日韓国交正常化50周年を記念し、大阪・国立民族学博物館にて特別展「韓日食博―わかちあい・おもてなしのかたち」8月27日より開催
[15/07/17]
提供元:@Press
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国立民族学博物館(みんぱく)は、日韓国交正常化50周年を記念して、特別展「韓日食博―わかちあい・おもてなしのかたち」を2015年8月27日(木)〜11月10日(火)にかけて開催します。
特別展「韓日食博―わかちあい・おもてなしのかたち」
http://www.minpaku.ac.jp/museum/exhibition/special/20150827food/index
韓国の「キムジャン(キムチ作りの文化)」と、日本の「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録され、両国において「食」に関する文化的な関心も高まっています。
本展は、「韓国と日本の食文化と博物館」をテーマとして、韓国国立民俗博物館と共同で開催し、両国の50年間の「食」の変化と、「食」の背景にある文化の共通性と差異を探ります。モノだけでなく、最先端の情報技術、「食」のワークショップを通して、観覧者が体感できる「食」の展示です。
■開催概要
期間 :2015年8月27日(木)〜11月10日(火)
休館日:毎週水曜日(9月23日(水・祝)は開館、翌24日(木)は休館)
会場 :国立民族学博物館 特別展示館(大阪府吹田市千里万博公園10-1)
主催 :国立民族学博物館、韓国国立民俗博物館
共催 :大阪工業大学、京都造形芸術大学、韓国芸術総合学校
協力 :大阪韓国文化院、一般社団法人千里文化財団
助成 :韓国国際交流財団、
日本万国博覧会記念基金(公益財団法人関西・大阪21世紀協会)、
公益財団法人日韓文化交流基金
観覧料:一般 830円(560円)
高校・大学生 450円(250円)
小・中学生 250円(130円)
*本券で本館展示もご覧いただけます。
*( )は、20名以上の団体料金、大学等の授業でご利用の方、
授業レポート等の作成を目的とする高校生、
3ヶ月以内のリピーター、満65歳以上の方の割引料金(要証明書等)
*学校団体は本館展示観覧料と共通
(高校・大学生 200円、小・中学生 90円)
無料観覧日:9月12日(土)/9月21日(月・祝)/11月3日(火・祝)
■展覧会の見どころ
1. 韓国国立民俗博物館と「食」をテーマに両国の食文化をみなおす
日韓国交正常化後の50年間、両国はともに経済発展をとげ、ことに食生活においては、お互いがよく似たものになってきましたが、同時に伝統的な食文化が残されており、異なるところも多くあります。日本では韓国の食を中心に、韓国では日本の和食を中心に共同で相互に開催し、食の世界を通して日韓両国の発展を確認します。
本館では、韓国における「食の50年の歩み」「キムチの世界」「台所の世界」「食の道具」「食の思想」「食の教育・情報」「食と人生儀礼・歳時風俗」などを、日本との比較によって見ていただきます。韓国国立民俗博物館から借用する「食の道具」100点余り、「キムチの解説動画」「済州島のブタ便所を体験できる装置」や、「大村しげコレクションの台所資料」などを展示します。1960-70年代の食の世界をモノによって表現します。
2. 韓日の大学と連携し新たな「食」の展示技法を開発
京都造形芸術大学と韓国総合芸術学校の「DNA(Designer's Network Asia)養成ワークショップ」プロジェクトとの連携による「現代の若者たちの食生活」「食の漫画に現れるオノマトペ(擬音語・擬態語)」「ストリートフード」「食材市場」などのアーティスティックな展示と、大阪工業大学の「仮想ミュージアム」プロジェクトとの連携による「キムチ作り」「おせち」「餅つき」「たこ焼き作り」「食感」などをバーチャルに体験できる情報工学的な展示をします。
3. 食文化の研究と博物館
「食文化研究」の開拓者である石毛直道先生(国立民族学博物館元館長)の研究成果と、韓国における食文化研究者の業績を展示します。また、日本と韓国には、数多くの「食の博物館」があります。それらの博物館を紹介します。日韓両国の「食の漫画」を比較しながら読めるコーナーや、子どもたちが「おいしい思い出」を描いた「子どもの絵画にみる韓国と日本の食」のコーナーもあります。
4. 「食」の体験
香りの体験「My七味づくり」、味わう体験「韓国の汁文化と発酵調味料」、「食のオノマトペとカリグラフィー」、「火おこし体験」など、多彩なワークショップを行います。
また、特別展示館の地下(入場無料)には、トッポッキや韓国茶などを味わうことのできる売店をおき、レストランでは特別展メニューとして「みんぱくでしか味わえない」韓国料理をお出しします。
■関連イベント
【みんぱくゼミナール】
「博物館は食をどう展示するか - 特別展メーキング」
日時 :9月19日(土) 13:30〜15:00 (13:00開場)
講師 :大野木啓人(京都造形芸術大学教授)、佐野睦夫(大阪工業大学教授)、
金炅均(キム・ギョンギュン)(韓国総合芸術学校教授)、
朝倉敏夫(国立民族学博物館教授)
会場 :国立民族学博物館 講堂
定員 :450名(先着順/申込不要)
参加費:無料
【みんぱくウィークエンド・サロン - 研究者と話そう】
「日本の焼肉文化考」
日時:8月30日(日) 14:30〜15:30
話者:朝倉敏夫(国立民族学博物館教授)
「石毛さんに聞く:日韓の食文化研究」(予定)
日時 :11月8日(日) 14:30〜15:30
話者 :石毛直道(国立民族学博物館名誉教授)
聞き手:朝倉敏夫(国立民族学博物館教授)
会場 :国立民族学博物館 特別展示館
参加費:無料(要特別展示観覧券/申込不要)
【ワークショップ】
「香りの体験「My 七味づくり」」
日時 :9月5日(土)、9月26日(土)、10月3日(土)
(1) 13:00〜14:00 (2) 14:30〜15:30
会場 :国立民族学博物館 特別展示館地下
定員 :各回100名(先着順/申込不要)
参加費:無料(要特別展示観覧券)
協力 :S&B
「味わう体験「韓国の汁文化と発酵調味料」」
日時 :9月6日(日)、9月27日(日)、10月4日(日) 15:00〜16:00
講師 :福留奈美
(フードコーディネーター、お茶の水女子大学 専門食育士(上級))
会場 :国立民族学博物館 食堂
定員 :各回36名(要事前申込)
参加費:500円
「食のオノマトペとカリグラフィー」
日時 :9月20日(日) 13:00〜15:00
講師 :姜秉寅(カン・ビョンイン)
(カリグラフィー研究所「スルトン」代表・書芸家)
解説 :金炅均(キム・ギョンギュン)(韓国総合芸術学校教授)
司会 :朝倉敏夫(国立民族学博物館教授)
会場 :国立民族学博物館 エントランスホール
対象 :小学5年生以上
定員 :10名(要事前申込)
参加費:500円
「火おこし体験」
日時 :10月18日(日)
(1) 11:00〜12:00 (2) 13:00〜14:00 (3) 14:30〜15:30
会場 :国立民族学博物館 特別展示館地下(予定)
対象 :小学1年生以上とその保護者
定員 :各回10組(保護者1名につき子ども2名まで/要事前申込)
参加費:無料
協力 :大阪ガス株式会社、大阪ガスビジネスクリエイト株式会社
■韓国国立民俗博物館とは
伝統社会から現在までの多様な文化的主題をあつかう韓国の生活文化博物館。毎年200万人以上の観覧客が訪問する韓国の代表的な博物館であり、多様な主題について調査・研究を進め、関連する資料を収集・保存しています。常設展示と特別展示、図書の刊行および資料サービスなどの活動を通して関連学界と一般人の文化的欲求に応じる総合研究機関です。
*韓国国立民俗博物館では、2015年12月9日(水)〜2016年2月29日(月)に、同趣旨の展示を開催します。
■国立民族学博物館とは
国立民族学博物館(みんぱく)は、1974年6月創設し、1977年11月に開館した博物館をもつ研究所です。文化人類学・民族学に関する調査・研究をおこなうとともに、民族資料の収集・整理・公開などの活動をすすめ、世界の諸民族の社会と文化に関する情報を人々に提供し、諸民族についての認識と理解を深めることを目的としています。
所在地 : 〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
交通 : 大阪・万博公園内
大阪モノレール「万博記念公園駅」・「公園東口駅」徒歩約15分
開館時間: 10:00〜17:00 (入館は16:30まで)
休館日 : 水曜日(水曜日が祝日の場合は翌日が休館)、
年末年始(12月28日〜1月4日)
URL : http://www.minpaku.ac.jp/
Facebook: http://www.facebook.com/MINPAKU.official
Twitter : http://twitter.com/MINPAKUofficial
特別展「韓日食博―わかちあい・おもてなしのかたち」
http://www.minpaku.ac.jp/museum/exhibition/special/20150827food/index
韓国の「キムジャン(キムチ作りの文化)」と、日本の「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録され、両国において「食」に関する文化的な関心も高まっています。
本展は、「韓国と日本の食文化と博物館」をテーマとして、韓国国立民俗博物館と共同で開催し、両国の50年間の「食」の変化と、「食」の背景にある文化の共通性と差異を探ります。モノだけでなく、最先端の情報技術、「食」のワークショップを通して、観覧者が体感できる「食」の展示です。
■開催概要
期間 :2015年8月27日(木)〜11月10日(火)
休館日:毎週水曜日(9月23日(水・祝)は開館、翌24日(木)は休館)
会場 :国立民族学博物館 特別展示館(大阪府吹田市千里万博公園10-1)
主催 :国立民族学博物館、韓国国立民俗博物館
共催 :大阪工業大学、京都造形芸術大学、韓国芸術総合学校
協力 :大阪韓国文化院、一般社団法人千里文化財団
助成 :韓国国際交流財団、
日本万国博覧会記念基金(公益財団法人関西・大阪21世紀協会)、
公益財団法人日韓文化交流基金
観覧料:一般 830円(560円)
高校・大学生 450円(250円)
小・中学生 250円(130円)
*本券で本館展示もご覧いただけます。
*( )は、20名以上の団体料金、大学等の授業でご利用の方、
授業レポート等の作成を目的とする高校生、
3ヶ月以内のリピーター、満65歳以上の方の割引料金(要証明書等)
*学校団体は本館展示観覧料と共通
(高校・大学生 200円、小・中学生 90円)
無料観覧日:9月12日(土)/9月21日(月・祝)/11月3日(火・祝)
■展覧会の見どころ
1. 韓国国立民俗博物館と「食」をテーマに両国の食文化をみなおす
日韓国交正常化後の50年間、両国はともに経済発展をとげ、ことに食生活においては、お互いがよく似たものになってきましたが、同時に伝統的な食文化が残されており、異なるところも多くあります。日本では韓国の食を中心に、韓国では日本の和食を中心に共同で相互に開催し、食の世界を通して日韓両国の発展を確認します。
本館では、韓国における「食の50年の歩み」「キムチの世界」「台所の世界」「食の道具」「食の思想」「食の教育・情報」「食と人生儀礼・歳時風俗」などを、日本との比較によって見ていただきます。韓国国立民俗博物館から借用する「食の道具」100点余り、「キムチの解説動画」「済州島のブタ便所を体験できる装置」や、「大村しげコレクションの台所資料」などを展示します。1960-70年代の食の世界をモノによって表現します。
2. 韓日の大学と連携し新たな「食」の展示技法を開発
京都造形芸術大学と韓国総合芸術学校の「DNA(Designer's Network Asia)養成ワークショップ」プロジェクトとの連携による「現代の若者たちの食生活」「食の漫画に現れるオノマトペ(擬音語・擬態語)」「ストリートフード」「食材市場」などのアーティスティックな展示と、大阪工業大学の「仮想ミュージアム」プロジェクトとの連携による「キムチ作り」「おせち」「餅つき」「たこ焼き作り」「食感」などをバーチャルに体験できる情報工学的な展示をします。
3. 食文化の研究と博物館
「食文化研究」の開拓者である石毛直道先生(国立民族学博物館元館長)の研究成果と、韓国における食文化研究者の業績を展示します。また、日本と韓国には、数多くの「食の博物館」があります。それらの博物館を紹介します。日韓両国の「食の漫画」を比較しながら読めるコーナーや、子どもたちが「おいしい思い出」を描いた「子どもの絵画にみる韓国と日本の食」のコーナーもあります。
4. 「食」の体験
香りの体験「My七味づくり」、味わう体験「韓国の汁文化と発酵調味料」、「食のオノマトペとカリグラフィー」、「火おこし体験」など、多彩なワークショップを行います。
また、特別展示館の地下(入場無料)には、トッポッキや韓国茶などを味わうことのできる売店をおき、レストランでは特別展メニューとして「みんぱくでしか味わえない」韓国料理をお出しします。
■関連イベント
【みんぱくゼミナール】
「博物館は食をどう展示するか - 特別展メーキング」
日時 :9月19日(土) 13:30〜15:00 (13:00開場)
講師 :大野木啓人(京都造形芸術大学教授)、佐野睦夫(大阪工業大学教授)、
金炅均(キム・ギョンギュン)(韓国総合芸術学校教授)、
朝倉敏夫(国立民族学博物館教授)
会場 :国立民族学博物館 講堂
定員 :450名(先着順/申込不要)
参加費:無料
【みんぱくウィークエンド・サロン - 研究者と話そう】
「日本の焼肉文化考」
日時:8月30日(日) 14:30〜15:30
話者:朝倉敏夫(国立民族学博物館教授)
「石毛さんに聞く:日韓の食文化研究」(予定)
日時 :11月8日(日) 14:30〜15:30
話者 :石毛直道(国立民族学博物館名誉教授)
聞き手:朝倉敏夫(国立民族学博物館教授)
会場 :国立民族学博物館 特別展示館
参加費:無料(要特別展示観覧券/申込不要)
【ワークショップ】
「香りの体験「My 七味づくり」」
日時 :9月5日(土)、9月26日(土)、10月3日(土)
(1) 13:00〜14:00 (2) 14:30〜15:30
会場 :国立民族学博物館 特別展示館地下
定員 :各回100名(先着順/申込不要)
参加費:無料(要特別展示観覧券)
協力 :S&B
「味わう体験「韓国の汁文化と発酵調味料」」
日時 :9月6日(日)、9月27日(日)、10月4日(日) 15:00〜16:00
講師 :福留奈美
(フードコーディネーター、お茶の水女子大学 専門食育士(上級))
会場 :国立民族学博物館 食堂
定員 :各回36名(要事前申込)
参加費:500円
「食のオノマトペとカリグラフィー」
日時 :9月20日(日) 13:00〜15:00
講師 :姜秉寅(カン・ビョンイン)
(カリグラフィー研究所「スルトン」代表・書芸家)
解説 :金炅均(キム・ギョンギュン)(韓国総合芸術学校教授)
司会 :朝倉敏夫(国立民族学博物館教授)
会場 :国立民族学博物館 エントランスホール
対象 :小学5年生以上
定員 :10名(要事前申込)
参加費:500円
「火おこし体験」
日時 :10月18日(日)
(1) 11:00〜12:00 (2) 13:00〜14:00 (3) 14:30〜15:30
会場 :国立民族学博物館 特別展示館地下(予定)
対象 :小学1年生以上とその保護者
定員 :各回10組(保護者1名につき子ども2名まで/要事前申込)
参加費:無料
協力 :大阪ガス株式会社、大阪ガスビジネスクリエイト株式会社
■韓国国立民俗博物館とは
伝統社会から現在までの多様な文化的主題をあつかう韓国の生活文化博物館。毎年200万人以上の観覧客が訪問する韓国の代表的な博物館であり、多様な主題について調査・研究を進め、関連する資料を収集・保存しています。常設展示と特別展示、図書の刊行および資料サービスなどの活動を通して関連学界と一般人の文化的欲求に応じる総合研究機関です。
*韓国国立民俗博物館では、2015年12月9日(水)〜2016年2月29日(月)に、同趣旨の展示を開催します。
■国立民族学博物館とは
国立民族学博物館(みんぱく)は、1974年6月創設し、1977年11月に開館した博物館をもつ研究所です。文化人類学・民族学に関する調査・研究をおこなうとともに、民族資料の収集・整理・公開などの活動をすすめ、世界の諸民族の社会と文化に関する情報を人々に提供し、諸民族についての認識と理解を深めることを目的としています。
所在地 : 〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
交通 : 大阪・万博公園内
大阪モノレール「万博記念公園駅」・「公園東口駅」徒歩約15分
開館時間: 10:00〜17:00 (入館は16:30まで)
休館日 : 水曜日(水曜日が祝日の場合は翌日が休館)、
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