔軟仕上げ剤
・柔軟仕上げ剤A:消臭剤・グリーンフローラル調の香料を
配合した柔軟仕上げ剤
評価に用いた洗濯物:家庭から回収した男性用肌着(Tシャツ、3カ月以上使用)
無香料洗剤で洗浄後、評価柔軟仕上げ剤にて処理
被験者 :20〜30代女性12名
測定方法:・主観評価:TDMS(Two-dimensional Mood Scale)二次元気分尺度
(IMF株式会社)
・心拍変動スペクトル解析
(多機能心電計レーザーサーク 日本光電工業株式会社)
・唾液アミラーゼ活性
(唾液アミラーゼモニター ニプロ株式会社)
<商品特長>
『香りとデオドラントのソフラン プレミアム消臭(ホワイトハーブアロマの香り)』
・“ナノ消臭成分”が、気になる皮脂・汗のニオイも繊維の芯からしっかり消臭
・“ナノ消臭成分”の働きで、着ている間に発生するニオイにも効果を発揮
・さわやかなハーブ調の香り
<容量・価格>
本体620ml :オープン価格
つめかえ用480ml:オープン価格