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2015年度の新社会人に関する調査結果新社会人の半数以上「1週間に1度も掃除しない」

株式会社ダスキン(本社:大阪府吹田市、社長:山村 輝治)は、多くの企業が入社式を控える4月を前に、全国の今春に入社を迎える新社会人男女と、20代から50代の仕事を持つ社会人男女を対象に、掃除に関する意識調査を行いました。(インターネット調査、調査期間:2015年2月27日(金)〜3月3日(火)、サンプル数:500人)

調査の結果、2015年度の新社会人の半数以上が「1週間に1度も掃除しない」ことが分かりました。一方、すでに仕事をしている社会人の76%は、1週間に1度以上掃除をしていることからも、今年の新社会人は掃除の習慣がないことが顕著に現れています。この結果について、経営コンサルタントで『朝一番の掃除で、あなたの会社が 儲かる!』(ダイヤモンド社)などの著者である小山昇氏は、「毎朝の掃除のように、気が進まないことを習慣付けることで、ただ与えられた仕事をするのではなく、“どうすれば効率が上がるか”を考えながら行えるようになり、必ず成長につながります。」と、新社会人へアドバイスをしています。

≪調査総括≫
■ 習慣的に掃除をしている新社会人が、他の社会人に比べ10%以上少ない
どんな時に掃除をしようと思うかを聞く質問では、「汚れの有無にかかわらず習慣として」と答えたのは、社会人の約4人に1人にあたる24%に対し、新社会人は13%と1割以上少ない結果となりました。このように掃除を習慣として取り組んでいる新社会人が少ないことが分かります。

Q.どんな時に掃除をしようと思いますか。
・新社会人
https://www.atpress.ne.jp/releases/59212/img_59212_1.jpg
・その他社会人
https://www.atpress.ne.jp/releases/59212/img_59212_2.jpg

■ 新社会人の半数以上は、1週間に1度も掃除しない
 新社会人で1週間に1度も掃除をしていない人が54%と半数を超える結果となりました。一方、社会人の76%の人が1週間に1度以上掃除をしており、これらの結果から、新社会人の掃除への意識の低さが窺えます。

Q.掃除の頻度を教えてください。
・新社会人
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・その他社会人
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■ 新社会人の半数近く「トイレ掃除が苦手」。歳を重ねるごとに苦手意識が低くなる傾向。
掃除するのが一番苦手な場所を聞くと、新社会人では「トイレ」と答えた人が一番多く、半数近くの45%にも上りました。世代別に見ると、歳を重ねるごとにトイレ掃除に対する苦手意識が減っていることが分かります。

Q.家の中で掃除するのが一番苦手(嫌い)な場所はどこですか
https://www.atpress.ne.jp/releases/59212/img_59212_5.jpg

■ 新社会人の半数以上は「計画を立てる前に取りかかる」傾向
掃除の際に、先に手順を考えるか、とにかく始めるかを問うと、新社会人の60%が「手の届く場所からとりかかる」と答えており、社会人の44%と比較すると16%の差が見られました。社会人になると、仕事を進める上で計画を  立てる重要性を実感して、身につけてきたのだと推測されます。

Q.掃除をする際は、先に手順を考えますか。それとも手の届く場所から始めますか。
https://www.atpress.ne.jp/releases/59212/img_59212_6.jpg

■ 一回の掃除に「30分以上」かける新社会人が4割以上
一回の掃除にかける時間は、「30分以上」と答えた新社会人が43%いたのに対し、社会人は20%と、20%以上の開きが見られました。同じ20代でもすでに社会人の場合は「30分以上」と答えた人が19%と低いため、特別この世代の特徴というよりは、社会人になって時間を意識して活動することがより身についているということかもしれません。

Q.1回の掃除にかける時間を教えてください。
・新社会人
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・その他社会人
https://www.atpress.ne.jp/releases/59212/img_59212_8.jpg

※20代「新社会人」「社会人」比較(グラフ別添)


≪ビジネス専門家のアドバイス≫

 調査結果を見ると、今年の新社会人の方は、“計画を立てる前にまずは取りかかる派”の方が多いようですね。掃除も仕事もまずは計画を立てることからはじめることをお勧め します。無理のない計画を立て、いつ、なにを、誰と担当するのかなど、あらかじめ決めておくことで、仕事でも時間や労力の無駄を減らすことができます。

 社会人の方が、計画を立ててから取りかかる派が少し多いのは、仕事の経験を積まれる中で計画的に進めることの大切さを実感されているからではないでしょうか。

 また、新社会人は掃除を習慣的に行っている人が少ないことも見受けられます。たとえば、毎朝の掃除のように、気が進まないことを習慣付けることで、ただ与えられた仕事を するのではなく、“どうすれば効率が上がるか”を考えながら行えるようになります。そうすれば、必ず成長につながり、ストレスに対しても強くなれます。

 掃除ができない人を見ると、“仕事ができない”、“ストレスに弱い”、“出世できない”と感じます。上司や周りの人から“できる新入社員”と思われたいのなら、まずは、毎朝自分のデスクを掃除することから始めてみてはいかがでしょうか。

【株式会社武蔵野 代表取締役社長 小山 昇 氏】
全国で年間240回以上のセミナーを行なっており、講演では明日からの仕事に役立つような実務を中心に展開している。著書「朝一番の掃除で、あなたの会社が儲かる!」(ダイヤモンド社)など多数。


≪“できる新入社員”になるためのデスク掃除法≫

資料が乱雑に置きっぱなしのデスクやホコリだらけのパソコンを見てしまうと、 「お客様先での対応は大丈夫だろうか」と、部下の仕事ぶりが気になるのも当然かもしれません。 社会人にとって身だしなみが大切なように、デスク周りの環境は、同僚や上司からの評価に重要の要素と言えそうです。周囲からの信頼を獲得するためにも気をつけたいチェックポイントを、社内で清掃技術の研修などを行う小谷より2点紹介します。

1.デスクの上が整理されているか
書類は種類別にファイルに綴じ、重ねる場合は角を揃えて置くとキレイに見えます。文具類もペンは  ペン立てに入れ、付箋や電卓など文具類はまとめて置いておきます。よりキレイに見えるテクニックとして、デスク上の物は机と平行・垂直に置くと、より“できる新入社員”という印象になります。

図1)https://www.atpress.ne.jp/releases/59212/img_59212_9.jpg
角を揃えると、視覚効果ですっきりして見え、好印象を与えます。

2.デスクの上にホコリが溜まっていないか
目に見えなくてもデスクの上には思った以上にホコリが溜まっています。一日気持ちよく仕事に取り組むために、始業前にはハンディタイプのモップなどでホコリを取りましょう。パソコンなどの電子機器は静電気に弱いので、静電気を抑えるタイプのモップもあると便利です。

〜POINT〜
1)始業前がホコリ掃除のベストタイミング
2)掃除用具はいつでも身近な場所に

図2)https://www.atpress.ne.jp/releases/59212/img_59212_10.jpg
目に見えなくても、机の上には多くのホコリが溜まっています。
(右は特殊なライトを照射し、ホコリを可視化)
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