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パッケージング、ラベル、ディスプレイ、パブリッシングを手掛けるプロのためのソフトウエアソリューション 最新バージョン「Suite 14」を新発売!

 エスコグラフィックス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:南 文輝、以下 エスコ)は、パッケージング、ラベル、ディスプレイ、パブリッシングを手掛けるプロのためのソフトウエアソリューションの最新バージョン「Suite 14」を、2014年10月7日に販売開始いたします。
 また、2014年10月7日〜10日に東京ビッグサイトにて開催される「TOKYO PACK 2014」エスコグラフィックスブースにて初公開いたします。


【「Suite 14」開発の背景】
 ブランドオーナー、プリメディア会社、コンバーター、サイン&ディスプレイ製作者、商業印刷業者に対して、昨今の複雑なプリプロダクション環境の管理で必要なリソースを提供できるように設計されており、新規製品とアップデートされた製品を含む包括的ソフトウエアスイートとしてリリースされます。
Suite 14は、エスコの長年にわたるパッケージングプリプロダクションの専門性の上に築かれ、技術革新に投資を進めてきた成果としての画期的な開発手法が特徴となっています。また、ブランドオーナー、パッケージングコンバーター、業界のオピニオンリーダーからの評価をもとに開発を継続しています。
Suite 14の開発プロセスでは、パッケージングプリプロダクションにおける5つの重要なトレンドに対応することにリソースを集中させました。

 そのトレンドとは、

1.ワークフロー自動化の重要性が増大している
2.パッケージのバリエーション多様化に対応するために体系的なテンプレートを使用する
3.品質がキードライバー(差別化要因)となっている
4.効率化を促進するために、ソフトウェアのユーザーインターフェイスが「タスク」の観点を重視する
5.サプライチェーンの統合と、クラウドでのデータ共有が進んでいる

であり、その成果がこのSuite 14、すなわち、パッケージングプリプロダクションのサプライチェーンのすべての関係者に、変化の激しいこの市場で成功するために必要なリソースを提供するソリューション・ファミリーです。エスコのソフトウェアスイートは、パッケージ製造業界で現在販売されている専門家向けソフトウェアツールを最も広範かつ最も深く集めたものとなっています。
Suite 14にはパッケージングプリプロダクション市場の重要なトレンドに対応する画期的な改善・拡張が幅広く含まれています。各要素は全サプライチェーンのニーズにより良く適合するようにチューンナップされています。機能強化されたSuite 14の各モジュールの詳細は以下の通りです。


【「Suite 14」の特長】
1.WebCenter:サプライチェーンの接続性を重視
 接続性の向上により、全体工期が短縮し、エラーが減少します。今回、64bitアプリケーション化され、ビューアーがHTML5に対応したことにより、サードパーティのソリューションとの連携を実装しやすくなりました。
 エスコ製品間での相互接続性もWebCenter 14により向上しています。ArtiosCADやAdobe Illustratorなどのパッケージング・エディターとの間でシームレスなデータ転送が可能なため、中央管理されたアセットや情報を活用しやすくなっていることは疑いの余地がありません。WebCenterサービスどうしで相互に通信することにより、サプライチェーン全体の統合が容易になります。複数のWebCenterサーバー間でタスクを開始したりアセットを共有したりすることにより、ワークフローの自動化が加速し、きわめて効率的な真のサプライチェーン統合およびパッケージング・プリプロダクションのステークホルダー間でのリアルタイムな連携が容易に実現されます。

2.Automation Engine:パッケージングプリプロダクション工程での時間と作業を削減
 サードパーティ製ソリューションをエスコの製品・モジュールと統合する際の方法を標準化することにより、XML、JDFの限界を越えた、これまで以上に幅広く持続性のある統合フレームワークがSuite 14には搭載されています。ユーザーは、「Connect」と呼ばれるソフトウェアキットを使うことにより、パッケージングプリプロダクションのプロセスから手動作業をさらに排除し一貫した自動化を推進することができます。また、MIS、出荷システム、さらには広く知られているWebアプリケーション(Google Mapsなど)をはじめとした各種のWebポータル、クラウドベース・ソリューションなど広範囲にわたるサードパーティ製ソリューションと簡単に統合することができます。
 さらに、一連のカラータスクが今回新たにAutomation Engineに統合されました。これにより、カラー管理が自動化されてカラーの一貫性が保証されます。Equinoxプロファイルを使って7色までの固定インクに変換すれば、スポットカラーの必要性が減り、全体的なインクの使用量を減らしながらプレスの生産性と品質を向上させることが可能です。

3.ArtiosCAD:より少ないクリックで、よりクリエイティブに
 新バージョンのArtiosCADエディターを使えば、ボタンをクリックする回数は減り、創造的な作業により多くの時間を費やすことができます。ArtiosCADブラウザーから直接利用できる新しいBOM機能を使うことで、より少ない時間でより正確なBOMを作成可能です。さらに他の拡張機能によって、製品の設計を行う際の設計者の生産性やダイプレスの効率性が向上しています。
 段ボールや紙器材を折りたたむ際の3Dビジュアル表現がよりリアルになり、設計やデザインをお客様にプレゼンするときにより具体的な期待・想定を定めることが可能です。

 ダイメーカー様が高い精度と生産性を実現するための多くの改善も取り揃えています。具体的には、ニックを使用した線やパスの塗りつぶしをシングルクリックで実行できるオプションや、設計から製造までに要する時間を削減することを目的とした様々な出力デバイスを制御するためのオプション(カスタマイズ可能)が含まれています。ダイボードのボルト穴の取り付けパターンツールの拡張により、取り付け穴をより速く、効率的に選択でき、ダイプレスの効率性が最適化されます。

4.3Dビジュアライゼーション:パッケージの360度ビュー
 3D表示関連で多くの機能が拡張されています。
 IllustratorでのVisualizer効果:Studio DesignerのユーザーがIllustratorでパッケージング用のグラフィックを制作する際に、通常の3Dビューだけでなく、特殊な効果や詳細な仕上げを確認できるようになりました。これにより、デザインやレビューの工程において、作業スピードが上がり、クリエイティブな意思決定がより良いものとなります。

 Store Visualizer:VTales Graphicsと提携して開発されたStore Visualizerを使えば、撮影したシーンの中に仮想オブジェクトを配置でき、デザインや設計を店舗内にいるという想定で見ることができ、その結果、どのように競合製品と差別化させるのかを判断することができます。画期的なLODシステムの統合により、仮想店舗ビューをレンダリングするとき、特に3Dモデルの数が膨大な環境で、処理速度が短縮されます。Suite 14には、あらかじめ構成された3種類のハイパーリアリスティック環境が付属しており、ユーザーは3D表示された製品が店舗環境でどのように表示されるかを迅速かつ容易に確認できます。

 Studio:バッグタイプとして、新たに2つの形状が追加され、1つの形状が改良されています(良く使われるクワトロ・シールバッグが追加されました)。さらに、モバイルデバイス用のビューワーにAugmented Reality機能が追加されています。これは、3Dパッケージングデザインを特定の背景画面内で共有・表示することにより、素早く比較したり、より精緻に意思決定したりする際に最適な機能です。

5.CHILI Publishの統合:クラウドベースのパッケージ編集
 パッケージングデザイン専用の世界初のイン・ブラウザー・エディタ(ブラウザ上で編集が可能なソフト)を市場に提供するために、エスコはCHILI Publishとパートナーシップを結んでいます。このソリューションにより、Artwork Creatorを使えばサプライチェーン内の誰もが(例えばグローバルブランドのブランドマネージャーでも)、決められた制約の範囲内でパッケージのコンテンツを編集できます。これにより、ブランドオーナーはパッケージのコンテンツを管理し、ミスやそれがもたらす製品リコールを回避し、最終的には、全プロセスを通じてブランドの完全性とデザインの意図の両方が確保されることを確実なものにします。

6.検査システムとの連携:高い信頼性のためには「目視」が必要
 検査システムとの連携モジュールによって、検査システムの自動処理設定に必要不可欠なパラメーターをデジタルデータとして送信することが可能になり、設定時間がなくなることで1ジョブあたり3〜5分の作業時間を節約できます。これは、小ロットであっても大量の部数であっても、デジタルプリンティング環境においては特に重要で、時間の節約は1日あたり合計で2時間以上にもなりえるものです。また、この検査システムとのデジタルでの連携の仕組みは、バリアブル(可変)データを検査する場合には、唯一の方法でもあります。

7.ArtPro+:極めて優れた品質管理
 ArtPro+はアートワークやプリプレスのファイルの品質管理ツールとして提供される新しいソフトウエアで、ArtPro 14およびPackEdge 14に無料で付属します。MacintoshとWindowsのどちらでも実行できます。画期的なユーザーインターフェイスと最新の64ビットアーキテクチャーにより、ArtPro+は未来のワークフローに向けて準備万端な状況です。

8.Imaging Engine:CTP向けAPPE3
 今回、Imaging Engine 14がAdobeのPDF Print Engine(APPE3)プラットフォームを搭載したことにより、ユーザーはCTP工程の新しいステップへ進むことができます。プレート作成プロセスにオペレーターが介入する必要が減り、一貫性が向上し、エラーが減り、入力データの重複がなくなることは、Imagine Engine14の代表的なメリットです。

9.FlexProof:「証拠」は…Proofの中に!
 タスク・ドリブンでウィザードスタイルの新しいユーザーインターフェイスにより、最大限に高い精度を求める場合でも、プルーフ装置のプロファイルの調整と最適化がはるかにシンプルな作業となります。FlexProofによりオペレーターの時間を節約しながら色の精度に対する期待を迅速に満たすことができます。

10.i-cut Layout+:次世代のレイアウト・エディタ
 次世代のレイアウトエディタが生産のスピードアップに貢献します。i-cut Layout+は、シンプルでタスク指向のユーザーインターフェースを搭載しているため、学習曲線を極めて短くすることが可能です。MacintoshとWindowsの両方に互換性があり、全面的な柔軟性を備えています。


【メンテナンス契約】
 エスコは2014年10月7日にSuite 14の販売を開始します。メンテナンス契約を締結しているお客様は入手資格のあるソフトウェアをその契約の一部としてお受け取りいただけます。既に既存バージョンをご愛用いただいているお客様には、この最新バージョンへお得にバージョンアップいただける期間限定キャンペーンもあわせてご紹介いたします。

【「Suite 14」の基本情報】
名称   : Suite 14
発売開始日: 2014年10月7日
販売価格 : オープンプライス
販売形態 : エスコ正規代理店または、直接販売
URL    : http://www.esko.com/


■会社概要
商号  : エスコグラフィックス株式会社
所在地 : 〒163-1307 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー7階
代表者 : 代表取締役 南 文輝
URL   : http://www.esko.com/


【本製品に関するお客様からのお問い合わせ先】
エスコグラフィックス株式会社
Tel:03-5909-7631/06-6342-0112
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