全面リニューアルのKDDIが使いやすいサイト初の1位に輝く! 〜トライベックが主要企業Webユーザビリティランキング2014<企業サイト編>を発表〜
[14/12/04]
提供元:@Press
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トライベック・ストラテジー株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:後藤 洋)は、「主要企業Webユーザビリティランキング2014<企業サイト編>」を実施し、全15業界・150サイトのユーザビリティ(使い勝手や安全性など)を評価しました。調査は2014年8月中旬から10月下旬にかけて実施しました。
■オムニチャネル時代を勝ち抜くオウンドメディア戦略
マーケティング大転換期と言われている今、オウンドメディアは企業とユーザーをつなぐコミュニケーションHUBとして欠かすことのできないメディアになりつつあります。特に昨今のオムニチャネル時代と言われる中では、企業とユーザーのコンタクトポイントは多様化し続けている状況です。こうした中で企業は、リアルなコンタクトポイントはもちろんのこと、オンラインにおいてもあらゆるツールを駆使し、ユーザーとのコンタクトポイントにおいて存在感を示す必要があります。
そこで欠かすことができないのがオウンドメディアと言えます。オウンドメディアは、企業においてはひとつの公式サイトという位置づけである場合が多いですが、ユーザーにとっては重要な情報源と言えます。「続きはウェブで」「詳しくはこちらをクリック」「○○で検索」といったフレーズが飛び交っている中で、ユーザーが行き着く先はオウンドメディアなのです。オウンドメディアが企業とユーザーのコミュニケーションのHUBとなることによって、はじめてオウンドメディアは真価を発揮するのです。
そしてこのオウンドメディアの真価を発揮するのに欠かせないのが、今回のテーマであるユーザビリティ(使いやすさ)です。オウンドメディアは企業の単なる公式サイトではありません。企業がユーザーと直接コミュニケーションすることが可能な、オムニチャネル上の重要なチャネルです。コミュニケーションHUBとして、ユーザーと向き合い、ユーザーの欲しい情報やこれまでにない企業の商品・サービスの魅力をストレスなく伝えていくために、ユーザビリティは欠かすことのできない指標と言えるでしょう。
■評価対象
「総合電機・エレクトロニクス」、「精密機器・電子部品」、「IT・情報通信」、「機械・部品メーカー」、「自動車・自動二輪」、「医薬品」、「化学・繊維」、「鉄鋼・金属・材料」、「銀行」、「証券・その他金融」、「商社・流通」、「食品・飲料・生活用品」、「建設・不動産」、「鉄道・運輸」、「電力・ガス・エネルギー」の15業界、主要企業150サイト。
■評価方法
トライベック・ストラテジーのユーザビリティ診断プログラムを用いて、「アクセス性」、「サイト全体の明快性」、「ナビゲーションの使いやすさ」、「コンテンツの適切性」、「ヘルプ・安全性」の5評価軸、全96項目について評価しました。
■評価改訂のポイント
今回の調査は、トライベック・ストラテジーのユーザビリティ診断プログラムによって評価を実施していますが、本プログラムの評価基準については技術トレンドやユーザー環境の変化にあわせ評価内容や配点ウェイトの見直しを毎年行っています。
<評価改訂のポイント 詳細>
1.オウンドメディアとしての情報発信力の強化
・企業の「顔」としてのトップページにおいて、企業の最新の取り組みなどをニュースとして積極的に発信する施策を評価します。例えば、単にテキスト文字情報だけで最新情報を伝えるのではなく、魅力的な写真や動画とともに最新情報を発信している企業サイトを評価しています。
2.マルチエントランスの考え方を取り入れた設計を重視
・トップページにおいて下層メニューを目次リストとして配置しているだけではなく、あらゆる階層から利用されるグローバルナビゲーションにおいて、メガドロップダウンメニューを活用し快適なサイト内回遊を促す施策に取り組めているかについても評価対象としました。
・検索エンジンを経由し、主要なキーワードから直接ランディングされる可能性の高いメインカテゴリトップ(主に第2階層)において、ユーザー行動を十分に喚起するための工夫がなされているかを新たに評価指標に加えています。
3.マイクロサイト(サービス、ブランドサイト)間の横断をサポートするナビゲーション(Cross Navigation)の積極採用
・未だに根強い企業の縦割り組織の影響を受け、サテライトサイトが乱立もしくは本体サイトとの導線が分断されているケースが多くみられますが、こうした状況を改善しようとしている試みを前向きに評価します。例えば、目的や対象ターゲットが異なる各マイクロサイト群を統一されたレギュレーションのもと、横串で回遊しやすいナビゲーションを提供することで、ユーザーにストレスを与えることなく一貫したブランド体験を提供できているかについて評価します。
4.情報の得やすさ、伝わりやすさを十分に考慮した高い可読性
・情報の伝わりやすさを左右する文字のサイズや行間、文字間についてより厳格な基準を設けるとともに、そのページでユーザーに伝えたい要点がしっかりと伝わるようなわかりやすい見出しの付け方やレイアウト、適切な文章量などについて評価します。
■調査結果の概要
今回実施したWebユーザビリティランキングにおいては、ナビゲーションやレイアウトの操作や視覚的な「使いやすさ」に留まらず、さらにユーザーの行動プロセスを考慮したナビゲーション誘導や、コンテンツ配置によって「伝わりやすさ」を重視した企業サイトも見られるようになりました。しかしながら、このようなユーザー視点での「使いやすさ+伝わりやすさ」を考慮したオウンドメディアを実現できている企業サイトは未だ少数であり、その結果が今回のランキングにも反映されていると言えるでしょう。
<ランキング上位企業の傾向>
・今回のランキング1位は、「KDDI」。昨年1位の「au」を抑えて初の1位に輝きました。評価ポイントとしては、企業サイトの「メディア化」にいち早く取り組んでいる点で、トップページでの情報発信における訴求方法に工夫がみられるとともに、下層においても膨大な情報量を有するにも関わらずサイト全体で一貫したデザインとユーザビリティを提供できていました。各マイクロサイトを横断できるクイック検索やランキング、閲覧履歴などユーティリティ面でのナビゲーションも用意されており、使い勝手においてもユーザーフレンドリーなUIが実装されています。
最近ではユーザーのコンタクトポイントが多様化し、さまざまなデバイスからのアクセスやソーシャルを経由したアクセスなど下層に直接ランディングするケースも設計思想として取り入れるべきですが、このようなマルチデバイス、マルチエントランスの考え方もしっかりと取り入れたサイト構成となっています。
・2位は「au」、3位は「NTTドコモ」で、通信事業会社が占めましたが、いずれも高い水準のユーザビリティを実現できていました。新規ユーザーの獲得と、会員ユーザーへのマイページやヘルプコンテンツの提供といった両面の役割が求められるサイトであり、オウンドメディアに対する満足度が顧客満足度や会員獲得にも大きく影響すると考えられるため、積極的にユーザビリティの向上に取り組んでいる業界の好例と言えるでしょう。「NTTドコモ」については、トップページの情報整理が昨年に比べ大きく進み、見やすさや情報の探しやすさが向上した一方で、膨大な情報量を持つサイトであるがゆえに下層の改善が進んでおらず、上位の2社に遅れをとったと言えるでしょう。
・その他の企業では、5位の「キリンビール」、6位の「日本ハム」がリニューアルによって大きく順位を上げました。これらの企業もオウンドメディア化に積極的に取り組めているサイトとして、優れた情報設計やユーザビリティ設計を実現しています。
・業種別に見ると、1位「IT・情報通信」、2位「商社・流通」、3位「食品・飲料・生活用品」、4位「電力・ガス・エネルギー」という結果となりました。前回と比べ、一般消費者向けにサービスを提供するB to C企業が上位を占め、B to B企業とのスコア差が広がりつつあります。B to B企業においても、ブランド認知やグローバル化、リード獲得といったオウンドメディアにおける重要な役割があり、早急な改善への取り組みが期待されます。
・昨年に比べ、TOPページでユーザーニーズの高いコンテンツを視覚的に取り入れる、プレゼンテーションの強化を意識したサイトが徐々に増えてきている傾向にあります。また、次第にマルチデバイスでのコンタクトを意識したサイトのレスポンシブ化、スマートフォン最適化、ソーシャルと連携した情報発信に取り組む企業も増加傾向にあり、今後も引き続きオウンドメディアの潮流として注目すべきと言えるでしょう。
◎主要企業150サイトのランキング結果をすべてご覧になりたい方はこちら
http://www.tribeck.jp/usability/ranking/2014/
<参考資料>
・企業サイト上位10位ランキング
順位 企業/サイト名
1.KDDI
2.au
3.NTTドコモ
4.JX日鉱日石エネルギー
5.キリンビール
6.日本ハム
7.東京メトロ
8.住友商事
9.野村證券
10.日本生命
・業種別上位10位ランキング
順位 業種名
1.IT・情報通信
2.商社・流通
3.食品・飲料・生活用品
4.電力・ガス・エネルギー
5.銀行
6.総合電機・エレクトロニクス
7.証券・その他金融
8.鉄道・運輸
9.精密機器・電子部品
10.自動車・自動二輪
【会社概要】
会社名 : トライベック・ストラテジー株式会社
所在地 : 東京都港区赤坂7丁目1番地1 青山安田ビル3階
代表者 : 代表取締役社長 後藤 洋
設立 : 2001年9月4日
資本金 : 1億500万円
事業内容: Webコンサルテーション、インテグレーション事業
Web戦略策定からサイト構築、
運営支援までワンストップで提供いたします
URL : http://www.tribeck.jp/
■オムニチャネル時代を勝ち抜くオウンドメディア戦略
マーケティング大転換期と言われている今、オウンドメディアは企業とユーザーをつなぐコミュニケーションHUBとして欠かすことのできないメディアになりつつあります。特に昨今のオムニチャネル時代と言われる中では、企業とユーザーのコンタクトポイントは多様化し続けている状況です。こうした中で企業は、リアルなコンタクトポイントはもちろんのこと、オンラインにおいてもあらゆるツールを駆使し、ユーザーとのコンタクトポイントにおいて存在感を示す必要があります。
そこで欠かすことができないのがオウンドメディアと言えます。オウンドメディアは、企業においてはひとつの公式サイトという位置づけである場合が多いですが、ユーザーにとっては重要な情報源と言えます。「続きはウェブで」「詳しくはこちらをクリック」「○○で検索」といったフレーズが飛び交っている中で、ユーザーが行き着く先はオウンドメディアなのです。オウンドメディアが企業とユーザーのコミュニケーションのHUBとなることによって、はじめてオウンドメディアは真価を発揮するのです。
そしてこのオウンドメディアの真価を発揮するのに欠かせないのが、今回のテーマであるユーザビリティ(使いやすさ)です。オウンドメディアは企業の単なる公式サイトではありません。企業がユーザーと直接コミュニケーションすることが可能な、オムニチャネル上の重要なチャネルです。コミュニケーションHUBとして、ユーザーと向き合い、ユーザーの欲しい情報やこれまでにない企業の商品・サービスの魅力をストレスなく伝えていくために、ユーザビリティは欠かすことのできない指標と言えるでしょう。
■評価対象
「総合電機・エレクトロニクス」、「精密機器・電子部品」、「IT・情報通信」、「機械・部品メーカー」、「自動車・自動二輪」、「医薬品」、「化学・繊維」、「鉄鋼・金属・材料」、「銀行」、「証券・その他金融」、「商社・流通」、「食品・飲料・生活用品」、「建設・不動産」、「鉄道・運輸」、「電力・ガス・エネルギー」の15業界、主要企業150サイト。
■評価方法
トライベック・ストラテジーのユーザビリティ診断プログラムを用いて、「アクセス性」、「サイト全体の明快性」、「ナビゲーションの使いやすさ」、「コンテンツの適切性」、「ヘルプ・安全性」の5評価軸、全96項目について評価しました。
■評価改訂のポイント
今回の調査は、トライベック・ストラテジーのユーザビリティ診断プログラムによって評価を実施していますが、本プログラムの評価基準については技術トレンドやユーザー環境の変化にあわせ評価内容や配点ウェイトの見直しを毎年行っています。
<評価改訂のポイント 詳細>
1.オウンドメディアとしての情報発信力の強化
・企業の「顔」としてのトップページにおいて、企業の最新の取り組みなどをニュースとして積極的に発信する施策を評価します。例えば、単にテキスト文字情報だけで最新情報を伝えるのではなく、魅力的な写真や動画とともに最新情報を発信している企業サイトを評価しています。
2.マルチエントランスの考え方を取り入れた設計を重視
・トップページにおいて下層メニューを目次リストとして配置しているだけではなく、あらゆる階層から利用されるグローバルナビゲーションにおいて、メガドロップダウンメニューを活用し快適なサイト内回遊を促す施策に取り組めているかについても評価対象としました。
・検索エンジンを経由し、主要なキーワードから直接ランディングされる可能性の高いメインカテゴリトップ(主に第2階層)において、ユーザー行動を十分に喚起するための工夫がなされているかを新たに評価指標に加えています。
3.マイクロサイト(サービス、ブランドサイト)間の横断をサポートするナビゲーション(Cross Navigation)の積極採用
・未だに根強い企業の縦割り組織の影響を受け、サテライトサイトが乱立もしくは本体サイトとの導線が分断されているケースが多くみられますが、こうした状況を改善しようとしている試みを前向きに評価します。例えば、目的や対象ターゲットが異なる各マイクロサイト群を統一されたレギュレーションのもと、横串で回遊しやすいナビゲーションを提供することで、ユーザーにストレスを与えることなく一貫したブランド体験を提供できているかについて評価します。
4.情報の得やすさ、伝わりやすさを十分に考慮した高い可読性
・情報の伝わりやすさを左右する文字のサイズや行間、文字間についてより厳格な基準を設けるとともに、そのページでユーザーに伝えたい要点がしっかりと伝わるようなわかりやすい見出しの付け方やレイアウト、適切な文章量などについて評価します。
■調査結果の概要
今回実施したWebユーザビリティランキングにおいては、ナビゲーションやレイアウトの操作や視覚的な「使いやすさ」に留まらず、さらにユーザーの行動プロセスを考慮したナビゲーション誘導や、コンテンツ配置によって「伝わりやすさ」を重視した企業サイトも見られるようになりました。しかしながら、このようなユーザー視点での「使いやすさ+伝わりやすさ」を考慮したオウンドメディアを実現できている企業サイトは未だ少数であり、その結果が今回のランキングにも反映されていると言えるでしょう。
<ランキング上位企業の傾向>
・今回のランキング1位は、「KDDI」。昨年1位の「au」を抑えて初の1位に輝きました。評価ポイントとしては、企業サイトの「メディア化」にいち早く取り組んでいる点で、トップページでの情報発信における訴求方法に工夫がみられるとともに、下層においても膨大な情報量を有するにも関わらずサイト全体で一貫したデザインとユーザビリティを提供できていました。各マイクロサイトを横断できるクイック検索やランキング、閲覧履歴などユーティリティ面でのナビゲーションも用意されており、使い勝手においてもユーザーフレンドリーなUIが実装されています。
最近ではユーザーのコンタクトポイントが多様化し、さまざまなデバイスからのアクセスやソーシャルを経由したアクセスなど下層に直接ランディングするケースも設計思想として取り入れるべきですが、このようなマルチデバイス、マルチエントランスの考え方もしっかりと取り入れたサイト構成となっています。
・2位は「au」、3位は「NTTドコモ」で、通信事業会社が占めましたが、いずれも高い水準のユーザビリティを実現できていました。新規ユーザーの獲得と、会員ユーザーへのマイページやヘルプコンテンツの提供といった両面の役割が求められるサイトであり、オウンドメディアに対する満足度が顧客満足度や会員獲得にも大きく影響すると考えられるため、積極的にユーザビリティの向上に取り組んでいる業界の好例と言えるでしょう。「NTTドコモ」については、トップページの情報整理が昨年に比べ大きく進み、見やすさや情報の探しやすさが向上した一方で、膨大な情報量を持つサイトであるがゆえに下層の改善が進んでおらず、上位の2社に遅れをとったと言えるでしょう。
・その他の企業では、5位の「キリンビール」、6位の「日本ハム」がリニューアルによって大きく順位を上げました。これらの企業もオウンドメディア化に積極的に取り組めているサイトとして、優れた情報設計やユーザビリティ設計を実現しています。
・業種別に見ると、1位「IT・情報通信」、2位「商社・流通」、3位「食品・飲料・生活用品」、4位「電力・ガス・エネルギー」という結果となりました。前回と比べ、一般消費者向けにサービスを提供するB to C企業が上位を占め、B to B企業とのスコア差が広がりつつあります。B to B企業においても、ブランド認知やグローバル化、リード獲得といったオウンドメディアにおける重要な役割があり、早急な改善への取り組みが期待されます。
・昨年に比べ、TOPページでユーザーニーズの高いコンテンツを視覚的に取り入れる、プレゼンテーションの強化を意識したサイトが徐々に増えてきている傾向にあります。また、次第にマルチデバイスでのコンタクトを意識したサイトのレスポンシブ化、スマートフォン最適化、ソーシャルと連携した情報発信に取り組む企業も増加傾向にあり、今後も引き続きオウンドメディアの潮流として注目すべきと言えるでしょう。
◎主要企業150サイトのランキング結果をすべてご覧になりたい方はこちら
http://www.tribeck.jp/usability/ranking/2014/
<参考資料>
・企業サイト上位10位ランキング
順位 企業/サイト名
1.KDDI
2.au
3.NTTドコモ
4.JX日鉱日石エネルギー
5.キリンビール
6.日本ハム
7.東京メトロ
8.住友商事
9.野村證券
10.日本生命
・業種別上位10位ランキング
順位 業種名
1.IT・情報通信
2.商社・流通
3.食品・飲料・生活用品
4.電力・ガス・エネルギー
5.銀行
6.総合電機・エレクトロニクス
7.証券・その他金融
8.鉄道・運輸
9.精密機器・電子部品
10.自動車・自動二輪
【会社概要】
会社名 : トライベック・ストラテジー株式会社
所在地 : 東京都港区赤坂7丁目1番地1 青山安田ビル3階
代表者 : 代表取締役社長 後藤 洋
設立 : 2001年9月4日
資本金 : 1億500万円
事業内容: Webコンサルテーション、インテグレーション事業
Web戦略策定からサイト構築、
運営支援までワンストップで提供いたします
URL : http://www.tribeck.jp/