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各界から注目を集める21世紀の数学「現象数理学」の最新研究成果をここに凝縮!明治大学出版会より『現象数理学の冒険』を刊行

 明治大学出版会は、「明治大学リバティブックス」の最新刊として、『現象数理学の冒険』(三村昌泰・明治大学研究・知財戦略機構特任教授 編著)を刊行しました。全国の書店にて3,000円(税込)で発売中。

 「現象数理学」とは、これまで数理とは無縁と思われていた社会・自然・生命等の諸現象を解明するため、モデルを構築しシミュレートする学問分野です。
 2013年に新設された総合数理学部現象数理学科では、位相的結晶理論、地震と津波のシミュレーション、先史時代文化の進化、金融危機をめぐる数理モデルの構築など、さまざまなテーマをめぐる研究が進められており、本書では7人の研究者がその一端を学生・社会人の方にも読みやすい形でご紹介しています。

 明治大学出版会は、1961年に廃止された「明治大学出版部」を半世紀を経て復活させる形で、2011年4月に設立され、現在までに12冊の書籍を刊行しています。今後も特色ある研究を広く社会へ発信していくことを目的に、出版活動を展開していきます。

【『現象数理学の冒険』】
 三村 昌泰 編著 (明治大学 研究・知財戦略機構特任教授)
 発行: 明治大学出版会/発売: 丸善出版
(内容紹介)
社会・自然・生命等の諸現象を、最新技術を駆使した数学で記述する「現象数理学」。さまざまな分野に広がるその研究成果をここに凝縮!拡散パラドックス(三村 昌泰)、立体知覚と錯視(杉原 厚吉)、先史文化(青木 健一)、地球科学(中村 和幸)、金融危機(高安 秀樹)、タイル貼り(砂田 利一)、折紙技術の工学への応用(萩原 一郎)
(編著者紹介)
1941年生まれ。先端数理科学インスティテュート所長、グローバルCOEプログラム「現象数理の形成と発展」拠点リーダー。工学博士。著書に『現象数理学入門』(共著、東京大学出版会)ほか。          



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