場所、端末を問わずCAD業務環境の利用を可能にする『CAD on VDI』を「VDIイノベーションセンター」でデモ展示開始〜ファソテックとアセンテックが連携し、セキュアにCAD業務環境を変革〜
[15/07/30]
提供元:@Press
提供元:@Press
本日、株式会社ファソテック(本社:千葉県千葉市、代表取締役社長:竹内 淳一、以下 ファソテック)と、アセンテック株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:佐藤 直浩、以下 アセンテック)は、重要なCADデータを情報漏洩リスクから守るファソテックの先進ソリューション、『CAD on VDI』のデモンストレーションを、VDIに特化した国内有数のショールーム「VDIイノベーションセンター」にて、展示開始したことをお知らせします。なお、「VDIイノベーションセンター」はアセンテックの運営するショールームであり、VDIに関連するハードウェアとソフトウェアなどさまざまなソリューションを、21のブースに常設展示しています。
【これまでの設計業務の課題】
これまで設計業務において、特に情報漏洩リスクなどからさまざまな制限が生じていました。それは、「距離の制限」「場所の制限」「端末の制限」です。
・「距離の制限」:機密データの持ち出しが困難なため、「距離の制限」が生じ、このため、機動的にデータを持って移動することができず、国内外の出張などにも柔軟に対応することが難しい状況となっていました。
・「場所の制限」:どこからも自分のCADデータを利用したい、移動しないで解析を使いたい、デザインレビュー時にデスクトップを移動したくない、といったリクエストに対応できませんでした。
・「端末の制限」:使用されている端末が制限されていることにより、機動性が著しく制限され、開発環境が極めて固定されていました。
これら多くの課題により、CADでの開発業務は機動性や柔軟性、俊敏性といった現代のビジネスに不可欠な多くの要素が損なわれ、開発競争力が低下するという事象も生じていました。
【仮想デスクトップ上での設計業務利用】
それらの課題を解決し、設計業務について、セキュアに、機動性と柔軟性を生み出せるソリューションとして、仮想デスクトップとの融合が期待されてきました。しかし、CAD業務は非常に膨大なデータ量の処理が求められるため、実業務に耐えうるパフォーマンスを仮想デスクトップで実現するためには多くの障壁がありました。
そこで、長年にわたり、CATIAソリューションにおける豊富なスキルと実績をもつソリューションプロバイダーであるファソテックと、仮想デスクトップで豊富な実績を誇るアセンテックが連携し、実践的なCATIAのモデリング作業を仮想デスクトップ環境で実現するために、最新のITインフラをベースに設計し構築を進めてまいりました。
その結果、VPN経由でセキュアかつハイパフォーマンスなCATIA仮想デスクトップのデモンストレーション環境を構築することができました。
〈CAD on VDIの特長〉
・場所、端末を問わず、あらゆる端末からCAD業務環境の利用が可能です。
・3次元処理後の画面転送だけ行うので、モバイルデバイスでも利用可能です。
また、接続端末が故障しても、新たな接続端末を用意すれば、業務継続できます。
・大規模アセンブリや大容量データ自体は転送されず、画面転送だけなので、ネットワークに大きな負荷が掛かることはありません
【VDIイノベーションセンターにおけるCAD on VDIデモ環境について】
今回、幕張本社にCATIAを含む3次元アプリケーション用のVDI環境を構築しました。また、本構成について、ストレージ環境として、先進アダプティブ・ストレージ「Nimble Storage」を採用しCADデータの高速I/Oニーズに対応しました。
秋葉原から幕張本社への接続環境の公開にあたり、実際の環境をイメージし、セキュリティー面も最大限考慮しました。社内の環境とは独立、かつ外部公開用の厳密なポリシーの適用と、画面転送に特化したセキュアゲートウェイの導入によりCADデータ流出の心配はありません。
●デモアプリケーションは以下のとおりです。
-CATIA V5(R22)
-CATIA CADAM Drafting
-CATIA Composer(旧製品:3DVIA Composer)
-3D XML
-3D PDF
-XVL
-TIFF
*CATIA、CADAM、3DVIAは、ダッソー・システムズ(Dassault Systemes)もしくはダッソー・システムズの子会社の米国およびその他の国における登録商標です。
その他すべての会社名・製品名・サービスネームは、それぞれ各社の商標またはサービスマークです。
【VDIイノベーションセンターについて】
「VDIイノベーションセンター」は、仮想デスクトップソリューションに関わる、ソフトウェア、ハードウェア、セキュリティーソリューションなど、さまざまなVDIに関するソリューションを一同に集め、実際にデモンストレーションを体験することができる国内有数のVDIに特化したショールームです。本ショールーム開設により、複数のベンダーの製品やサービスを一度に比較・検討したいという、VDIを検討するユーザのニーズに応えることが可能となりました。東京・秋葉原駅から徒歩2分という環境に位置し、2012年のオープン以来、約5,000人もの来場者を数えます。
■株式会社ファソテックについて
http://www.fasotec.co.jp
ファソテックは、日本のものづくりを根底から支え続け、“PLM”と“ME”を柱に、お客様の『現場』をよりよいものとするお手伝いをしています。主にPLMでは「CATIA」を、MEでは「3Dプリンター」を活用しています。
ファソテックは、自動車や航空機などのメーカー向けに、製造プロセスのデジタル化や効率化を提案し、日本の『ものづくり』に貢献しています。また、医療・医学向けに、3Dプリンターを活用した「医工連携による医用工学実現のための技術提供」なども行っています。
■アセンテック株式会社について
https://www.ascentech.co.jp/
アセンテック株式会社は、世界のVDI市場をリードするCitrix社および、米国を始め各国で高いシェアを誇るDell Wyse製品の1次代理店です。また、デル株式会社のプレミアパートナーとして、包括的に製品を取り扱っています。これらと同時に、USBキー1本で簡単シンクライアント化を実現するアセンテック自社開発ソリューション「Resalio Lynx」、VDI環境における印刷課題を解決する「ThinPrint」などを取り扱い、仮想化インフラの設計、構築も含め、「VDIトータルソリューション」カンパニーとしてお客様に付加価値の高いソリューションを提供しています。また、ストレージ領域においても、グローバルで高い支持を集める“アダプティブ・フラッシュストレージソリューション”Nimble Storageや、Microsoftの『クラウド統合ストレージ』ソリューションStorSimpleを提供し、拡大し続けるストレージ市場にも柔軟に対応しています。
【これまでの設計業務の課題】
これまで設計業務において、特に情報漏洩リスクなどからさまざまな制限が生じていました。それは、「距離の制限」「場所の制限」「端末の制限」です。
・「距離の制限」:機密データの持ち出しが困難なため、「距離の制限」が生じ、このため、機動的にデータを持って移動することができず、国内外の出張などにも柔軟に対応することが難しい状況となっていました。
・「場所の制限」:どこからも自分のCADデータを利用したい、移動しないで解析を使いたい、デザインレビュー時にデスクトップを移動したくない、といったリクエストに対応できませんでした。
・「端末の制限」:使用されている端末が制限されていることにより、機動性が著しく制限され、開発環境が極めて固定されていました。
これら多くの課題により、CADでの開発業務は機動性や柔軟性、俊敏性といった現代のビジネスに不可欠な多くの要素が損なわれ、開発競争力が低下するという事象も生じていました。
【仮想デスクトップ上での設計業務利用】
それらの課題を解決し、設計業務について、セキュアに、機動性と柔軟性を生み出せるソリューションとして、仮想デスクトップとの融合が期待されてきました。しかし、CAD業務は非常に膨大なデータ量の処理が求められるため、実業務に耐えうるパフォーマンスを仮想デスクトップで実現するためには多くの障壁がありました。
そこで、長年にわたり、CATIAソリューションにおける豊富なスキルと実績をもつソリューションプロバイダーであるファソテックと、仮想デスクトップで豊富な実績を誇るアセンテックが連携し、実践的なCATIAのモデリング作業を仮想デスクトップ環境で実現するために、最新のITインフラをベースに設計し構築を進めてまいりました。
その結果、VPN経由でセキュアかつハイパフォーマンスなCATIA仮想デスクトップのデモンストレーション環境を構築することができました。
〈CAD on VDIの特長〉
・場所、端末を問わず、あらゆる端末からCAD業務環境の利用が可能です。
・3次元処理後の画面転送だけ行うので、モバイルデバイスでも利用可能です。
また、接続端末が故障しても、新たな接続端末を用意すれば、業務継続できます。
・大規模アセンブリや大容量データ自体は転送されず、画面転送だけなので、ネットワークに大きな負荷が掛かることはありません
【VDIイノベーションセンターにおけるCAD on VDIデモ環境について】
今回、幕張本社にCATIAを含む3次元アプリケーション用のVDI環境を構築しました。また、本構成について、ストレージ環境として、先進アダプティブ・ストレージ「Nimble Storage」を採用しCADデータの高速I/Oニーズに対応しました。
秋葉原から幕張本社への接続環境の公開にあたり、実際の環境をイメージし、セキュリティー面も最大限考慮しました。社内の環境とは独立、かつ外部公開用の厳密なポリシーの適用と、画面転送に特化したセキュアゲートウェイの導入によりCADデータ流出の心配はありません。
●デモアプリケーションは以下のとおりです。
-CATIA V5(R22)
-CATIA CADAM Drafting
-CATIA Composer(旧製品:3DVIA Composer)
-3D XML
-3D PDF
-XVL
-TIFF
*CATIA、CADAM、3DVIAは、ダッソー・システムズ(Dassault Systemes)もしくはダッソー・システムズの子会社の米国およびその他の国における登録商標です。
その他すべての会社名・製品名・サービスネームは、それぞれ各社の商標またはサービスマークです。
【VDIイノベーションセンターについて】
「VDIイノベーションセンター」は、仮想デスクトップソリューションに関わる、ソフトウェア、ハードウェア、セキュリティーソリューションなど、さまざまなVDIに関するソリューションを一同に集め、実際にデモンストレーションを体験することができる国内有数のVDIに特化したショールームです。本ショールーム開設により、複数のベンダーの製品やサービスを一度に比較・検討したいという、VDIを検討するユーザのニーズに応えることが可能となりました。東京・秋葉原駅から徒歩2分という環境に位置し、2012年のオープン以来、約5,000人もの来場者を数えます。
■株式会社ファソテックについて
http://www.fasotec.co.jp
ファソテックは、日本のものづくりを根底から支え続け、“PLM”と“ME”を柱に、お客様の『現場』をよりよいものとするお手伝いをしています。主にPLMでは「CATIA」を、MEでは「3Dプリンター」を活用しています。
ファソテックは、自動車や航空機などのメーカー向けに、製造プロセスのデジタル化や効率化を提案し、日本の『ものづくり』に貢献しています。また、医療・医学向けに、3Dプリンターを活用した「医工連携による医用工学実現のための技術提供」なども行っています。
■アセンテック株式会社について
https://www.ascentech.co.jp/
アセンテック株式会社は、世界のVDI市場をリードするCitrix社および、米国を始め各国で高いシェアを誇るDell Wyse製品の1次代理店です。また、デル株式会社のプレミアパートナーとして、包括的に製品を取り扱っています。これらと同時に、USBキー1本で簡単シンクライアント化を実現するアセンテック自社開発ソリューション「Resalio Lynx」、VDI環境における印刷課題を解決する「ThinPrint」などを取り扱い、仮想化インフラの設計、構築も含め、「VDIトータルソリューション」カンパニーとしてお客様に付加価値の高いソリューションを提供しています。また、ストレージ領域においても、グローバルで高い支持を集める“アダプティブ・フラッシュストレージソリューション”Nimble Storageや、Microsoftの『クラウド統合ストレージ』ソリューションStorSimpleを提供し、拡大し続けるストレージ市場にも柔軟に対応しています。