Manufacturing Expo 2015、ASEAN最大級のトレードショーを開催
[15/04/08]
提供元:@Press
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製造業と裾野産業に関するASEANで最大のイベント「Manufacturing Expo 2015」が、2015年6月24日から27日、タイのバンコクにあるBITECにて開催されます。本展示会は、日本の中小企業がタイの部品製造業者と出会う場として、そしてパートナーシップを築き、急成長するASEAN地域における部品製造業界との関係構築の足がかりとなるイベントです。
「Manufacturing Expo 2015」公式サイト
http://www.manufacturing-expo.com/
駐日タイ王国大使館 パカワット・タンサクン臨時代理大使は、「タイ政府による、日本からタイへの投資に対する全面的な支援」と題する基調講演にて、自動車部品製造業界における日本からタイへの投資特典について概要を語りました。タンサクン臨時代理大使は、タイへの投資は益々増大しており、地域または地域外との貿易はさらに拡大し、将来的に明るい見通しであることを強調しました。強力な裾野産業のインフラと、すでに発展した裾野産業を持つ自動車製造業のASEANにおける拠点として、熟練労働の質の蓄積は、鉄鋼業や自動車部品業の発展に結びつきます。主に自動車と部品、機械と部品、電気・電子機器といった分野において、日本は2010年末以降最大の投資家であり、近隣のASEAN諸国、ならびに世界中の市場とタイの貿易の著しい成長に貢献してきました。
パネル・ディスカッションにおいて、パネリストのタイ王国工業省工業振興局裾野産業開発部の部長 パヌワット・トリヤンクンスリー博士は、「タイの自動車部品関連業界、日本の投資家への強力な支援と準備」について述べ、これまで、タイの自動車部品産業が今日までどのように成長してきたかを説明しました。タイはこれまでに100万台以上の自動車を輸出しています。過去には、タイ政府は輸入を置き換える国内生産を増産するための政策を取ってきています。今日、自動車部品関連産業とその周辺産業における「製品のチャンピオン」の地位を築くため、タイ投資委員会(BOI)が提供する自動車関連産業における投資特典を積極的に支援する政策がとられています。また、日本からの投資家がタイにおける投資ベンチャーで直面した困難や成功の経験についてもあわせて語りました。
パネリストとして参加した公益財団法人 東京都中小企業振興公社 総合支援部国際化支援室の須崎 数正 室長は、「日本の中小企業のタイへの投資と、東京からの支援」について語り、ASEAN諸国の最近の急成長は、人口の急激な伸びと経済成長によるものであると語りました。一方で、中小企業は、国によって異なる法的システムや商業習慣に起因する様々な貿易リスクがあることも指摘しています。1966年に東京都により設立された東京都中小企業振興公社は、これらを考慮した「ビジネス効率改善」のための安全かつ確実な手段を提供しており、中小企業向けの助成研修事業を提供していることもあわせて触れました。
パネリストの最後、リード・トラデックス社の副社長、スティサ・ウィラナン氏は、中立的な立場からプラットフォームを提供しつつ、日本の中小企業がこの地域でビジネス活動をどのように拡大するかについて、「Manufacturing Expo 2015がASEANにおける日本の投資拡大にいかに役立つか」を示しました。
【「Manufacturing Expo 2015」について】
バンコクのBITECで6月24日から27日に開催されるManufacturing Expo 2015は、自動車と自動車部品製造業者のニーズを完璧に満たすよう企画されています。「製造業における完璧なバリューチェーン」と銘うたれたこのイベントでは、製造業者が必要とする製造機械、広範な自動化技術、金型製造技術、電子製造技術、表面塗装技術、検査技術、AECにより定められた検査基準といった最新の技術が、46か国の1,600のブランドによって展示されます。興味深いことに、このうち約7割は日本からの出展で、Keyence, Sodick, Nachi, OMRON, Panasonic, Mitsubishi, Parkerizing 等の著名なブランドが出展しています。つまりこれは、日本の中小企業にとってなじみ深い企業が、この地域で必要な技術を十分に提供してくれることを意味します。
「MFair 2015」は、Manufacturing Expo 2015と同時開催される、アジアにおける製造業ネットワーク構築のためのビジネスマッチングを目ざしたプラットフォームで、日本企業が、タイとASEANでの適切なパートナーを探し出すためのものです。日本のManufacturing Expo 2015への参加者は、見つけたいビジネスやサプライヤー、そしてパートナーのカテゴリーを選定できます。MFairは、ふさわしい相手を探して個別会合を設定しますので、日本企業の皆さんにとっては、Manufacturing Expo 2015をさらに有効活用するための場となります。
Manufacturing Expo 2015には、ASEAN諸国から52,000名以上の製造業者が参加します。10名以上の団体でManufacturing Expo 2015に参加される方は、「海外ビジネス代表団向けパッケージ」の特典対象となります。本パッケージは、タイ国政府コンベンション&エキシビション・ビューロー(TCEB)支援によるもので、1人あたり2泊分の宿泊費が無料となります。くわえて、「ビジネスコネクトキャンペーン」により、団体として最低でも30のビジネスマッチングの会合を行った団体については、メンバー1人あたり100米ドルが支給されます。また、その団体は、自動車業界向けの「Automotive Summit 2015」の年次シンポジウムのネットワーキングへ参加する権利、ならびに自動車塗装技術の会議である「Surface & Coating 2015 Forum」への参加権利も得ることができます。さらに、ビジネス代表ラウンジをフルに利用することができ、無料のリフレッシュメント付の場所で様々なミーティングを行うことができます。自動車部品製造業者工場訪問のフィールドトリップは1回あたり5名での開催で随時開催されます。ご興味のある参加者には、展示会開催1か月前までにお申込みいただくと、Manufacturing Expoのサプライヤー、展示者、海外代表とのビジネス会議を行う、ビジネスソーシングとマッチングが可能です。
さらに詳細な情報と申込方法についてはこちらをご覧ください。
http://www.manufacturing-expo.com/
「Manufacturing Expo 2015」公式サイト
http://www.manufacturing-expo.com/
駐日タイ王国大使館 パカワット・タンサクン臨時代理大使は、「タイ政府による、日本からタイへの投資に対する全面的な支援」と題する基調講演にて、自動車部品製造業界における日本からタイへの投資特典について概要を語りました。タンサクン臨時代理大使は、タイへの投資は益々増大しており、地域または地域外との貿易はさらに拡大し、将来的に明るい見通しであることを強調しました。強力な裾野産業のインフラと、すでに発展した裾野産業を持つ自動車製造業のASEANにおける拠点として、熟練労働の質の蓄積は、鉄鋼業や自動車部品業の発展に結びつきます。主に自動車と部品、機械と部品、電気・電子機器といった分野において、日本は2010年末以降最大の投資家であり、近隣のASEAN諸国、ならびに世界中の市場とタイの貿易の著しい成長に貢献してきました。
パネル・ディスカッションにおいて、パネリストのタイ王国工業省工業振興局裾野産業開発部の部長 パヌワット・トリヤンクンスリー博士は、「タイの自動車部品関連業界、日本の投資家への強力な支援と準備」について述べ、これまで、タイの自動車部品産業が今日までどのように成長してきたかを説明しました。タイはこれまでに100万台以上の自動車を輸出しています。過去には、タイ政府は輸入を置き換える国内生産を増産するための政策を取ってきています。今日、自動車部品関連産業とその周辺産業における「製品のチャンピオン」の地位を築くため、タイ投資委員会(BOI)が提供する自動車関連産業における投資特典を積極的に支援する政策がとられています。また、日本からの投資家がタイにおける投資ベンチャーで直面した困難や成功の経験についてもあわせて語りました。
パネリストとして参加した公益財団法人 東京都中小企業振興公社 総合支援部国際化支援室の須崎 数正 室長は、「日本の中小企業のタイへの投資と、東京からの支援」について語り、ASEAN諸国の最近の急成長は、人口の急激な伸びと経済成長によるものであると語りました。一方で、中小企業は、国によって異なる法的システムや商業習慣に起因する様々な貿易リスクがあることも指摘しています。1966年に東京都により設立された東京都中小企業振興公社は、これらを考慮した「ビジネス効率改善」のための安全かつ確実な手段を提供しており、中小企業向けの助成研修事業を提供していることもあわせて触れました。
パネリストの最後、リード・トラデックス社の副社長、スティサ・ウィラナン氏は、中立的な立場からプラットフォームを提供しつつ、日本の中小企業がこの地域でビジネス活動をどのように拡大するかについて、「Manufacturing Expo 2015がASEANにおける日本の投資拡大にいかに役立つか」を示しました。
【「Manufacturing Expo 2015」について】
バンコクのBITECで6月24日から27日に開催されるManufacturing Expo 2015は、自動車と自動車部品製造業者のニーズを完璧に満たすよう企画されています。「製造業における完璧なバリューチェーン」と銘うたれたこのイベントでは、製造業者が必要とする製造機械、広範な自動化技術、金型製造技術、電子製造技術、表面塗装技術、検査技術、AECにより定められた検査基準といった最新の技術が、46か国の1,600のブランドによって展示されます。興味深いことに、このうち約7割は日本からの出展で、Keyence, Sodick, Nachi, OMRON, Panasonic, Mitsubishi, Parkerizing 等の著名なブランドが出展しています。つまりこれは、日本の中小企業にとってなじみ深い企業が、この地域で必要な技術を十分に提供してくれることを意味します。
「MFair 2015」は、Manufacturing Expo 2015と同時開催される、アジアにおける製造業ネットワーク構築のためのビジネスマッチングを目ざしたプラットフォームで、日本企業が、タイとASEANでの適切なパートナーを探し出すためのものです。日本のManufacturing Expo 2015への参加者は、見つけたいビジネスやサプライヤー、そしてパートナーのカテゴリーを選定できます。MFairは、ふさわしい相手を探して個別会合を設定しますので、日本企業の皆さんにとっては、Manufacturing Expo 2015をさらに有効活用するための場となります。
Manufacturing Expo 2015には、ASEAN諸国から52,000名以上の製造業者が参加します。10名以上の団体でManufacturing Expo 2015に参加される方は、「海外ビジネス代表団向けパッケージ」の特典対象となります。本パッケージは、タイ国政府コンベンション&エキシビション・ビューロー(TCEB)支援によるもので、1人あたり2泊分の宿泊費が無料となります。くわえて、「ビジネスコネクトキャンペーン」により、団体として最低でも30のビジネスマッチングの会合を行った団体については、メンバー1人あたり100米ドルが支給されます。また、その団体は、自動車業界向けの「Automotive Summit 2015」の年次シンポジウムのネットワーキングへ参加する権利、ならびに自動車塗装技術の会議である「Surface & Coating 2015 Forum」への参加権利も得ることができます。さらに、ビジネス代表ラウンジをフルに利用することができ、無料のリフレッシュメント付の場所で様々なミーティングを行うことができます。自動車部品製造業者工場訪問のフィールドトリップは1回あたり5名での開催で随時開催されます。ご興味のある参加者には、展示会開催1か月前までにお申込みいただくと、Manufacturing Expoのサプライヤー、展示者、海外代表とのビジネス会議を行う、ビジネスソーシングとマッチングが可能です。
さらに詳細な情報と申込方法についてはこちらをご覧ください。
http://www.manufacturing-expo.com/