インフォコムが岩手県下被災3市村から受託した 「久慈・野田・普代震災アーカイブ」、正式公開
[15/04/15]
提供元:@Press
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インフォコム株式会社(東京都渋谷区、以下インフォコム)が岩手県下被災3市村(久慈市/野田村/普代村)から受託した東日本大震災関連資料を収集・デジタル化を進める「久慈・野田・普代震災アーカイブ構築事業」において開発した「久慈・野田・普代震災アーカイブ」が、2015年4月15日に公開されました。
2011年3月11日に発生した東日本大震災は、岩手県にも甚大な被害をもたらしました。震災からの復興が進むとともに、震災の記録が散逸・消失し、記憶が風化されてきています。地震大国である我が国において、これらの記録・記憶を教訓とし、後世へ残し伝えることが重要と考えます。
インフォコムは、久慈市/野田村/普代村の3市村共同事業である「久慈・野田・普代震災アーカイブシステム構築事業」において、地域内各所から13万件を超える東日本大震災関連資料を収集し、デジタル化・マスキング・メタデータ付与を行いました。「久慈・野田・普代震災アーカイブ」ではこれらの資料をインターネット上で閲覧することができます。
13万件の資料の中には、これまでに公開されていない貴重な写真や資料も多く、今後の利活用が期待されています。実際に被災された住民へのインタビューも実施しており、テキストデータとしてアーカイブされています。
また、本事業では地元の方々にも協力いただき、地元の方々しかわからない情報もメタデータとして付与されています。
「久慈・野田・普代震災アーカイブ」に収集されている震災関連資料は、今後、初等教育において身近な防災時の行動規範を教える教材、高等教育機関での研究利用、防災計画策定・震災学習ツアーの企画検討の参考など、様々な場面にて利用されることが想定されます。
【インフォコムグループのデジタルコンテンツソリューション事業について】
インフォコムグループのITサービス・セグメントにおいて、文化、教育に関する大規模な文書資源を有する官公庁や大学、図書館などに、電子情報化した文書資源の管理や検索などに関する文書管理システム「MyQuick(R)シリーズ」、デジタルアーカイブシステム「InfoLib(R)シリーズ」などの販売を行っています。また、メタデータ関連技術(RDF技術やLOD技術)を得意分野とし、デジタルデータの公開と流通推進に関連するITソリューションを提供しています。
【インフォコムグループの東日本大震災に関する活動について】
インフォコムグループは、東日本大震災からの復興支援として、宮城県岩沼市に地域復興に関わる拠点として岩沼「みんなの家」を開設、地域の方々の「集いの場」など市域の方々と共に震災からの復興に取り組んでいます。デジタルアーカイブ分野においても、2013年度には八戸市「青森震災アーカイブ構築事業」を受託し、東日本大震災に関する記録・記憶・資料等の収集/保存体制の構築や整備、運用を積極的に支援しております。今後も文化資源・災害情報等の発信を進める団体/企業のサポートを、ITを通じて行ってまいります。
<ご参考>【用語解説(五十音順)】
■LOD(Linked Open Dataの略)
ウェブ上にあるデータ同士をリンクさせ、データの共有、普及させるためのデータ公開の形式を指す。データは、RDFで表現・記述される。
■RDF(Resource Description Frameworkの略)
ウェブ上にあるリソースを記述するために統一された、メタデータを記述するためのフレームワーク。W3C勧告の標準技術仕様。
■デジタルアーカイブ
デジタル化された資料を収集し長期的に保存、提供を行うシステム。主に公文書や歴史的に貴重な資料等の永続的な保存と提供を目的として構築される。東日本大震災以降では、震災関連資料の永続的な保存、後生への伝承、防災・減災を目的としたデジタルアーカイブの構築が活発になっている。
■メタデータ(meta data)
データについてのデータのこと。データそのものではなく、データに関連する「作成日時」「作成者」「データ形式」「タイトル」「注釈」など、データを効率的に管理/活用するための情報。また、昨今では特にネットワーク上に存在する様々な情報資源を対象に、その情報を標準的な形式で記録したデータのことを「メタデータ」と呼ぶことが多い。
2011年3月11日に発生した東日本大震災は、岩手県にも甚大な被害をもたらしました。震災からの復興が進むとともに、震災の記録が散逸・消失し、記憶が風化されてきています。地震大国である我が国において、これらの記録・記憶を教訓とし、後世へ残し伝えることが重要と考えます。
インフォコムは、久慈市/野田村/普代村の3市村共同事業である「久慈・野田・普代震災アーカイブシステム構築事業」において、地域内各所から13万件を超える東日本大震災関連資料を収集し、デジタル化・マスキング・メタデータ付与を行いました。「久慈・野田・普代震災アーカイブ」ではこれらの資料をインターネット上で閲覧することができます。
13万件の資料の中には、これまでに公開されていない貴重な写真や資料も多く、今後の利活用が期待されています。実際に被災された住民へのインタビューも実施しており、テキストデータとしてアーカイブされています。
また、本事業では地元の方々にも協力いただき、地元の方々しかわからない情報もメタデータとして付与されています。
「久慈・野田・普代震災アーカイブ」に収集されている震災関連資料は、今後、初等教育において身近な防災時の行動規範を教える教材、高等教育機関での研究利用、防災計画策定・震災学習ツアーの企画検討の参考など、様々な場面にて利用されることが想定されます。
【インフォコムグループのデジタルコンテンツソリューション事業について】
インフォコムグループのITサービス・セグメントにおいて、文化、教育に関する大規模な文書資源を有する官公庁や大学、図書館などに、電子情報化した文書資源の管理や検索などに関する文書管理システム「MyQuick(R)シリーズ」、デジタルアーカイブシステム「InfoLib(R)シリーズ」などの販売を行っています。また、メタデータ関連技術(RDF技術やLOD技術)を得意分野とし、デジタルデータの公開と流通推進に関連するITソリューションを提供しています。
【インフォコムグループの東日本大震災に関する活動について】
インフォコムグループは、東日本大震災からの復興支援として、宮城県岩沼市に地域復興に関わる拠点として岩沼「みんなの家」を開設、地域の方々の「集いの場」など市域の方々と共に震災からの復興に取り組んでいます。デジタルアーカイブ分野においても、2013年度には八戸市「青森震災アーカイブ構築事業」を受託し、東日本大震災に関する記録・記憶・資料等の収集/保存体制の構築や整備、運用を積極的に支援しております。今後も文化資源・災害情報等の発信を進める団体/企業のサポートを、ITを通じて行ってまいります。
<ご参考>【用語解説(五十音順)】
■LOD(Linked Open Dataの略)
ウェブ上にあるデータ同士をリンクさせ、データの共有、普及させるためのデータ公開の形式を指す。データは、RDFで表現・記述される。
■RDF(Resource Description Frameworkの略)
ウェブ上にあるリソースを記述するために統一された、メタデータを記述するためのフレームワーク。W3C勧告の標準技術仕様。
■デジタルアーカイブ
デジタル化された資料を収集し長期的に保存、提供を行うシステム。主に公文書や歴史的に貴重な資料等の永続的な保存と提供を目的として構築される。東日本大震災以降では、震災関連資料の永続的な保存、後生への伝承、防災・減災を目的としたデジタルアーカイブの構築が活発になっている。
■メタデータ(meta data)
データについてのデータのこと。データそのものではなく、データに関連する「作成日時」「作成者」「データ形式」「タイトル」「注釈」など、データを効率的に管理/活用するための情報。また、昨今では特にネットワーク上に存在する様々な情報資源を対象に、その情報を標準的な形式で記録したデータのことを「メタデータ」と呼ぶことが多い。