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少子高齢化・経済格差・子どもの貧困・過疎化など、社会課題の解決に挑む社会起業家を多数輩出!社会起業家の登竜門 社会起業塾イニシアティブ2015年度 塾生募集

2002年、社会起業家という言葉がまだほとんど認知されていなかった時代にNECとの協働でスタート。2010年に、花王、横浜市(2010〜2013)をオフィシャル・パートナーに、電通をプログラム・パートナーとして迎えた「社会起業塾イニシアティブ」は、これまでに82名の社会起業家を選抜し、その創業期をサポートしてきました。卒塾生たちはさまざまな社会課題にアプローチし、大きなインパクトを生み出し始めています。


今年度は、日本の中小企業を支えるエヌエヌ生命保険株式会社(代表執行役社長:サティッシュ・バパット、本社:東京都千代田区)が新たにオフィシャル・パートナーとして参画。5月26日より、最大9名の起業家を募集いたします。


■課題解決の担い手として注目が高まる社会起業家
 〜企業による支援や本業での協働に向けた動きも加速

世界でも例が無い超高齢社会を迎える日本。それにより経済格差やコミュニティの崩壊、過疎化などさまざまな社会問題が加速度的に増加するなか、イノベーティブな発想で解決手法を示す社会起業家(ソーシャルアントレプレナー)は、新しい公の担い手として大きな期待が寄せられています。
また、課題解決視点からビジネスを生み出す彼らの動きは、新しい社会的価値を生み出す事業の起点として企業も注目。社会起業家と協働・連携や、NPO活動への社員参画なども盛んになっています。

2013年に社会価値創造型企業への変革を宣言したNECでは、新しい展開として、卒塾生の支援プログラムを開始します。昨年度卒塾生のNPO法人ReBit、一般社団法人i-oh-jのさらなる事業加速に向けた、2年目支援を実施するほか、卒塾生と社員による社会価値創造をテーマとしたダイアログを開催予定。
花王では、6月1日に本プログラム参画の5周年を記念して、卒塾生の起業家が一堂に会し、花王社員を対象とした、講演会&交流会を実施いたします。また、「花王社会起業塾活動報告書―5周年を迎えて―」を作成し、花王のウェブサイト等で広く発信していく予定です。


■国内外、様々な課題解決の現場で活躍する社会起業家が、
 創業期に本プログラムに参加

82名の卒塾生のうち、73名が現在も事業を継続。社会に対し確かなインパクトを生み出し始めており、その活動は、国内外で高い評価を得ています。

<主な卒塾生>
[卒塾生氏名/所属/事業概要]
◆駒崎 弘樹/認定NPO法人フローレンス 代表理事
(2003年度NEC社会起業塾生)
仕事と育児の両立が当たり前の社会を目指し、病児保育・病後児保育問題を解決するため日本初の「訪問型病児保育」を開始

・おもな受賞歴
08年 にっけい子育て支援大賞 受賞
11年 ニューズウィーク日本版「日本を救う中小企業100」に選出
13年 第1回日経ソーシャルイニシアチブ大賞受賞

◆村田 早耶香/認定NPO法人かものはしプロジェクト 共同代表
(2003年度NEC社会起業塾生)
カンボジアの児童売買春・人身売買問題の解決を目指し、農村で職業訓練と雇用の機会を提供

・おもな受賞歴
06年 日経ウーマン「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2007」リーダーシップ部門を史上最年少で受賞
07年 国際青年会議所主催、過去にケネディやキッシンジャーが受賞したTOYP(傑出した若者賞)受賞

◆今村 久美/認定NPO法人カタリバ 代表理事
(2004年度NEC社会起業塾生)
高校生を対象としたキャリア教育プログラムの推進。震災後は被災地での放課後学校“コラボ・スクール”の運営も。

・おもな受賞歴
08年 日経ウーマン「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2009」キャリアクリエイト部門を受賞
09年 内閣府・男女共同参画「チャレンジ賞」
14年 第1回日経ソーシャルイニシアチブ大賞受賞 東北部門賞受賞

◆堀江 敦子/スリール株式会社 代表取締役社長
(2010年度 花王社会起業塾生)
大学生が共働き家庭に入り、「仕事と子育ての両立」のリアルを学ぶ「ワーク&ライフ・インターン」事業を提供。

・おもな受賞歴
13年 日経ウーマン誌「次世代ガール25人」に選出
14年 AERA誌にて「日本を突破する100人」に選出

◆小沼 大地/NPO法人クロスフィールズ 代表理事
(2011年度NEC社会起業塾生)
「留職」プログラムを通じ、企業・行政・NPOという領域の枠を超えて働く機会を提供

・おもな受賞歴
11年 世界経済フォーラム(ダボス会議)グローバルシェイパーに選出
14年 第2回日経ソーシャルイニシアチブ大賞新人賞受賞


▲社会を変える計画を描く6か月間のプログラム(期間:2015年9月〜2016年3月)
事業を推進しながら、先輩起業家や仲間とともに重要な経営課題に取り組んでいくことで、事業を創り加速させていくために必要な機会を提供しています。

<社会を変える事業戦略を集中して磨き上げる>
先輩経営者を交えた経営戦略会議
コーディネーターによる定期的なコーチングなど

<社会課題の解決に徹底的に向き合う研修>
2か月に1度の合同研修合宿
実践に向けた事業計画の作成

<継続的に学び合う起業家コミュニティ>
起業塾生による相互メンタリング
卒塾生同士の連携の機会

スケジュール:9月24日〜25日
       キックオフ合宿/11月22日〜11月24日 中間強化合宿
       2016年1月21日〜1月22日
       中間レビュー合宿/3月中旬 最終報告会

そのほか、オフィシャル・パートナー企業担当者や関係部署のサポートや、プログラム・パートナーによるセミナーを開催。


■社会起業塾イニシアティブ2015 参加募集概要 応募方法・詳細はこちら
http://kigyojuku.etic.or.jp/

・対象となる事業
1:社会的課題の解決を目的に行われる事業(営利法人/非営利法人は問いません)
2:量(優れたモデル性による影響の拡大など)、あるいは質的に卓越した社会的インパクトの創出(政策や社会システムの変革など)を志向する事業

・対象となる団体
1:顧客/当事者に対してサービスやプログラムを提供した実績があるなど、すでに事業や活動を開始していること(法人化の有無は問いません)
2:代表者をはじめ、活動の中心メンバーが35歳以下程度であること(学生・社会人の区別は問いません)

・募集団体:
NEC社会起業塾3団体、花王社会起業塾3団体、エヌエヌ生命社会起業塾2団特別
(研究生含め最大9組選定予定)

・選考スケジュール
6月15日正午エントリー締め切り/8月31日 最終選考会


▼社会起業塾イニシアティブについて
<企業・行政が協働し、社会起業家を育成>
2002年、社会起業家という言葉がまだほとんど認知されていなかった時代。ETIC.とNECの協働で、本プログラムはスタートしました。2010年には花王、横浜市をオフィシャル・パートナーに、電通をプログラム・パートナーに、2015年にはエヌエヌ生命保険株式会社をオフィシャル・パートナーに迎え、現在は年間最大9組を支援しています。
社会起業家が、企業や行政と連携・協働することで、社会課題の解決を加速させることを目指します。また、中長期的には、パートナー企業・行政の人材育成や事業創出につながることも期待しています。詳細は全面リニューアルした公式ウェブサイトをご覧ください。
社会起業塾が重視している起業家の特徴や理念などを紹介した動画も配信しています。⇒ http://kigyojuku.etic.or.jp/

▼NPO法人ETIC. 〜人をつくる、社会をつくる、日本をつくる
新しい事業づくりを通して次世代社会を創り出すことに挑戦する起業家型リーダーを育成・輩出し、社会に新しい生き方・働き方のスタイルを提案するNPO法人。ベンチャー企業やNPO、大手企業の新規事業部などで、学生が責任のあるポジションにたち、事業の成功に貢献することを目指して取り組む「長期実践型インターンシップ」(97年〜)、社会起業家を志す若者の事業プランコンペティション「STYLE」(02年〜)、社会事業を立ち上げる若者を支援する「NEC社会起業塾」(02年〜)、地域に根付いた若者の挑戦機会を創り出す事業を応援する「チャレンジコミュニティ創成プロジェクト」(04年〜)などを実施し、現在では全国60地域で人材育成プログラム等がスタート。東日本大震災を受け、「震災復興リーダー支援プロジェクト」も開始(11年〜)。年間、約500名の大学生を中心とする20代の若者にプログラムを提供。現在までに400名以上の起業家を輩出。
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