独IDS製カメラ、日立産業制御ソリューションズの画像処理認識技術デモシステムに採用 〜採用から30週が経過、安全な車社会の実現を支援〜
[15/05/13]
提供元:@Press
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2015年5月13日、ドイツの産業用カメラメーカー、IDS(日本支社代表取締役:クリスティアン ファン・デル・ブルグ、日本支社:東京都品川区)は、IDS製カメラが株式会社日立産業制御ソリューションズ(取締役社長:高山 光雄、東京本社:東京都台東区/以下 日立産業制御)のADAS(脚注1)にも応用可能な、画像処理認識技術をデモンストレーションする全周囲ビューアーデモシステムへの採用から、30週(210日目)を迎えたことをお知らせします。
IDSは安全な車社会の実現を支援すべく、日本の自動車メーカー各社に提案を続けています。
さまざまな場面を想定した試験項目に合格し、高い品質を誇るIDSの産業用カメラは、USB3.0経由で基盤に接続できることが評価され、日立産業制御が開発した画像処理認識技術を活用した全周囲ビューアーシステムデモ機搭載用カメラとして採用されました。搭載されたカメラはUSB3.0経由で接続することができるため、装着が簡単なうえ、高い費用対効果が期待できます。
日立産業制御が提案する全周囲ビューアーシステムは、俯瞰(ふかん)技術を活用し、施設や車を鳥のような視点で上から見下ろしたイメージを映像化しモニターに表示するものです。この技術は事故を未然に防止する革新的な次世代技術として注目をあつめるADASに応用可能です。ADASは、交通事故の軽減や渋滞の緩和、自動駐車・運転などの実現を後押しする先進的な運転支援システムで、このようなシステムの開発には、小型産業用カメラが重要な役割を担います。
アメリカの調査コンサルティング会社、フロスト&サリバン社の分析レポートによると、日本におけるADAS市場は2012年の2億940万ドルから2018年には21億9510万ドル規模に拡大すると予想されており、ADASソリューションは、OEM(脚注2)メーカーと購買者の双方にとって、製品としての差別化を図る重要な要素となっています。(脚注3)
USB3.0インターフェースをもつIDSの小型産業用カメラは、その優れた耐久性と品質が高く評価され、世界でも最も過酷なカーレースのひとつ、24時間耐久レースのル・マンに出場しているコルベットチームの衝突回避システム用カメラとして採用されています。
IDSのアジア地域における代表取締役、クリスティアン ファン・デル・ブルグは、こう述べています。
「IDSはIDS製カメラを通じて日本の自動車メーカーによるADAS開発の加速と実用化に貢献できるよう、さらなる取り組みを進めていきたいと思います」
---脚注---
1) ADAS Advanced Driving Assistance System:先進運転支援システム
2) OEM Original Equipment Manufacturer:他社ブランドの製品を製造すること
3) 「安価な先進運転支援システム(ADAS)ソリューション開発で、日本でのADAS導入が促進」
フロスト&サリバン社 2013年7月 http://www.frostjapan.com/232/adasadas-20182100/
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【IDS Imaging Development Systemsについて】
IDS(アイ・ディー・エス、イメージング・デベロップメント・システムズ)GmbHは、USBまたはGigEインターフェイスを持つ産業用デジタルカメラのトップメーカーです。1997年にドイツで2人の創始者により設立されたIDSは、独立した経営基盤をもつ創業家企業です。
180人以上の従業員を擁するIDSは、ドイツ・バーデンビュルテンベルク州ハイルブロン、オーバーズルムに本社を置き、日本・東京とアメリカ・ボストンに子会社を、フランス・パリと、イギリス・ベイジングストークに支店を構えています。IDSのカメラは産業器械や機械工学をはじめ、さまざまなアプリケーションで使用されています。自動車産業、パッケージ産業、印刷産業、食品業界、ロボット工学、医療技術、ITS 全般(速度検査、停止信号無視等)、セキュリティならびに物流など、多岐にわたる市場に製品を提供しています。IDSの産業用デジタルカメラはドイツで製造されており、優れた品質と互換性、長期的な安定供給の実現が市場における優位性を確立しています。
簡素であること“It's so easy!”を理念に開発・製造を行い、最良のユーザーエクスピリエンスの実現に努めています。
https://jp.ids-imaging.com/
【株式会社日立産業制御ソリューションズについて】
日立産業制御ソリューションズ( http://www.hitachi-ics.co.jp/ )は、日立グループのインフラシステム事業の強化・拡大を目的として、日立グループの組込みエンジニアリング事業、産業ソリューション事業、セキュリティ・画像ソリューション事業、システムエンジニアリング事業およびプリント基板製造事業などを担う企業です。組込みエンジニアリング事業においては、カメラ応用・画像処理、ロボティクス、ネットワーク、機能安全、設計プラットフォーム活用などの高度先進組込み技術をコアとしています。民生、産業、車載分野で培ってきた画像処理・画像認識技術は日本国内でも評価が高く、今後グローバル市場においても短期間で高品質なコンピュータービジョンシステムを提供していきます。
日立産業制御ソリューションズホームページ: http://www.hitachi-ics.co.jp/
【製品概要】
IDS カメラモデル:UI-3240 ML-C with housing
インターフェース:USB 3.0
センサー :e2v 1.3 メガピクセル CMOS カラーセンサー, 1/1.8"
フレームレート :60フレーム/秒
解像度 :1280 × 1024 ピクセル
サイズ :47 × 46 × 28 mm(ハウジングセット版)
【写真キャプション】
パワフルな産業用カメラであるIDSのUI-3240MLモデルは、優れた光感度をもつCMOS*イメージセンサを採用している
http://www.atpress.ne.jp/releases/61579/img_61579_1.jpg
*2015年7月15日訂正
IDSは安全な車社会の実現を支援すべく、日本の自動車メーカー各社に提案を続けています。
さまざまな場面を想定した試験項目に合格し、高い品質を誇るIDSの産業用カメラは、USB3.0経由で基盤に接続できることが評価され、日立産業制御が開発した画像処理認識技術を活用した全周囲ビューアーシステムデモ機搭載用カメラとして採用されました。搭載されたカメラはUSB3.0経由で接続することができるため、装着が簡単なうえ、高い費用対効果が期待できます。
日立産業制御が提案する全周囲ビューアーシステムは、俯瞰(ふかん)技術を活用し、施設や車を鳥のような視点で上から見下ろしたイメージを映像化しモニターに表示するものです。この技術は事故を未然に防止する革新的な次世代技術として注目をあつめるADASに応用可能です。ADASは、交通事故の軽減や渋滞の緩和、自動駐車・運転などの実現を後押しする先進的な運転支援システムで、このようなシステムの開発には、小型産業用カメラが重要な役割を担います。
アメリカの調査コンサルティング会社、フロスト&サリバン社の分析レポートによると、日本におけるADAS市場は2012年の2億940万ドルから2018年には21億9510万ドル規模に拡大すると予想されており、ADASソリューションは、OEM(脚注2)メーカーと購買者の双方にとって、製品としての差別化を図る重要な要素となっています。(脚注3)
USB3.0インターフェースをもつIDSの小型産業用カメラは、その優れた耐久性と品質が高く評価され、世界でも最も過酷なカーレースのひとつ、24時間耐久レースのル・マンに出場しているコルベットチームの衝突回避システム用カメラとして採用されています。
IDSのアジア地域における代表取締役、クリスティアン ファン・デル・ブルグは、こう述べています。
「IDSはIDS製カメラを通じて日本の自動車メーカーによるADAS開発の加速と実用化に貢献できるよう、さらなる取り組みを進めていきたいと思います」
---脚注---
1) ADAS Advanced Driving Assistance System:先進運転支援システム
2) OEM Original Equipment Manufacturer:他社ブランドの製品を製造すること
3) 「安価な先進運転支援システム(ADAS)ソリューション開発で、日本でのADAS導入が促進」
フロスト&サリバン社 2013年7月 http://www.frostjapan.com/232/adasadas-20182100/
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【IDS Imaging Development Systemsについて】
IDS(アイ・ディー・エス、イメージング・デベロップメント・システムズ)GmbHは、USBまたはGigEインターフェイスを持つ産業用デジタルカメラのトップメーカーです。1997年にドイツで2人の創始者により設立されたIDSは、独立した経営基盤をもつ創業家企業です。
180人以上の従業員を擁するIDSは、ドイツ・バーデンビュルテンベルク州ハイルブロン、オーバーズルムに本社を置き、日本・東京とアメリカ・ボストンに子会社を、フランス・パリと、イギリス・ベイジングストークに支店を構えています。IDSのカメラは産業器械や機械工学をはじめ、さまざまなアプリケーションで使用されています。自動車産業、パッケージ産業、印刷産業、食品業界、ロボット工学、医療技術、ITS 全般(速度検査、停止信号無視等)、セキュリティならびに物流など、多岐にわたる市場に製品を提供しています。IDSの産業用デジタルカメラはドイツで製造されており、優れた品質と互換性、長期的な安定供給の実現が市場における優位性を確立しています。
簡素であること“It's so easy!”を理念に開発・製造を行い、最良のユーザーエクスピリエンスの実現に努めています。
https://jp.ids-imaging.com/
【株式会社日立産業制御ソリューションズについて】
日立産業制御ソリューションズ( http://www.hitachi-ics.co.jp/ )は、日立グループのインフラシステム事業の強化・拡大を目的として、日立グループの組込みエンジニアリング事業、産業ソリューション事業、セキュリティ・画像ソリューション事業、システムエンジニアリング事業およびプリント基板製造事業などを担う企業です。組込みエンジニアリング事業においては、カメラ応用・画像処理、ロボティクス、ネットワーク、機能安全、設計プラットフォーム活用などの高度先進組込み技術をコアとしています。民生、産業、車載分野で培ってきた画像処理・画像認識技術は日本国内でも評価が高く、今後グローバル市場においても短期間で高品質なコンピュータービジョンシステムを提供していきます。
日立産業制御ソリューションズホームページ: http://www.hitachi-ics.co.jp/
【製品概要】
IDS カメラモデル:UI-3240 ML-C with housing
インターフェース:USB 3.0
センサー :e2v 1.3 メガピクセル CMOS カラーセンサー, 1/1.8"
フレームレート :60フレーム/秒
解像度 :1280 × 1024 ピクセル
サイズ :47 × 46 × 28 mm(ハウジングセット版)
【写真キャプション】
パワフルな産業用カメラであるIDSのUI-3240MLモデルは、優れた光感度をもつCMOS*イメージセンサを採用している
http://www.atpress.ne.jp/releases/61579/img_61579_1.jpg
*2015年7月15日訂正