成安造形大学【キャンパスが美術館】と湖と、陸と、人々と。MUSUBU SHIGAの共催「SEIAN ARTS ATTENTION VOL.7 MUSUBU SHIGA 空想 MUSEUM-近江のかたちを明日につなぐ-」を10月31日開催
[15/10/23]
提供元:@Press
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成安造形大学【キャンパスが美術館】(所在地:滋賀県大津市)では、企画展「SEIAN ARTS ATTENTION VOL.7 MUSUBU SHIGA 空想 MUSEUM - 近江のかたちを明日につなぐ-」を2015年10月31日より開催いたします。
第8回目となる本展では、成安造形大学附属近江学研究所がこれまでの活動で培ったコンテンツや、MUSUBU SHIGA のリサーチを元に、歴史、人、自然、産業などのカテゴリに分けながら、背後にある意味を明らかにし、新しい近江の姿を浮き彫りにすることを試みます。それは未来に向けた新しい価値の発見と創造につながるものです。また、本展に向けて立ち上げたプロジェクト授業では、本学学生が滋賀県ブランディングディレクター服部滋樹の指導のもと滋賀県をリサーチし、未来へ残したい滋賀のカタチを各々の視点で見いだし展示します。本展を通して未来へつないでゆくべきカタチを提示できる機会となる予定です。
*展覧会の詳細は成安造形大学【キャンパスが美術館】WEBサイトにてご覧ください。
URL : http://www.seian.ac.jp/gallery/
*Facebook : https://www.facebook.com/seianartcenter
*Twitter : 「@SEIANARTCENTER」で最新情報更新中
MUSUBU SHIGAロゴ画像
https://www.atpress.ne.jp/releases/78285/img_78285_1.jpg
ロゴデザイン:三重野龍
■「MUSUBU SHIGA 空想 MUSEUM - 近江のかたちを明日につなぐ-」開催概要
会期 :2015年10月31日(土)〜11月29日(日)
休館 :11月11日(水)、12日(木)、28日(土)
場所 :成安造形大学【キャンパスが美術館】
時間 :12:00〜18:00
入場 :無料
問い合わせ:成安造形大学【キャンパスが美術館】事務局
077-574-2111(代表)平日9:00〜17:00
主催 :成安造形大学【キャンパスが美術館】、滋賀県
共催 :湖と、陸と、人々と。MUSUBU SHIGA (滋賀・びわ湖ブランドネットワーク)
展示監修 :滋賀県ブランディングディレクター 服部滋樹
助成:
平成27年度滋賀県「美の滋賀」創造事業、地域の元気創造・暮らしアート事業、平成27年度文化庁文化芸術による地域活性化・国際発信推進事業
後援:
滋賀県教育委員会、大津市、大津市教育委員会、文化・経済フォーラム滋賀
協力:
井上仏壇店、魚治 湖里庵、大津絵の店、大津市教育委員会文化財保護課、カフェテリア「結」紀伊國屋、株式会社まっせ、草津宿街道交流館、graf、権座・水郷を守り育てる会、成安造形大学 地域連携推進センター、成安造形大学附属近江学研究所、たねやグループ、平尾 里山・棚田守り人の会、文化遺産としての松明を次世代へ贈る会、丸三ハシモト株式会社、有限会社川内倫子事務所、養覚瓦店、近江手造り和ろうそく 大與
■本展 展示監修者プロフィール
服部滋樹(滋賀県ブランディングディレクター)
graf 代表、クリエイティブディレクター、デザイナー。美大で彫刻を学んだ後、インテリアショップ、デザイン会社勤務を経て、1998年にインテリアショップで出会った友人たちとgrafを立ち上げました。建築、インテリアなどに関わるデザインや、ブランディングディレクションなどを手掛け、近年では地域再生などの社会活動にもその能力を発揮しています。
URL: http://www.graf-d3.com
■本展 関連団体の概要
<成安造形大学附属近江学研究所>
近江の文化・風土と、芸術の持つ創造精神を結びつけ、新たな可能性を探求する研究機関です。地域に根づく文化・風土の調査研究など、多岐にわたり活動しています。研究者、作家、職人、クリエイターの公開講座や展覧会、デザイン性を重視しながら近江文化を多角的に捉える「文化誌『近江学』」の発刊、近江学フォーラム運営など社会に近江の魅力を発信しています。
URL: http://www.seian.ac.jp/omi
<成安造形大学【キャンパスが美術館】>
「キャンパスが美術館」は、その名称の通り「芸術大学のキャンパス=美術館」と見立てた回遊式の「美術館」です。学校法人京都成安学園の創立90周年を記念して2010年10月にオープンしました。キャンパス内に点在する9つのギャラリースペースで年間を通じて展覧会を企画しています。
URL: http://www.seian.ac.jp/gallery
■展覧会・展示作品について
<滋賀県の魅力を新しい視点から発信する「湖と、陸と、人々と。MUSUBU SHIGA」プロジェクト展示>
本プロジェクトでは、デザイナーや専門家とともに、滋賀に暮らす人々がこれまで培ってきた魅力をリサーチし、その様子をお伝えしてきました。本展示では、リサーチの過程で出会ったモノたちやアイデアを、それをとりまく環境や人々とのストーリーと合わせて紹介します。
MUSUBU SHIGA リサーチの様子1
https://www.atpress.ne.jp/releases/78285/img_78285_2.jpg
(Photo:Narita Mai)
MUSUBU SHIGA リサーチの様子2
https://www.atpress.ne.jp/releases/78285/img_78285_3.jpg
(Photo:Narita Mai)
*「湖と、陸と、人々と。MUSUBU SHIGA」について
滋賀県に培われてきた魅力をより県外へ、世界へと発信しブランド力を高めていく為に発足されたプロジェクトです。本プロジェクトのブランディングディレクターとして、graf 代表の服部滋樹氏が就任し、ソーシャルデザインの視点から、滋賀県の魅力ある「ヒト・コト・モノ」を発見し、むすびあわせながら滋賀県の“これから”をみなさんと考えます。
URL: http://www.musubu-shiga.jp
<道の国の浮世絵コレクション展・近世のかたちを今に伝える「小幡人形」展>
道の国の浮世絵コレクション展では、本学所蔵の近世浮世絵コレクション71点の中から、デザイナーの三重野 龍が宿場町や大津絵、近江八景をモチーフとした作品を選び、アートワークを制作し展示します。近世物流の要であった「街道」にスポットを当てたそれらの作品は、本展広報物にも使われています。また、近世のかたちを今に伝える「小幡人形」展の小幡人形とは、江戸時代前期より旧中山道と伊勢、多賀を結ぶ信仰の道、旧御代参街道が交差する小幡地区でつくられてきた県内唯一の土人形です。今もなお当時受け継がれるそのかたちには、天神やお多福などの縁起ものの他、教訓話をもとにした饅頭食い人形など、時代を超えて残すべき造形を見ることができます。今回はその中でも江戸期享保年間、小幡人形細居家初代安兵衛の「かたち」をご覧いただきます。
成安造形大学所蔵 浮世絵コレクションより
https://www.atpress.ne.jp/releases/78285/img_78285_4.jpg
小幡人形 福助人形
https://www.atpress.ne.jp/releases/78285/img_78285_5.jpg
<写真家 川内倫子による展覧会>
滋賀県五箇荘生まれの写真家・川内倫子が、たねやグループ発行の冊子『La Colluna』の為に近江八幡で撮影した写真作品を再編集して展示します。川内の作品は、不思議と日常との親和性を感じさせてくれるものであり、その土地に伝わる伝統的な祭事や風習、風景など人々の生活を通して見えてくる営みをより感じ取ることができるのではないでしょうか。このシリーズは本展で初の展示となります。
*川内倫子プロフィール
1972年滋賀県生まれ。1993年成安女子短期大学卒業。2002年『うたたね』『花火』で第27回木村伊兵衛写真賞受賞。
著作は他に『AILA』『the eyes, the ears,』『Cui Cui』『Illuminance』『あめつち』などがある。
主な個展に、「AILA + Cui Cui + the eyes, the ears,」カルティエ財団美術館(2005年・パリ、フランス)、「AILA + the eyes, the ears,」ハッセルブラッド・センター(2007年・ヨーテボリ、スウェーデン)、「Semear」サンパウロ近代美術館(2007年・サンパウロ、ブラジル)、「Cui Cui」ヴァンジ彫刻庭園美術館(2008年・静岡)、「照度 あめつち 影を見る」東京都写真美術館(2012年・東京)ほか多数。2016年に熊本市現代美術館にて個展を開催予定。
川内倫子 写真画像1
https://www.atpress.ne.jp/releases/78285/img_78285_6.jpg
(C)Rinko Kawauchi
川内倫子 写真画像2
https://www.atpress.ne.jp/releases/78285/img_78285_7.jpg
(C)Rinko Kawauchi
<ビワパールまるごとブランディング事業によるプロジェクト展示>
成安造形大学地域連携推進センターは、本年度、滋賀県農政水産部水産課からの委託事業として琵琶湖の淡水真珠「ビワパール」のブランディング事業に取り組んでいます。淡水真珠を産む池蝶貝を使用して「紙」「インク」「陶土」「釉薬」を開発しました。また、貝を直接削りだして制作する「貝ボタン」を復活させるプロジェクトのこれまでの成果を実物とともに展示します。
ビワパールの貝ボタン
https://www.atpress.ne.jp/releases/78285/img_78285_9.jpg
(Photo:Narita Mai)
淡水真珠養殖の様子
https://www.atpress.ne.jp/releases/78285/img_78285_10.jpg
(画像提供:神保真珠商店)
*ビワパールまるごとブランディング事業参加団体
アインズ株式会社、暮らすひと暮らすところ、graf、commune、THEATRE PRODUCTS、滋賀県真珠養殖漁業協同組合、滋賀県農政水産部水産課、信夫貝釦製作所、神保真珠商店、中川木工芸比良工房、有限会社成子紙工房、有限会社ヤマタツ陶業 and more
■会期中のイベント概要
<オープニングイベント>
展覧会のオープニングイベントとして、オープニングパーティと、MUSUBU SHIGAで音楽を担当されているトウヤマタケオのソロライブを行います。MUSUBU SHIGAの音楽を中心にピアノソロで演奏していただきます。
日時 :10月30日(金)
予約 :不要
参加費 :無料
時間 :オープニングパーティ 18:30〜
トウヤマタケオ ライブ 19:00〜
*トウヤマタケオ プロフィール
作曲家。鍵盤奏者。編曲家。クラシック、ジャズ、ロック、フォークロアなどのジャンルを、越境し、放浪する音楽家。主な録音・ライブ参加アーティストは、EGO-WRAPPIN'、中納良恵、bonobos、高木正勝、OLAibi、曽我大穂、SAKEROCK、mama!milk等。ソロの他に、画家nakabanとの幻燈ユニット“ランテルナムジカ”、チェリスト徳澤青弦とのユニット“Throwing a Spoon”など、活動は多岐に渡る。2013年に初演、今年再演されたミュージカル「百万回生きたねこ」に楽団長として全公演に参加。6月には8ビート偏愛ユニット“PATO LOL MAN”のアルバム「レーダーガール」をリリースしたばかり。広島県尾道市在住。
URL: http://www.takeotoyama.info
トウヤマタケオ
https://www.atpress.ne.jp/releases/78285/img_78285_8.jpeg
(撮影:吉次史成)
<松明結いワークショップ&トークイベント>
「文化遺産としての松明を次世代へ贈る会」の指導のもと、松明をつくるワークショップです。お持ち帰りいただける高さ約90cmの子供松明をつくります。親子でも、グループでもご参加いただけます。また、芝生グラウンド内のガーデンギャラリーに、4mの松明を3基つくるワークショップにもご参加いただけます。ワークショップ終了後には、近江八幡における松明祭りの紹介や、松明を次世代に繋ぐ意義について、「文化遺産としての松明を次世代へ贈る会」によるトークイベントを開催します。
日時:10月31日(土)※雨天決行
*松明結いワークショップ
予約 :必要
定員 :20組
参加費 :2,000円(1基分)
時間 :10:00〜15:00(昼休憩有り)
場所 :成安造形大学の芝生グラウンド
予約方法:お名前、メールアドレス、お電話番号、ご住所、参加人数を記載の上、( artcenter@seian.ac.jp )までメールもしくは「077-574-3595」までFAXにてお申し込みください。
※ワークショップの詳細は、「キャンパスが美術館」Webサイトをご覧ください。
MAIL: artcenter@seian.ac.jp
*トークイベント
予約 :不要
参加費 :無料
時間 :16:00〜17:00
場所 :成安造形大学内カフェテリア「結」
出演 :矢野義男会長、大西實副会長、田中由久副会長(文化遺産としての松明を次世代へ贈る会)
聞き手 :加藤賢治(附属近江学研究所研究員)
<クロージングパーティ>
本展のクロージングパーティとして、火の灯りで滋賀を楽しむ食事会を開催します。和蝋燭の灯り、滋賀の地酒、ビワパール釉薬の燭台と酒器、カフェテリア「結」特別メニューの料理をお楽しみください。本展のメインシンボルとしてガーデンギャラリーに立った松明への点火をもって展覧会を締めくくります。
日時 :11月29日(日)
予約 :必要
参加費 :3,000円(予定)
定員 :80人
時間 :17:00〜19:00(受付開始16:30〜)
場所 :成安造形大学内カフェテリア「結」
予約方法:お名前、メールアドレス、お電話番号、参加人数を記載の上、( artcenter@seian.ac.jp )までメールにてお申し込みください。
※クロージングパーティの詳細は、「キャンパスが美術館」Webサイトをご覧ください。
MAIL: artcenter@seian.ac.jp
第8回目となる本展では、成安造形大学附属近江学研究所がこれまでの活動で培ったコンテンツや、MUSUBU SHIGA のリサーチを元に、歴史、人、自然、産業などのカテゴリに分けながら、背後にある意味を明らかにし、新しい近江の姿を浮き彫りにすることを試みます。それは未来に向けた新しい価値の発見と創造につながるものです。また、本展に向けて立ち上げたプロジェクト授業では、本学学生が滋賀県ブランディングディレクター服部滋樹の指導のもと滋賀県をリサーチし、未来へ残したい滋賀のカタチを各々の視点で見いだし展示します。本展を通して未来へつないでゆくべきカタチを提示できる機会となる予定です。
*展覧会の詳細は成安造形大学【キャンパスが美術館】WEBサイトにてご覧ください。
URL : http://www.seian.ac.jp/gallery/
*Facebook : https://www.facebook.com/seianartcenter
*Twitter : 「@SEIANARTCENTER」で最新情報更新中
MUSUBU SHIGAロゴ画像
https://www.atpress.ne.jp/releases/78285/img_78285_1.jpg
ロゴデザイン:三重野龍
■「MUSUBU SHIGA 空想 MUSEUM - 近江のかたちを明日につなぐ-」開催概要
会期 :2015年10月31日(土)〜11月29日(日)
休館 :11月11日(水)、12日(木)、28日(土)
場所 :成安造形大学【キャンパスが美術館】
時間 :12:00〜18:00
入場 :無料
問い合わせ:成安造形大学【キャンパスが美術館】事務局
077-574-2111(代表)平日9:00〜17:00
主催 :成安造形大学【キャンパスが美術館】、滋賀県
共催 :湖と、陸と、人々と。MUSUBU SHIGA (滋賀・びわ湖ブランドネットワーク)
展示監修 :滋賀県ブランディングディレクター 服部滋樹
助成:
平成27年度滋賀県「美の滋賀」創造事業、地域の元気創造・暮らしアート事業、平成27年度文化庁文化芸術による地域活性化・国際発信推進事業
後援:
滋賀県教育委員会、大津市、大津市教育委員会、文化・経済フォーラム滋賀
協力:
井上仏壇店、魚治 湖里庵、大津絵の店、大津市教育委員会文化財保護課、カフェテリア「結」紀伊國屋、株式会社まっせ、草津宿街道交流館、graf、権座・水郷を守り育てる会、成安造形大学 地域連携推進センター、成安造形大学附属近江学研究所、たねやグループ、平尾 里山・棚田守り人の会、文化遺産としての松明を次世代へ贈る会、丸三ハシモト株式会社、有限会社川内倫子事務所、養覚瓦店、近江手造り和ろうそく 大與
■本展 展示監修者プロフィール
服部滋樹(滋賀県ブランディングディレクター)
graf 代表、クリエイティブディレクター、デザイナー。美大で彫刻を学んだ後、インテリアショップ、デザイン会社勤務を経て、1998年にインテリアショップで出会った友人たちとgrafを立ち上げました。建築、インテリアなどに関わるデザインや、ブランディングディレクションなどを手掛け、近年では地域再生などの社会活動にもその能力を発揮しています。
URL: http://www.graf-d3.com
■本展 関連団体の概要
<成安造形大学附属近江学研究所>
近江の文化・風土と、芸術の持つ創造精神を結びつけ、新たな可能性を探求する研究機関です。地域に根づく文化・風土の調査研究など、多岐にわたり活動しています。研究者、作家、職人、クリエイターの公開講座や展覧会、デザイン性を重視しながら近江文化を多角的に捉える「文化誌『近江学』」の発刊、近江学フォーラム運営など社会に近江の魅力を発信しています。
URL: http://www.seian.ac.jp/omi
<成安造形大学【キャンパスが美術館】>
「キャンパスが美術館」は、その名称の通り「芸術大学のキャンパス=美術館」と見立てた回遊式の「美術館」です。学校法人京都成安学園の創立90周年を記念して2010年10月にオープンしました。キャンパス内に点在する9つのギャラリースペースで年間を通じて展覧会を企画しています。
URL: http://www.seian.ac.jp/gallery
■展覧会・展示作品について
<滋賀県の魅力を新しい視点から発信する「湖と、陸と、人々と。MUSUBU SHIGA」プロジェクト展示>
本プロジェクトでは、デザイナーや専門家とともに、滋賀に暮らす人々がこれまで培ってきた魅力をリサーチし、その様子をお伝えしてきました。本展示では、リサーチの過程で出会ったモノたちやアイデアを、それをとりまく環境や人々とのストーリーと合わせて紹介します。
MUSUBU SHIGA リサーチの様子1
https://www.atpress.ne.jp/releases/78285/img_78285_2.jpg
(Photo:Narita Mai)
MUSUBU SHIGA リサーチの様子2
https://www.atpress.ne.jp/releases/78285/img_78285_3.jpg
(Photo:Narita Mai)
*「湖と、陸と、人々と。MUSUBU SHIGA」について
滋賀県に培われてきた魅力をより県外へ、世界へと発信しブランド力を高めていく為に発足されたプロジェクトです。本プロジェクトのブランディングディレクターとして、graf 代表の服部滋樹氏が就任し、ソーシャルデザインの視点から、滋賀県の魅力ある「ヒト・コト・モノ」を発見し、むすびあわせながら滋賀県の“これから”をみなさんと考えます。
URL: http://www.musubu-shiga.jp
<道の国の浮世絵コレクション展・近世のかたちを今に伝える「小幡人形」展>
道の国の浮世絵コレクション展では、本学所蔵の近世浮世絵コレクション71点の中から、デザイナーの三重野 龍が宿場町や大津絵、近江八景をモチーフとした作品を選び、アートワークを制作し展示します。近世物流の要であった「街道」にスポットを当てたそれらの作品は、本展広報物にも使われています。また、近世のかたちを今に伝える「小幡人形」展の小幡人形とは、江戸時代前期より旧中山道と伊勢、多賀を結ぶ信仰の道、旧御代参街道が交差する小幡地区でつくられてきた県内唯一の土人形です。今もなお当時受け継がれるそのかたちには、天神やお多福などの縁起ものの他、教訓話をもとにした饅頭食い人形など、時代を超えて残すべき造形を見ることができます。今回はその中でも江戸期享保年間、小幡人形細居家初代安兵衛の「かたち」をご覧いただきます。
成安造形大学所蔵 浮世絵コレクションより
https://www.atpress.ne.jp/releases/78285/img_78285_4.jpg
小幡人形 福助人形
https://www.atpress.ne.jp/releases/78285/img_78285_5.jpg
<写真家 川内倫子による展覧会>
滋賀県五箇荘生まれの写真家・川内倫子が、たねやグループ発行の冊子『La Colluna』の為に近江八幡で撮影した写真作品を再編集して展示します。川内の作品は、不思議と日常との親和性を感じさせてくれるものであり、その土地に伝わる伝統的な祭事や風習、風景など人々の生活を通して見えてくる営みをより感じ取ることができるのではないでしょうか。このシリーズは本展で初の展示となります。
*川内倫子プロフィール
1972年滋賀県生まれ。1993年成安女子短期大学卒業。2002年『うたたね』『花火』で第27回木村伊兵衛写真賞受賞。
著作は他に『AILA』『the eyes, the ears,』『Cui Cui』『Illuminance』『あめつち』などがある。
主な個展に、「AILA + Cui Cui + the eyes, the ears,」カルティエ財団美術館(2005年・パリ、フランス)、「AILA + the eyes, the ears,」ハッセルブラッド・センター(2007年・ヨーテボリ、スウェーデン)、「Semear」サンパウロ近代美術館(2007年・サンパウロ、ブラジル)、「Cui Cui」ヴァンジ彫刻庭園美術館(2008年・静岡)、「照度 あめつち 影を見る」東京都写真美術館(2012年・東京)ほか多数。2016年に熊本市現代美術館にて個展を開催予定。
川内倫子 写真画像1
https://www.atpress.ne.jp/releases/78285/img_78285_6.jpg
(C)Rinko Kawauchi
川内倫子 写真画像2
https://www.atpress.ne.jp/releases/78285/img_78285_7.jpg
(C)Rinko Kawauchi
<ビワパールまるごとブランディング事業によるプロジェクト展示>
成安造形大学地域連携推進センターは、本年度、滋賀県農政水産部水産課からの委託事業として琵琶湖の淡水真珠「ビワパール」のブランディング事業に取り組んでいます。淡水真珠を産む池蝶貝を使用して「紙」「インク」「陶土」「釉薬」を開発しました。また、貝を直接削りだして制作する「貝ボタン」を復活させるプロジェクトのこれまでの成果を実物とともに展示します。
ビワパールの貝ボタン
https://www.atpress.ne.jp/releases/78285/img_78285_9.jpg
(Photo:Narita Mai)
淡水真珠養殖の様子
https://www.atpress.ne.jp/releases/78285/img_78285_10.jpg
(画像提供:神保真珠商店)
*ビワパールまるごとブランディング事業参加団体
アインズ株式会社、暮らすひと暮らすところ、graf、commune、THEATRE PRODUCTS、滋賀県真珠養殖漁業協同組合、滋賀県農政水産部水産課、信夫貝釦製作所、神保真珠商店、中川木工芸比良工房、有限会社成子紙工房、有限会社ヤマタツ陶業 and more
■会期中のイベント概要
<オープニングイベント>
展覧会のオープニングイベントとして、オープニングパーティと、MUSUBU SHIGAで音楽を担当されているトウヤマタケオのソロライブを行います。MUSUBU SHIGAの音楽を中心にピアノソロで演奏していただきます。
日時 :10月30日(金)
予約 :不要
参加費 :無料
時間 :オープニングパーティ 18:30〜
トウヤマタケオ ライブ 19:00〜
*トウヤマタケオ プロフィール
作曲家。鍵盤奏者。編曲家。クラシック、ジャズ、ロック、フォークロアなどのジャンルを、越境し、放浪する音楽家。主な録音・ライブ参加アーティストは、EGO-WRAPPIN'、中納良恵、bonobos、高木正勝、OLAibi、曽我大穂、SAKEROCK、mama!milk等。ソロの他に、画家nakabanとの幻燈ユニット“ランテルナムジカ”、チェリスト徳澤青弦とのユニット“Throwing a Spoon”など、活動は多岐に渡る。2013年に初演、今年再演されたミュージカル「百万回生きたねこ」に楽団長として全公演に参加。6月には8ビート偏愛ユニット“PATO LOL MAN”のアルバム「レーダーガール」をリリースしたばかり。広島県尾道市在住。
URL: http://www.takeotoyama.info
トウヤマタケオ
https://www.atpress.ne.jp/releases/78285/img_78285_8.jpeg
(撮影:吉次史成)
<松明結いワークショップ&トークイベント>
「文化遺産としての松明を次世代へ贈る会」の指導のもと、松明をつくるワークショップです。お持ち帰りいただける高さ約90cmの子供松明をつくります。親子でも、グループでもご参加いただけます。また、芝生グラウンド内のガーデンギャラリーに、4mの松明を3基つくるワークショップにもご参加いただけます。ワークショップ終了後には、近江八幡における松明祭りの紹介や、松明を次世代に繋ぐ意義について、「文化遺産としての松明を次世代へ贈る会」によるトークイベントを開催します。
日時:10月31日(土)※雨天決行
*松明結いワークショップ
予約 :必要
定員 :20組
参加費 :2,000円(1基分)
時間 :10:00〜15:00(昼休憩有り)
場所 :成安造形大学の芝生グラウンド
予約方法:お名前、メールアドレス、お電話番号、ご住所、参加人数を記載の上、( artcenter@seian.ac.jp )までメールもしくは「077-574-3595」までFAXにてお申し込みください。
※ワークショップの詳細は、「キャンパスが美術館」Webサイトをご覧ください。
MAIL: artcenter@seian.ac.jp
*トークイベント
予約 :不要
参加費 :無料
時間 :16:00〜17:00
場所 :成安造形大学内カフェテリア「結」
出演 :矢野義男会長、大西實副会長、田中由久副会長(文化遺産としての松明を次世代へ贈る会)
聞き手 :加藤賢治(附属近江学研究所研究員)
<クロージングパーティ>
本展のクロージングパーティとして、火の灯りで滋賀を楽しむ食事会を開催します。和蝋燭の灯り、滋賀の地酒、ビワパール釉薬の燭台と酒器、カフェテリア「結」特別メニューの料理をお楽しみください。本展のメインシンボルとしてガーデンギャラリーに立った松明への点火をもって展覧会を締めくくります。
日時 :11月29日(日)
予約 :必要
参加費 :3,000円(予定)
定員 :80人
時間 :17:00〜19:00(受付開始16:30〜)
場所 :成安造形大学内カフェテリア「結」
予約方法:お名前、メールアドレス、お電話番号、参加人数を記載の上、( artcenter@seian.ac.jp )までメールにてお申し込みください。
※クロージングパーティの詳細は、「キャンパスが美術館」Webサイトをご覧ください。
MAIL: artcenter@seian.ac.jp