110年の時を経て蘇る『婦人画報』創刊号!『婦人画報』創刊110周年記念号6/1発刊 史上初!1905年当時の創刊号を丸ごと1冊完全復刻して別冊付録に
[15/05/28]
提供元:@Press
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株式会社ハースト婦人画報社(本社:東京都港区、代表取締役社長&CEO:イヴ・ブゴン)発行の月刊誌『婦人画報』が、2015年7月にいよいよ創刊110周年を迎えます。6月1日(月)発売の7月号では、「110周年記念号」として、1905年発刊の創刊号完全復刻版を特別付録にしました。
創刊号に記された初代編集長・国木田独歩の発行の辞は、「『婦人画報』が当時の理想の女性像を発信するために発刊された雑誌であることを力強く物語っています。時代に即した理想の女性像を読者に伝え、世界に向けて視野を広げてほしいという、国木田独歩の想いは、110年を経た現在も脈々と受け継がれています。
創刊号を付録としてお届けすることで、先人たちが遺した熱いメッセージを現代に生きる読者にお伝えすることができれば、と考えています。また、7月号本誌では「1905年の日本婦人」と題した、創刊号の読み解き特集を実施。創刊当時の『婦人画報』が、どのような女性像を理想とし、その理想像がどのようにグラビアに描かれているかを、当時の社会背景などを織り交ぜながら解説しています。
<ハースト婦人画報社『婦人画報』編集長 出口由美 コメント>
■110年の時を経て蘇った大和撫子たち
創刊号でいきいきと描かれた女性たち。彼女たちが110年後に蘇り、しかも電子雑誌化までされて世界中の方々の目に触れることを当時想像できたでしょうか。技術の進歩に驚きを覚えると同時に、読者へ伝えるメッセージの根本が、110年前から連綿と変わらず受け継がれていることにも嬉しい驚きを覚えます。110年前の『婦人画報』を手に取り、併せて本誌の「1905年の日本婦人」をお読みいただき、そこに登場する溌剌とした大和撫子の姿をお楽しみください。
■当時の常識を覆すセンセーショナルな企画の数々
『婦人画報』創刊号では、当時は門外不出であった華族女学校(現・学習院女子中・高等科)の運動会の様子を、巻頭グラビアのトップで紹介しています。続くグラビアには、遠足で潮干狩に出かける女学生や、ヨーロッパから移入された体操をする女学生の写真が掲載されています。女性が学ぶことに対し「有害無益」という声がまだまだ根強く、体を鍛えるために女性が運動することなどほとんど考えられない当時、こうした記事が社会に大きな衝撃を与えたことは想像に難くありません。また、このほかにも「離婚は女の恥」とされた時代に、「徒(いたずら)に恐縮せぬ様」と励ましの原稿が寄稿されるなど、女性の自立や、女性が世界へ目を向けることを促すメッセージが数多く見られます。
■土門拳、金子みすず……時代のトップランナー達と歩んできた110年
110年の歴史を繙いていく過程で様々なエピソードと出会いました。リアリズム写真の巨匠・土門拳が取材カメラマンとして撮影していたこと。大正・昭和を代表する詩人として語り継がれる中原中也や、金子みすゞのデビューが『婦人画報』の読者投稿欄であったこと、そして倉庫より発見された水上勉の生原稿など…。『婦人画報』が、近代日本の文化史に多大なる影響を遺してきたトップランナーたちと歩んできたことを示すこうした数々のエピソードとともに、貴重な資料も数多く発見されました。
■110周年記念企画として、女性誌単独では初のクラウドファンディング事業を始動
110周年を記念した取り組みとして、女性誌単独では業界初となる読者参加型クラウドファンディング事業「つくろう!日本の手仕事の未来」プロジェクトを進めています。このプロジェクトでは、さまざまな手仕事を次代へ受け渡すために、先進的なクラウドファンディングを導入し、職人の方々を支援しています。
第1弾では日本最後の鏡師・山本晃久氏による「世界最大・手作りの魔鏡」製作プロジェクトを開始し、多くの方にご協賛いただき目標金額を達成いたしました。6月に、世界最大の魔鏡が完成する予定です。完成した魔鏡は京都での展示後、震災で社を失った岩手県陸前高田市の今泉天満宮に奉納する予定です。
<『婦人画報』について>
創刊 :1905年
発行サイクル :月刊(毎月1日発売)
印刷証明付き部数:82,700部(マガジンデータ2014)
定価 :¥1,200(税込) 2015年7月号特別定価:¥1,300(税込)
ホームページ: http://www.hearst.co.jp/fujingaho
コマース 婦人画報のおかいもの: http://fujingaho-shop.jp
「LOVE JAPAN 110」: http://www.fujingaho.jp/lovejapan110/
婦人画報Facebookページ: https://www.facebook.com/insidefujingaho
「きょうとあす」: http://www.trip.kyoto.jp/
<ハースト婦人画報社について>
株式会社ハースト婦人画報社は、日本、アメリカ、フランスの多角的なDNAを持つメディア企業です。創刊110年の『婦人画報』をはじめ、『エル・ジャポン』、『25ans(ヴァンサンカン)』『ハーパーズバザー』、『メンズクラブ』などのファッション誌、カルチャー、インテリア、フード、ウエディングなどの各種ライフスタイル誌を発行しています。また、デジタル戦略に注力し、「エル・オンライン」などのメディアサイトや「エル・ショップ」などのEコマースも積極的に展開。さらに、経験豊かな編集者を活かし、書籍の発行や企業出版にも積極的に取り組んでいます。
URL : http://www.hearst.co.jp/
ツイッター : @Hfujingaho
リンクトイン: https://www.linkedin.com/company/hearst-fujingaho
創刊号に記された初代編集長・国木田独歩の発行の辞は、「『婦人画報』が当時の理想の女性像を発信するために発刊された雑誌であることを力強く物語っています。時代に即した理想の女性像を読者に伝え、世界に向けて視野を広げてほしいという、国木田独歩の想いは、110年を経た現在も脈々と受け継がれています。
創刊号を付録としてお届けすることで、先人たちが遺した熱いメッセージを現代に生きる読者にお伝えすることができれば、と考えています。また、7月号本誌では「1905年の日本婦人」と題した、創刊号の読み解き特集を実施。創刊当時の『婦人画報』が、どのような女性像を理想とし、その理想像がどのようにグラビアに描かれているかを、当時の社会背景などを織り交ぜながら解説しています。
<ハースト婦人画報社『婦人画報』編集長 出口由美 コメント>
■110年の時を経て蘇った大和撫子たち
創刊号でいきいきと描かれた女性たち。彼女たちが110年後に蘇り、しかも電子雑誌化までされて世界中の方々の目に触れることを当時想像できたでしょうか。技術の進歩に驚きを覚えると同時に、読者へ伝えるメッセージの根本が、110年前から連綿と変わらず受け継がれていることにも嬉しい驚きを覚えます。110年前の『婦人画報』を手に取り、併せて本誌の「1905年の日本婦人」をお読みいただき、そこに登場する溌剌とした大和撫子の姿をお楽しみください。
■当時の常識を覆すセンセーショナルな企画の数々
『婦人画報』創刊号では、当時は門外不出であった華族女学校(現・学習院女子中・高等科)の運動会の様子を、巻頭グラビアのトップで紹介しています。続くグラビアには、遠足で潮干狩に出かける女学生や、ヨーロッパから移入された体操をする女学生の写真が掲載されています。女性が学ぶことに対し「有害無益」という声がまだまだ根強く、体を鍛えるために女性が運動することなどほとんど考えられない当時、こうした記事が社会に大きな衝撃を与えたことは想像に難くありません。また、このほかにも「離婚は女の恥」とされた時代に、「徒(いたずら)に恐縮せぬ様」と励ましの原稿が寄稿されるなど、女性の自立や、女性が世界へ目を向けることを促すメッセージが数多く見られます。
■土門拳、金子みすず……時代のトップランナー達と歩んできた110年
110年の歴史を繙いていく過程で様々なエピソードと出会いました。リアリズム写真の巨匠・土門拳が取材カメラマンとして撮影していたこと。大正・昭和を代表する詩人として語り継がれる中原中也や、金子みすゞのデビューが『婦人画報』の読者投稿欄であったこと、そして倉庫より発見された水上勉の生原稿など…。『婦人画報』が、近代日本の文化史に多大なる影響を遺してきたトップランナーたちと歩んできたことを示すこうした数々のエピソードとともに、貴重な資料も数多く発見されました。
■110周年記念企画として、女性誌単独では初のクラウドファンディング事業を始動
110周年を記念した取り組みとして、女性誌単独では業界初となる読者参加型クラウドファンディング事業「つくろう!日本の手仕事の未来」プロジェクトを進めています。このプロジェクトでは、さまざまな手仕事を次代へ受け渡すために、先進的なクラウドファンディングを導入し、職人の方々を支援しています。
第1弾では日本最後の鏡師・山本晃久氏による「世界最大・手作りの魔鏡」製作プロジェクトを開始し、多くの方にご協賛いただき目標金額を達成いたしました。6月に、世界最大の魔鏡が完成する予定です。完成した魔鏡は京都での展示後、震災で社を失った岩手県陸前高田市の今泉天満宮に奉納する予定です。
<『婦人画報』について>
創刊 :1905年
発行サイクル :月刊(毎月1日発売)
印刷証明付き部数:82,700部(マガジンデータ2014)
定価 :¥1,200(税込) 2015年7月号特別定価:¥1,300(税込)
ホームページ: http://www.hearst.co.jp/fujingaho
コマース 婦人画報のおかいもの: http://fujingaho-shop.jp
「LOVE JAPAN 110」: http://www.fujingaho.jp/lovejapan110/
婦人画報Facebookページ: https://www.facebook.com/insidefujingaho
「きょうとあす」: http://www.trip.kyoto.jp/
<ハースト婦人画報社について>
株式会社ハースト婦人画報社は、日本、アメリカ、フランスの多角的なDNAを持つメディア企業です。創刊110年の『婦人画報』をはじめ、『エル・ジャポン』、『25ans(ヴァンサンカン)』『ハーパーズバザー』、『メンズクラブ』などのファッション誌、カルチャー、インテリア、フード、ウエディングなどの各種ライフスタイル誌を発行しています。また、デジタル戦略に注力し、「エル・オンライン」などのメディアサイトや「エル・ショップ」などのEコマースも積極的に展開。さらに、経験豊かな編集者を活かし、書籍の発行や企業出版にも積極的に取り組んでいます。
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