メディケア生命調べ 合コン・街コンに参加して欲しいスポーツ選手 1位は「錦織圭さん」
[14/12/10]
提供元:@Press
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メディケア生命保険株式会社(http://www.medicarelife.com/)(本社:東京都江東区、取締役社長:高尾延治)は、「合コン・街コンに関する意識調査2014」をモバイルリサーチ(携帯電話によるインターネットリサーチ)により、2014年11月22日〜11月25日の4日間において実施し、20〜39歳の未婚男女1,000名の有効サンプルを集計いたしました。(調査協力機関:ネットエイジア株式会社)
男女が出会う方法のひとつである“合コン”ですが、近年、その種類は多様化し、地域ぐるみで行われる“街コン”や、共通の趣味を持った人たちが集まる“趣味コン”という言葉も出てきました。そうした新たな合コンの形も含めた“男女の出会い”についての意識や実態を調査するため、20〜39歳の未婚男女1,000名(全回答者)に、「合コン・街コンに関する意識調査2014」を行いました。
◆合コン参加経験者は36% 年収400万円以上層では69%
◆合コン参加経験率が最も高かった都道府県は「福岡県」47%
◆参加頻度 合コン・趣味コンともに『1ヶ月に1回以上』が1割
◆合コンの参加理由 「恋活」過半数、「人脈を広げる」3割、「友活」は4人に1人
◆街コンの参加理由 トップは「恋活」、3位に「婚活」 街コンは合コンより結婚相手探しモード?
◆趣味コンの参加理由 1位「友活」・「人脈拡大」 3位に「盛り上がるため」など、恋より楽しさを求める傾向
まず、全回答者(1,000名)に、合コン・街コン・趣味コンに参加したことがあるか聞いたところ、《合コン》(※1)に「参加したことがある」は35.5%、《街コン》(※2)に「参加したことがある」は11.4%、《趣味コン》(※3)に「参加したことがある」は10.3%となり、合コンは3人に1人が参加経験があるのに対し、街コン・趣味コンについては、参加経験者が1割程度と、まだまだ少ないことがわかりました。
※1:人と出会うことを目的として、男女混合で行われるコンパとして聴取
※2:地域・街ぐるみで行われる合コンとして聴取
※3:同じ趣味を持った人を集めて行われる合コンとして聴取
参加経験者が最も多かった《合コン》について、参加経験者の割合を男女別、年収別、居住地別にみてみました。
まず、男女別にみると、男性では39.6%、女性では31.4%と、男性のほうが高くなりました。
さらに、年収別にみると、100万円未満層21.3%、100万円〜200万円未満層29.0%、200万円〜300万円未満層47.7%、300万円〜400万円未満層54.8%、400万円以上層68.5%となり、年収400万円以上層の参加経験者の割合が最も高くなりました。
また、参加経験者の割合を居住地別(※4)にみると、福岡県(46.7%)、東京都(41.1%)、大阪府(40.3%)、北海道(37.9%)、兵庫県(36.7%)の順で高くなり、合コンの参加経験率は「福岡県」が最も高い結果となりました。
※4:回答者が30名以上の都道府県を分析の対象とした
次に、それぞれの参加経験者に、最も参加していた時期の参加頻度について聞いたところ、合コン(参加経験者355名)では、「週に2回以上」が1.7%、「週に1回程度」が0.8%、「2週間に1回程度」が1.7%、「1ヶ月に1回程度」が5.9%となり、『1ヶ月に1回以上』の割合は10.1%と1割となりました。また、「1年に1回以下」は57.2%でした。
そのほか、街コン(参加経験者114名)では、『1ヶ月に1回以上』の割合は5.3%、趣味コン(参加経験者103名)では、『1ヶ月に1回以上』の割合は10.7%となりました。
続いて、それぞれの参加経験者に、参加する理由について尋ねました。
合コン参加経験者(355名)が合コンに参加する理由として、最も多かったのは「恋活(恋人を作る活動)のため」で、51.5%と過半数が回答しました。以下、「人脈を広げるため」(32.4%)が3割台、「友活(友人を作る活動)のため」(25.4%)、「なんとなく」(23.7%)、「とにかくワイワイ盛り上がるため」(22.8%)が2割台で続きました。また、「婚活(結婚相手を探す活動)のため」は1割半(17.2%)となりました。
男女別にみると、女性では「知人の恋活・婚活を手伝うため」が18.5%となり、男性(9.1%)よりも高くなりました。
街コン参加経験者(114名)の街コン参加理由でも、最多回答は「恋活のため」(42.1%)でした。2番目に多かった「人脈を広げるため」(28.1%)に次いで、3位には「婚活のため」(27.2%)が入り、合コンよりも街コンのほうが、結婚を意識して参加する割合が高くなりました。
趣味コン参加経験者(103名)の趣味コン参加理由では、「友活のため」・「人脈を広げるため」が同率(38.8%)で1位となりました。次ぐ3位には「とにかくワイワイ盛り上がるため」(21.4%)が入り、僅差で「恋活のため」(20.4%)が続きました。趣味コンに関しては、男女の出会いもさることながら、新たな友人・知人を求めて楽しく時間を過ごしたい、という動機で参加する方が多くみられました。
◆合コン・街コン・趣味コン 見た目では「清潔感」と「顔」を6割がチェックポイントと回答!
◆合コンなど参加時に相手の「クルマ」をチェック 2割
◆合コン・街コン・趣味コンで相手の「LINEのID」をチェック 3割
◆合コンなどで女性がチェックしたいのは「職業」、「年収」、「清潔感」、「靴」、「常識」、「食事のマナー」!
◆合コンなどで「トークの相性」をチェックしたい お笑い文化が盛んな大阪府では6割以上
合コン・街コンの参加理由のトップは“恋活”でした。パートナーを探すのならば、気になるポイントもあるのではないでしょうか。
そこで、全回答者(1,000名)に、合コン・街コン・趣味コンで出会った相手に対して、“ここはチェックしておきたい!知りたい!”と思うポイントについて聞きました。
《ステータス》部門では、トップに「年齢」(68.0%)が入り、続いて「職業」(48.3%)、「居住地」(32.9%)が上位となりました。
《見た目》部門では「清潔感」(62.2%)と「顔」(60.5%)が6割台で上位2位となり、「スタイル」(43.5%)が4割半で続きました。
《持ち物・所有物》部門では、「靴」(21.0%)、「クルマ」(18.6%)、「財布」(17.1%)が上位3項目となりました。
《人間性》部門では、「マナー・常識」を72.4%と4人に3人がチェックポイントとして挙げ、次いで「優しさ・気遣い」が7割(68.9%)、「価値観」が5割半(53.5%)で上位回答となりました。
また、《連絡先》として、「メールアドレス」を4割半(46.3%)、「携帯電話番号」を4割強(42.6%)、「LINEのID」を3割(29.2%)が、チェックしたいと回答しています。
男女別にみると、女性のほうが男性に比べチェックしたい割合が高い項目がありました。差が大きかったものとして、「職業」(男性29.8%、女性66.8%、以下同順)、「年収」(11.0%、39.2%)、「清潔感」(49.2%、75.2%)、「食事のマナー・お酒の飲み方」(26.6%、51.6%)、「マナー・常識」(62.4%、82.4%)、「靴」(11.0%、女性31.0%)が、それぞれ女性のほうが20ポイント以上高い結果となりました。
また、居住地別(北海道、東京都、愛知県、大阪府、福岡県の比較)にみると、「トークの相性」をチェックしたいポイントに挙げたのは大阪府が他より高く61.2%と6割以上となりました。お笑い文化が盛んといわれる大阪府では、会話のテンポなど相手とのトークの相性も気になるのではないでしょうか。
それでは、合コン・街コン・趣味コンの参加経験者たちは、それらに参加する際、どのようなことに気を付けていたのでしょうか。いずれかに参加経験のある379名に質問しました。
《見た目》について最も気を付けた割合が高かったのは「清潔感」(64.1%)でした。続いて「髪型・髪色」(45.4%)、「おしゃれさ・服の趣味」(42.5%)が4割台で続きました。
《持ち物》については、「靴」(34.8%)、「カバン」(23.0%)に続いて、「ハンカチ」(17.7%)が上位となりました。
《人間性》としては、「マナー・常識」が6割半(66.0%)でトップとなり、「優しさ・気遣い」が6割弱(57.3%)、「言葉使い」が5割(51.2%)で続きました。
◆理想的な合コンとは? 「気の合う異性がいる」5割、「異性から話しかけてくれる」3割半
◆理想的な合コンにはお店選びも重要! 理想的な合コンの条件の2位は「料理やお酒がおいしい」
◆女性の4人に1人が「相手の勤め先の安定感」を理想的な合コンの条件に!
◆“こんな合コンは嫌だ!” 1位「自慢話全開の人がいる」
◆こんな合コンは嫌だ 「既婚者が参加」4割強、「合コン慣れした人が揃っている」3割半
◆「合コンで相手側の勤め先がブラック企業」 女性の4割強が“嫌だ”と回答
合コンは、メンバーはもちろん、環境や状況もその時々で様々ですが、どのような合コンが理想的だと思われているのでしょうか。
全回答者(1,000名)に、“こんな合コンが理想的だ”と思うことを聞いたところ、1位となったのは「気の合う異性がいる」(48.5%)でした。合コンの参加理由で恋活が1位となっていたこともあり、4位には「異性から積極的に話しかけてくれる」(33.8%)、5位には「自分を気に入っていそうな異性がいる」(31.7%)がランクインし、恋愛に発展する可能性を感じられる合コンが理想、と思う方は多そうです。
また、2位の「料理やお酒がおいしい」(41.2%)をはじめ、「お店がきれい」(31.7%)、「お店がソファ席や個室などゆっくりできるところ」(30.6%)、「お店へのアクセスがよい」(27.0%)など、上位10項目中4項目がお店に関するポイントになったことから、お店選びも重要と考えられていることが窺えました。
男女別にみると、「相手側の勤め先が安定感のある会社」(男性2.2%、女性26.0%)について、女性の4人に1人が理想だと回答しました。女性が合コンで出会う男性に、安定を求めている様子が垣間みえました。
反対に、“こんな合コンは嫌だ”と思うことを聞いたところ、1位「自慢話ばかりする人がいる」(45.3%)、3位「会話がおもしろくない」(43.0%)と、会話の内容に関する点が上位にランクインしました。また、「既婚者が参加している」(43.2%)は4割強、「合コン慣れした人が揃っている」(34.0%)は3割半が“嫌だ”と回答しています。合コンは恋人候補との出会いを求めて参加する人が過半数となっていたこともあり、通常、恋人候補にならない既婚者は、嫌がられてしまうことも多そうです。また、4位には「合コンゲームばかりする」(42.4%)との回答が挙がっています。“理想的な合コン”の3位に、楽しくワイワイ盛り上がることが挙がっていましたが、盛り上がり方には気を付けたほうがよいかもしれません。
男女別にみると、「相手側の勤め先がブラック企業」(男性13.6%、女性41.6%)であることを避けたい割合は女性のほうが高くなりました。相手の勤務先を意識しているのは、男性よりも女性のようです。
◆合コン・街コン・趣味コンの1回の参加費 平均額3,657円、男性平均は4,528円、女性平均は2,573円
◆これまでに合コンなどにいくら使った? 平均額は26,696円、「100,000円以上」との回答は7.7%
◆参加してよかったと思える合コンなどにいくら払える? 男性平均7,797円、女性平均4,708円
◆参加しないほうがよかったと思う合コンなどにはいくら? 3人に1人が「1,000円未満」
それでは、合コンなどに参加する際、いくらぐらいお金を使っているのでしょうか。
合コン・街コン・趣味コンのいずれかの参加経験者(379名)に、1回の参加費としていくらぐらい払うことが多いか自由回答形式で聞いたところ、最も多い金額帯は「3,000円〜4,000円未満」(30.1%)で、次いで「5,000円〜6,000円未満」(26.4%)となり、平均額は3,657円でした。また、「10,000円以上」との回答も4.7%みられました。
男女別にみると、男性では「5,000円〜6,000円未満」(41.0%)が最も多く、平均額は4,528円、一方、女性では「3,000円〜4,000円未満」(48.5%)が最も多く、6,000円以上の回答はなく、平均額は2,573円でした。
では、二次会なども含めた合計では、これまでいくらぐらい使っているのでしょうか。合コン・街コン・趣味コンのいずれかの参加経験者(379名)に自由回答形式で聞いたところ、「5,000円〜6,000円未満」が14.2%、「10,000円〜20,000円未満」が17.9%となり、平均額は26,696円でした。また、「100,000円以上」との回答も7.7%みられました。
合コン・街コン・趣味コン参加経験者(いずれかの参加者)の1回の参加費は、男性では「5,000円〜6,000円未満」、女性では「3,000円〜4,000円未満」が最多回答となっていましたが、参加費用について、どのように考えられているのでしょうか。
全回答者(1,000名)に、参加してよかったと思える合コン・街コン・趣味コンに、1回の参加費としていくらまでなら払ってもいいか自由回答形式で聞いたところ、「1,000円未満」(22.8%)、「5,000円〜6,000円未満」(24.8%)、「10,000円以上」(20.7%)が2割以上となり、平均額は6,252円でした。
男女別にみると、男性では「10,000円以上」(31.4%)が最も多く、平均額は7,797円、女性では「5,000円〜6,000円未満」(30.2%)が最も多く、平均額は4,708円となりました。
次に、全回答者(1,000名)に、先程とは逆に、参加しないほうがよかったと思う合コン・街コン・趣味コンに、1回の参加費としていくらまでなら払ってもいいか自由回答形式で聞いたところ、「1,000円未満」(33.0%)、「3,000円〜4,000円未満」(23.0%)、「5,000円〜6,000円未満」(16.0%)に回答が集まり、平均額は2,488円となりました。
男女別にみると、男女とも「1,000円未満」が最多回答(男性31.6%、女性34.4%)で、平均額は男性2,865円、女性2,110円でした。
◆お付き合いに発展したことのある機会・場所 トップは「学校」、2位「職場」、3位「合コン」
◆「SNSのオフ会」で恋人ができた経験がある人は8%
◆出会いを意識して参加したことのあるイベント 1位「合コン」、2位「バーベキュー」、3位「海水浴・プール」
◆「マンガコン・アニメコン」、「散歩コン」、「ゲームコン」、「謎解きコン」などの趣味コン参加者は今後増加?
恋人を探すことが合コンの参加理由の最多回答でしたが、当然、恋人との出会いは合コンに限りません。
全回答者(1,000名)に、どのような機会・場所で出会った人と、お付き合いに発展したことがあるか聞いたところ、最も多かったのは「学校」(38.7%)でした。学生の頃に甘酸っぱい恋をした方も多いのではないでしょうか。以下、「職場」(30.9%)、「合コン」(12.2%)と続き、4位には「SNSのオフ会」(8.4%)が入りました。職場恋愛や合コンといった“定番”と言えそうな出会い方のほか、SNSから始まる恋愛を経験している方もいるようです。
続いて、全回答者(1,000名)に、男女の出会いを意識して参加したことのあるもの、参加してみたい・もう一度参加したいものについて聞きました。
《参加したことのあるもの》の上位は、1位「合コン」(28.5%)、2位「バーベキュー」(16.1%)、3位「海水浴・プール」(8.1%)、4位「街コン」(6.8%)、5位「音楽フェス(夏フェス、カウントダウンフェスなど)」(6.3%)でした。また、今からがシーズンとなる「スキー・スノーボード」(5.0%)はそれらに次ぐ6位となっています。
年収別にみると、「キャンプ」は年収400万以上層が16.4%で他の年収層と比べ高くなりました。
また、《参加してみたい・もう一度参加したいもの》として上位に挙がったのは、1位「合コン」(21.4%)、2位「バーベキュー」(19.0%)、3位「街コン」(18.1%)、4位「音楽フェス(夏フェス、カウントダウンフェスなど)」(16.6%)、5位「マンガコン・アニメコン」(15.7%)でした。5位の「マンガコン・アニメコン」のほか、「散歩コン」(15.0%)、「ゲームコン」(14.7%)、「謎解きコン」(12.7%)、「シネマコン」(11.5%)でも、“参加したことがある”ものとして挙げられた割合より“参加したい”ものとして挙げられた割合のほうが高くなりました。これらの趣味コンに参加する人は、今後増えていくのかもしれません。
◆一緒に合コン・街コンに参加して欲しい人は?
《お笑い芸人》1位「明石家さんまさん」、《タレント》1位「石原さとみさん」、《ミュージシャン》1位「福山雅治さん」
《スポーツ選手》1位は今年大活躍「錦織圭さん」、《有識者》では“尾木ママ”こと「尾木直樹さん」が1位
最後に、全回答者(1,000名)に、“一緒に合コン・街コンに参加して欲しい”と思う人を、様々なジャンルについて1名ずつ、自由回答形式で挙げてもらいました。
《お笑い芸人》としてトップになったのは「明石家さんまさん」(45人)で、2位はお笑いコンビ・アンタッチャブルの「山崎弘也さん」(27人)、3位は「有吉弘行さん」(23人)となりました。
《タレント》部門の上位3名は、「石原さとみさん」(21人)、「向井理さん」(19人)、「斎藤工さん」(15人)でした。
《ミュージシャン》部門では、1位は「福山雅治さん」(56人)で、2位「西野カナさん」(22人)の2倍以上の得票数となりました。また、3位は「miwaさん」(21人)でした。
《スポーツ選手》部門では、2014年大活躍した「錦織圭さん」(63人)が1位となり、2位は「イチローさん」(47人)、3位は、今年のソチオリンピックで金メダルを獲得した「羽生結弦さん」(37人)がランクインしました。
また、《有識者(経営者、学者、評論家、作家、芸術家など)》部門では、“尾木ママ”こと「尾木直樹さん」(20人)、「池上彰さん」(16人)、「堀江貴文さん」(15人)が上位3名となりました。
男女が出会う方法のひとつである“合コン”ですが、近年、その種類は多様化し、地域ぐるみで行われる“街コン”や、共通の趣味を持った人たちが集まる“趣味コン”という言葉も出てきました。そうした新たな合コンの形も含めた“男女の出会い”についての意識や実態を調査するため、20〜39歳の未婚男女1,000名(全回答者)に、「合コン・街コンに関する意識調査2014」を行いました。
◆合コン参加経験者は36% 年収400万円以上層では69%
◆合コン参加経験率が最も高かった都道府県は「福岡県」47%
◆参加頻度 合コン・趣味コンともに『1ヶ月に1回以上』が1割
◆合コンの参加理由 「恋活」過半数、「人脈を広げる」3割、「友活」は4人に1人
◆街コンの参加理由 トップは「恋活」、3位に「婚活」 街コンは合コンより結婚相手探しモード?
◆趣味コンの参加理由 1位「友活」・「人脈拡大」 3位に「盛り上がるため」など、恋より楽しさを求める傾向
まず、全回答者(1,000名)に、合コン・街コン・趣味コンに参加したことがあるか聞いたところ、《合コン》(※1)に「参加したことがある」は35.5%、《街コン》(※2)に「参加したことがある」は11.4%、《趣味コン》(※3)に「参加したことがある」は10.3%となり、合コンは3人に1人が参加経験があるのに対し、街コン・趣味コンについては、参加経験者が1割程度と、まだまだ少ないことがわかりました。
※1:人と出会うことを目的として、男女混合で行われるコンパとして聴取
※2:地域・街ぐるみで行われる合コンとして聴取
※3:同じ趣味を持った人を集めて行われる合コンとして聴取
参加経験者が最も多かった《合コン》について、参加経験者の割合を男女別、年収別、居住地別にみてみました。
まず、男女別にみると、男性では39.6%、女性では31.4%と、男性のほうが高くなりました。
さらに、年収別にみると、100万円未満層21.3%、100万円〜200万円未満層29.0%、200万円〜300万円未満層47.7%、300万円〜400万円未満層54.8%、400万円以上層68.5%となり、年収400万円以上層の参加経験者の割合が最も高くなりました。
また、参加経験者の割合を居住地別(※4)にみると、福岡県(46.7%)、東京都(41.1%)、大阪府(40.3%)、北海道(37.9%)、兵庫県(36.7%)の順で高くなり、合コンの参加経験率は「福岡県」が最も高い結果となりました。
※4:回答者が30名以上の都道府県を分析の対象とした
次に、それぞれの参加経験者に、最も参加していた時期の参加頻度について聞いたところ、合コン(参加経験者355名)では、「週に2回以上」が1.7%、「週に1回程度」が0.8%、「2週間に1回程度」が1.7%、「1ヶ月に1回程度」が5.9%となり、『1ヶ月に1回以上』の割合は10.1%と1割となりました。また、「1年に1回以下」は57.2%でした。
そのほか、街コン(参加経験者114名)では、『1ヶ月に1回以上』の割合は5.3%、趣味コン(参加経験者103名)では、『1ヶ月に1回以上』の割合は10.7%となりました。
続いて、それぞれの参加経験者に、参加する理由について尋ねました。
合コン参加経験者(355名)が合コンに参加する理由として、最も多かったのは「恋活(恋人を作る活動)のため」で、51.5%と過半数が回答しました。以下、「人脈を広げるため」(32.4%)が3割台、「友活(友人を作る活動)のため」(25.4%)、「なんとなく」(23.7%)、「とにかくワイワイ盛り上がるため」(22.8%)が2割台で続きました。また、「婚活(結婚相手を探す活動)のため」は1割半(17.2%)となりました。
男女別にみると、女性では「知人の恋活・婚活を手伝うため」が18.5%となり、男性(9.1%)よりも高くなりました。
街コン参加経験者(114名)の街コン参加理由でも、最多回答は「恋活のため」(42.1%)でした。2番目に多かった「人脈を広げるため」(28.1%)に次いで、3位には「婚活のため」(27.2%)が入り、合コンよりも街コンのほうが、結婚を意識して参加する割合が高くなりました。
趣味コン参加経験者(103名)の趣味コン参加理由では、「友活のため」・「人脈を広げるため」が同率(38.8%)で1位となりました。次ぐ3位には「とにかくワイワイ盛り上がるため」(21.4%)が入り、僅差で「恋活のため」(20.4%)が続きました。趣味コンに関しては、男女の出会いもさることながら、新たな友人・知人を求めて楽しく時間を過ごしたい、という動機で参加する方が多くみられました。
◆合コン・街コン・趣味コン 見た目では「清潔感」と「顔」を6割がチェックポイントと回答!
◆合コンなど参加時に相手の「クルマ」をチェック 2割
◆合コン・街コン・趣味コンで相手の「LINEのID」をチェック 3割
◆合コンなどで女性がチェックしたいのは「職業」、「年収」、「清潔感」、「靴」、「常識」、「食事のマナー」!
◆合コンなどで「トークの相性」をチェックしたい お笑い文化が盛んな大阪府では6割以上
合コン・街コンの参加理由のトップは“恋活”でした。パートナーを探すのならば、気になるポイントもあるのではないでしょうか。
そこで、全回答者(1,000名)に、合コン・街コン・趣味コンで出会った相手に対して、“ここはチェックしておきたい!知りたい!”と思うポイントについて聞きました。
《ステータス》部門では、トップに「年齢」(68.0%)が入り、続いて「職業」(48.3%)、「居住地」(32.9%)が上位となりました。
《見た目》部門では「清潔感」(62.2%)と「顔」(60.5%)が6割台で上位2位となり、「スタイル」(43.5%)が4割半で続きました。
《持ち物・所有物》部門では、「靴」(21.0%)、「クルマ」(18.6%)、「財布」(17.1%)が上位3項目となりました。
《人間性》部門では、「マナー・常識」を72.4%と4人に3人がチェックポイントとして挙げ、次いで「優しさ・気遣い」が7割(68.9%)、「価値観」が5割半(53.5%)で上位回答となりました。
また、《連絡先》として、「メールアドレス」を4割半(46.3%)、「携帯電話番号」を4割強(42.6%)、「LINEのID」を3割(29.2%)が、チェックしたいと回答しています。
男女別にみると、女性のほうが男性に比べチェックしたい割合が高い項目がありました。差が大きかったものとして、「職業」(男性29.8%、女性66.8%、以下同順)、「年収」(11.0%、39.2%)、「清潔感」(49.2%、75.2%)、「食事のマナー・お酒の飲み方」(26.6%、51.6%)、「マナー・常識」(62.4%、82.4%)、「靴」(11.0%、女性31.0%)が、それぞれ女性のほうが20ポイント以上高い結果となりました。
また、居住地別(北海道、東京都、愛知県、大阪府、福岡県の比較)にみると、「トークの相性」をチェックしたいポイントに挙げたのは大阪府が他より高く61.2%と6割以上となりました。お笑い文化が盛んといわれる大阪府では、会話のテンポなど相手とのトークの相性も気になるのではないでしょうか。
それでは、合コン・街コン・趣味コンの参加経験者たちは、それらに参加する際、どのようなことに気を付けていたのでしょうか。いずれかに参加経験のある379名に質問しました。
《見た目》について最も気を付けた割合が高かったのは「清潔感」(64.1%)でした。続いて「髪型・髪色」(45.4%)、「おしゃれさ・服の趣味」(42.5%)が4割台で続きました。
《持ち物》については、「靴」(34.8%)、「カバン」(23.0%)に続いて、「ハンカチ」(17.7%)が上位となりました。
《人間性》としては、「マナー・常識」が6割半(66.0%)でトップとなり、「優しさ・気遣い」が6割弱(57.3%)、「言葉使い」が5割(51.2%)で続きました。
◆理想的な合コンとは? 「気の合う異性がいる」5割、「異性から話しかけてくれる」3割半
◆理想的な合コンにはお店選びも重要! 理想的な合コンの条件の2位は「料理やお酒がおいしい」
◆女性の4人に1人が「相手の勤め先の安定感」を理想的な合コンの条件に!
◆“こんな合コンは嫌だ!” 1位「自慢話全開の人がいる」
◆こんな合コンは嫌だ 「既婚者が参加」4割強、「合コン慣れした人が揃っている」3割半
◆「合コンで相手側の勤め先がブラック企業」 女性の4割強が“嫌だ”と回答
合コンは、メンバーはもちろん、環境や状況もその時々で様々ですが、どのような合コンが理想的だと思われているのでしょうか。
全回答者(1,000名)に、“こんな合コンが理想的だ”と思うことを聞いたところ、1位となったのは「気の合う異性がいる」(48.5%)でした。合コンの参加理由で恋活が1位となっていたこともあり、4位には「異性から積極的に話しかけてくれる」(33.8%)、5位には「自分を気に入っていそうな異性がいる」(31.7%)がランクインし、恋愛に発展する可能性を感じられる合コンが理想、と思う方は多そうです。
また、2位の「料理やお酒がおいしい」(41.2%)をはじめ、「お店がきれい」(31.7%)、「お店がソファ席や個室などゆっくりできるところ」(30.6%)、「お店へのアクセスがよい」(27.0%)など、上位10項目中4項目がお店に関するポイントになったことから、お店選びも重要と考えられていることが窺えました。
男女別にみると、「相手側の勤め先が安定感のある会社」(男性2.2%、女性26.0%)について、女性の4人に1人が理想だと回答しました。女性が合コンで出会う男性に、安定を求めている様子が垣間みえました。
反対に、“こんな合コンは嫌だ”と思うことを聞いたところ、1位「自慢話ばかりする人がいる」(45.3%)、3位「会話がおもしろくない」(43.0%)と、会話の内容に関する点が上位にランクインしました。また、「既婚者が参加している」(43.2%)は4割強、「合コン慣れした人が揃っている」(34.0%)は3割半が“嫌だ”と回答しています。合コンは恋人候補との出会いを求めて参加する人が過半数となっていたこともあり、通常、恋人候補にならない既婚者は、嫌がられてしまうことも多そうです。また、4位には「合コンゲームばかりする」(42.4%)との回答が挙がっています。“理想的な合コン”の3位に、楽しくワイワイ盛り上がることが挙がっていましたが、盛り上がり方には気を付けたほうがよいかもしれません。
男女別にみると、「相手側の勤め先がブラック企業」(男性13.6%、女性41.6%)であることを避けたい割合は女性のほうが高くなりました。相手の勤務先を意識しているのは、男性よりも女性のようです。
◆合コン・街コン・趣味コンの1回の参加費 平均額3,657円、男性平均は4,528円、女性平均は2,573円
◆これまでに合コンなどにいくら使った? 平均額は26,696円、「100,000円以上」との回答は7.7%
◆参加してよかったと思える合コンなどにいくら払える? 男性平均7,797円、女性平均4,708円
◆参加しないほうがよかったと思う合コンなどにはいくら? 3人に1人が「1,000円未満」
それでは、合コンなどに参加する際、いくらぐらいお金を使っているのでしょうか。
合コン・街コン・趣味コンのいずれかの参加経験者(379名)に、1回の参加費としていくらぐらい払うことが多いか自由回答形式で聞いたところ、最も多い金額帯は「3,000円〜4,000円未満」(30.1%)で、次いで「5,000円〜6,000円未満」(26.4%)となり、平均額は3,657円でした。また、「10,000円以上」との回答も4.7%みられました。
男女別にみると、男性では「5,000円〜6,000円未満」(41.0%)が最も多く、平均額は4,528円、一方、女性では「3,000円〜4,000円未満」(48.5%)が最も多く、6,000円以上の回答はなく、平均額は2,573円でした。
では、二次会なども含めた合計では、これまでいくらぐらい使っているのでしょうか。合コン・街コン・趣味コンのいずれかの参加経験者(379名)に自由回答形式で聞いたところ、「5,000円〜6,000円未満」が14.2%、「10,000円〜20,000円未満」が17.9%となり、平均額は26,696円でした。また、「100,000円以上」との回答も7.7%みられました。
合コン・街コン・趣味コン参加経験者(いずれかの参加者)の1回の参加費は、男性では「5,000円〜6,000円未満」、女性では「3,000円〜4,000円未満」が最多回答となっていましたが、参加費用について、どのように考えられているのでしょうか。
全回答者(1,000名)に、参加してよかったと思える合コン・街コン・趣味コンに、1回の参加費としていくらまでなら払ってもいいか自由回答形式で聞いたところ、「1,000円未満」(22.8%)、「5,000円〜6,000円未満」(24.8%)、「10,000円以上」(20.7%)が2割以上となり、平均額は6,252円でした。
男女別にみると、男性では「10,000円以上」(31.4%)が最も多く、平均額は7,797円、女性では「5,000円〜6,000円未満」(30.2%)が最も多く、平均額は4,708円となりました。
次に、全回答者(1,000名)に、先程とは逆に、参加しないほうがよかったと思う合コン・街コン・趣味コンに、1回の参加費としていくらまでなら払ってもいいか自由回答形式で聞いたところ、「1,000円未満」(33.0%)、「3,000円〜4,000円未満」(23.0%)、「5,000円〜6,000円未満」(16.0%)に回答が集まり、平均額は2,488円となりました。
男女別にみると、男女とも「1,000円未満」が最多回答(男性31.6%、女性34.4%)で、平均額は男性2,865円、女性2,110円でした。
◆お付き合いに発展したことのある機会・場所 トップは「学校」、2位「職場」、3位「合コン」
◆「SNSのオフ会」で恋人ができた経験がある人は8%
◆出会いを意識して参加したことのあるイベント 1位「合コン」、2位「バーベキュー」、3位「海水浴・プール」
◆「マンガコン・アニメコン」、「散歩コン」、「ゲームコン」、「謎解きコン」などの趣味コン参加者は今後増加?
恋人を探すことが合コンの参加理由の最多回答でしたが、当然、恋人との出会いは合コンに限りません。
全回答者(1,000名)に、どのような機会・場所で出会った人と、お付き合いに発展したことがあるか聞いたところ、最も多かったのは「学校」(38.7%)でした。学生の頃に甘酸っぱい恋をした方も多いのではないでしょうか。以下、「職場」(30.9%)、「合コン」(12.2%)と続き、4位には「SNSのオフ会」(8.4%)が入りました。職場恋愛や合コンといった“定番”と言えそうな出会い方のほか、SNSから始まる恋愛を経験している方もいるようです。
続いて、全回答者(1,000名)に、男女の出会いを意識して参加したことのあるもの、参加してみたい・もう一度参加したいものについて聞きました。
《参加したことのあるもの》の上位は、1位「合コン」(28.5%)、2位「バーベキュー」(16.1%)、3位「海水浴・プール」(8.1%)、4位「街コン」(6.8%)、5位「音楽フェス(夏フェス、カウントダウンフェスなど)」(6.3%)でした。また、今からがシーズンとなる「スキー・スノーボード」(5.0%)はそれらに次ぐ6位となっています。
年収別にみると、「キャンプ」は年収400万以上層が16.4%で他の年収層と比べ高くなりました。
また、《参加してみたい・もう一度参加したいもの》として上位に挙がったのは、1位「合コン」(21.4%)、2位「バーベキュー」(19.0%)、3位「街コン」(18.1%)、4位「音楽フェス(夏フェス、カウントダウンフェスなど)」(16.6%)、5位「マンガコン・アニメコン」(15.7%)でした。5位の「マンガコン・アニメコン」のほか、「散歩コン」(15.0%)、「ゲームコン」(14.7%)、「謎解きコン」(12.7%)、「シネマコン」(11.5%)でも、“参加したことがある”ものとして挙げられた割合より“参加したい”ものとして挙げられた割合のほうが高くなりました。これらの趣味コンに参加する人は、今後増えていくのかもしれません。
◆一緒に合コン・街コンに参加して欲しい人は?
《お笑い芸人》1位「明石家さんまさん」、《タレント》1位「石原さとみさん」、《ミュージシャン》1位「福山雅治さん」
《スポーツ選手》1位は今年大活躍「錦織圭さん」、《有識者》では“尾木ママ”こと「尾木直樹さん」が1位
最後に、全回答者(1,000名)に、“一緒に合コン・街コンに参加して欲しい”と思う人を、様々なジャンルについて1名ずつ、自由回答形式で挙げてもらいました。
《お笑い芸人》としてトップになったのは「明石家さんまさん」(45人)で、2位はお笑いコンビ・アンタッチャブルの「山崎弘也さん」(27人)、3位は「有吉弘行さん」(23人)となりました。
《タレント》部門の上位3名は、「石原さとみさん」(21人)、「向井理さん」(19人)、「斎藤工さん」(15人)でした。
《ミュージシャン》部門では、1位は「福山雅治さん」(56人)で、2位「西野カナさん」(22人)の2倍以上の得票数となりました。また、3位は「miwaさん」(21人)でした。
《スポーツ選手》部門では、2014年大活躍した「錦織圭さん」(63人)が1位となり、2位は「イチローさん」(47人)、3位は、今年のソチオリンピックで金メダルを獲得した「羽生結弦さん」(37人)がランクインしました。
また、《有識者(経営者、学者、評論家、作家、芸術家など)》部門では、“尾木ママ”こと「尾木直樹さん」(20人)、「池上彰さん」(16人)、「堀江貴文さん」(15人)が上位3名となりました。