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ノイズ研究所が神奈川工業技術開発大賞にて【奨励賞】を受賞 小型で軽量、良好な放射特性を持つ「薄型プレート広帯域アンテナ」

EMC試験器/測定器の製造販売を手掛ける株式会社ノイズ研究所(本社:神奈川県相模原市、代表取締役社長:藤垣 正純)は、このたび当社製品「薄型プレート広帯域アンテナ」が第32回神奈川工業技術開発大賞【奨励賞】を受賞しましたので、お知らせいたします。

製品紹介URL : http://www.noiseken.co.jp/modules/rfsys/index.php?content_id=18

製品画像  : https://www.atpress.ne.jp/releases/78509/img_78509_1.png

製品紹介動画: https://www.youtube.com/watch?v=Fgm_jCksYsg


■製品開発の背景
当社は「携帯電話、スマートフォン等から発生する電波が、他の電子機器に誤作動を与える耐性評価(近接イミュニティ試験)を、もっと効率的に行いたい」というお客さまのご要望にお応えするため、本製品を開発いたしました。
主な市場は、自動車業界、電子医療機器業界となります。


■受賞製品の特長
1. お客さまが試験を行いたいと考える製品が、常にフラットで広い空間を有しているとは限りません。「薄型プレート広帯域アンテナ」は小型でフラットな形状で、ハンドルもフレキシブル構造なので、狭い隙間での試験が容易に行えます。
(W50×H186×T8mm ※突起物を含まず)

2. 「薄型プレート広帯域アンテナ」は1本で700MHz〜3.2GHzという広帯域をカバーしますので、試験中のアンテナ交換が必要なく、デジタル変調などのブロードバンド信号にも適しています。

3. どの周波数でもダイポールアンテナ並みのVSWR(電圧定在波比)と利得を実現し、モノポールアンテナの指向性を有しています。また単一周波数(狭帯域)でのVSWR特性とは異なり、外乱による特性劣化の影響が少なく、電力注入の効率が良い試験を行うことができます。


■独自の技術
「薄型プレート広帯域アンテナ」では、平面状のアンテナパターンの配線により、様々な周波数で共振する放射部およびグラウンド部を設け、「広帯域にわたる利得」と「広帯域にわたる良好なVSWR(電圧定在波比)」を実現しました。なお、本技術は特許を出願しています。
(特願:2014-009288)


■今後の展望
すでに、ある自動車メーカーでは本アンテナを用いた試験を社内の試験規格に取り入れており、そのような自動車メーカー・サプライヤーと協力・連携し、本アンテナの国際規格提案を協議しています。


■受賞製品の概要
製品名 :薄型プレート広帯域アンテナ
モデル :NKU07M32G
販売方法:代理店経由もしくは直販で販売
価格  :アンテナ 30万円、ハンドル 15万円(いずれも税抜)


■会社概要
商号  : 株式会社ノイズ研究所
代表者 : 代表取締役社長 藤垣 正純(ふじがき まさずみ)
所在地 : 〒252-0237 神奈川県相模原市中央区千代田1-4-4
設立年月: 1975年3月
事業内容: 電磁波ノイズ試験器・測定器の開発・販売、および付帯サービス
資本金 : 9,500万円
URL   : http://www.noiseken.co.jp


【本商品に関するお客さまからのお問合せ先】
株式会社ノイズ研究所
TEL  : 042-712-2031
E-mail: kikaku@noiseken.com
@Pressリリースへ
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