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CS向上に向け「情報案内ディスプレイ」を導入 〜異常時の運行情報の案内を充実〜 インターホンに代わる「情報案内端末」(ディスプレイ一体型)も試験導入します

阪神電気鉄道株式会社(本社:大阪市福島区、社長:藤原崇起)では、10月1日から、主要5駅の改札口付近において、大型55インチ液晶ディスプレイにより、異常時(人身事故等の発生時)の運行状況等の情報提供を開始することとし、来年度には全駅導入を目指して、整備を進めてまいります。

これは、これまでお客さまのサービス満足度が低かった異常時の情報提供を充実させようとするもので、列車の遅延の状況や、他社線への振替輸送等の情報が提供できるようになります。また、本ディスプレイでは、列車接近・在線情報も提供できることが特徴的となっています(12月から提供開始)。
更に、インターホンに代わるご案内方法として、ディスプレイ一体型の「情報案内端末」を使ったサービスを千船駅で試験的に導入します。これは、液晶モニタ画面を通じて、最寄りの駅長室係員と直接話すことや筆談が可能であるほか、運賃や、時刻表、ダイヤ等の情報も検索できるサービスで、お年寄りや、視覚・聴覚に障がいのある方を初めとした全てのお客さまに対応しようとするものです。
当社では、CS向上に積極的に取り組んでおり、鉄道の現業係員全てのサービス介助士の資格取得を目指すなど、全てのお客さまに安心してご利用いただくための活動を進めています。今回の取組みもその一環として行うものです。

【情報案内ディスプレイの概要】
1.設置場所
当社線主要5駅(梅田駅、尼崎駅、甲子園駅、御影駅及び神戸三宮駅)の改札口付近
※来年度には全駅導入を目指して、整備を進めてまいります。

2.運用開始日
2015年10月1日(木)
(梅田駅、甲子園駅及び神戸三宮駅では、2015年8月から、通常運行時の機能のみ運用中)

3.表示内容
―通常運行時の表示例―
・当駅発の列車情報を表示
・当社からのお知らせを表示
・今後の運行予定に関するご案内

―事故等異常時の表示例―
・遅延時分のご案内(2015年10月1日から運用開始)
・事故等発生時には、列車遅延状況、運転見合せ状況、他社線への振替輸送状況などを路線図形式でご案内
 (2015年10月1日から運用開始)
・遅延発生時、列車がどこを走行中かをご案内
 (2015年12月頃から運用開始)

【情報案内端末 試験導入の概要】
1.設置場所
千船駅の改札口付近

2.運用開始日
2015年9月1日(火) 10時

3.主な機能
(1)情報案内ディスプレイ
上部に大型液晶ディスプレイを設け、情報案内ディスプレイと同様のご案内が可能です。

(2)コミュニケーション機能
[1]TVインターホンによるコミュニケーション
駅係員の不在時、最寄りの駅長室(梅田駅)の係員と、顔を見ながらのコミュニケーションが可能です(現在は、音声インターホンで対応を行っています)。
[2]筆談及び資料提示によるコミュニケーション
端末に設置したカメラ及び駅長室に設置しているカメラを用いることで、筆談や資料を提示しながらのコミュニケーションが可能です。

(3)検索・閲覧機能
[1]運賃・ダイヤ検索
目的地までの運賃やダイヤ(所要時間や乗換情報)を検索することが可能です。
[2]構内図や時刻表の閲覧
当該駅の構内図や時刻表を閲覧することが可能です。

4.その他
ディスプレイ一体型の情報案内端末は、当社グループ会社のアイテック阪急阪神株式会社(本社:大阪市福島区、社長:浜田真希男)とオムロンソーシアルソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、社長:細井俊夫)が共同開発したものです。


阪神電気鉄道 http://www.hanshin.co.jp/
リリース http://www.hanshin.co.jp/company/press/pdf/20150828-tetsudou-display.pdf

発行元:阪急阪神ホールディングス
    大阪市北区芝田1-16-1
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