未知のマルウェアの侵入に対する防御や検知を大幅強化 〜セキュリティ機器との連携による、即時通信遮断サービスのメニューを拡充〜
[15/11/12]
提供元:@Press
提供元:@Press
NTTコミュニケーションズ株式会社(略称:NTT Com)は、2015年11月12日より、「WideAngleマネージドセキュリティサービス リアルタイムマルウェア検知(RTMD)」において、標的型攻撃などで使用されるパターンファイルやシグネチャベースでは検知できない新種のウイルスの侵入や侵入後の不審な動作を検知し、リアルタイムで通信遮断を行うサービスを、デジタルアーツ社(*1)セキュリティ機器(i-FILTER)と連携させ、メニューを拡充します。
今回のサービス提供開始により、お客さまは、従来自社のICT環境への侵入検知・防御が困難であった、添付ファイル付メールの受信やWebサイトでのファイルダウンロードなどの経路で侵入する未知のマルウェアを、自社のICT環境とインターネットとの接続点において遮断することが可能となり、重要情報の漏洩リスクを大幅に低減できます。
1.背景
標的型攻撃などのサイバー攻撃において、攻撃者は従来のウイルス対策のパターンファイルでは検知できない未知のマルウェアを準備し、攻撃対象の企業や組織に送り込みます。未知のマルウェアを検知する場合、インターネット側から入ってくるファイルを、仮想実行環境で検出・解析する手法が多く用いられていますが、侵入を遮断することが課題でした。
NTT Comでは、2012年7月に仮想実行環境(サンドボックス/Sandbox)技術により、未知のマルウェアの侵入を検知する「WideAngleマネージドセキュリティサービス リアルタイムマルウェア検知(RTMD)」を提供開始して以来、金融業界や中央省庁を中心に数十社で導入して頂いています。
2.概要
今回、NTT Comは「WideAngleマネージドセキュリティサービス リアルタイムマルウェア検知(RTMD)」において、日米大手セキュリティ企業であるパロアルトネットワークス社(*2)・ブルーコートシステムズ社(*3)の機器を対象に既に提供している即時通信遮断機能に、デジタルアーツ社のセキュリティ機器(i-FILTER)との連携を、標準メニューとして拡充します。
【サービス提供イメージ】
https://www.atpress.ne.jp/releases/80919/img_80919_1.jpg
3.提供価格(税抜)
「WideAngleマネージドセキュリティサービス リアルタイムマルウェア検知(RTMD)」の「通信遮断オプション」(i-FILTER)
初期費用:無料
月額費用:280,000円
※2015年7月17日に発表した、以下の日米大手セキュリティ各社の製品との同オプションサービスにつきましても、それぞれ月額費用280,000円(税抜)で提供します。
・パロアルトネットワークス社の次世代ファイアウォール
・ブルーコートシステムズ社のプロキシサーバー
・オープンソースのプロキシサーバー(Squid)
4.提供範囲および提供開始日
日本および海外にて、2015年11月12日より提供開始予定
5.今後の予定
NTT Comでは、仮想実行環境において検出・解析した未知のマルウェア情報を、今回のサイバーセキュリティの出口対策としてのみならず、入口対策として、「WideAngleマネージドセキュリティサービス ネットワークセキュリティ IPS & IDS」と連携(*4)させ、インターネット側からの新種のウイルスの侵入を遮断するオプションサービスを現在開発中であり、2016年2月より提供開始予定です。
6.その他
「FOCUS JAPAN 2015」の展示ブースにて、サービス紹介を行います。
開催日時 : 2015年11月13日(金) 10:00〜19:00(9:30開場)
会場 : ザ・プリンスパークタワー東京
参加費 : 無料(事前登録制)
主催 : マカフィー株式会社
イベントURL: http://focusjapan.jp/
【関連リンク】
2015年7月17日付ニュースリリース:
日米大手セキュリティ企業3社と連携し、標的型攻撃に対する通信遮断機能を大幅強化
http://www.ntt.com/release/monthNEWS/detail/20150717.html
(*1) デジタルアーツ社は、フィルタリング技術を核に、製品の企画・開発・販売・サポートまでを一貫して行う情報セキュリティ企業です。「i-FILTER」は国産初のWebフィルタリングソフトとして業界最大級のデータベースと、世界27の国と地域で特許を取得したフィルタリングテクノロジー「ZBRAIN」により、業務中の閲覧が不適切なWebサイトを高い精度で遮断するほか、Webメールの利用や掲示板の書き込みなどといった、Web経由の情報漏洩を防ぐとともに、その内容を記録・確認・保存することが可能なソリューションです。
(*2) パロアルトネットワークス社は、米国に本社を持ち、サイバー攻撃から数多くの企業、行政機関、プロバイダのネットワークを守るサイバーセキュリティのリーディングカンパニーです。同社の提供するセキュリティ・プラットフォームは、変化の激しい今日のIT業界で重要となるアプリケーションやユーザー、コンテンツを基にセキュリティの保護を行い、お客さまのビジネス展開をサポートします。
(*3) ブルーコートシステムズ社はWebセキュリティ、高度な脅威防御、暗号化トラフィック管理、インシデント対応、フォレンジックまでを幅広く網羅し、最新の高度な脅威に対応する包括的なセキュリティソリューションを提供しています。ブルーコートシステムズ社全製品と連携する世界最大級の強固なクラウド型セキュリティインテリジェンスを特長とし、オンプレミスおよびクラウド型ソリューションを自由に組み合わせられるハイブリッド型の防御基盤を提供しています。Fortune Global 500 掲載企業の86%(うち日本国内企業は96%)を含む、世界中の15,000ものお客さまから、日本をはじめ世界中の大手企業の多くに採用され、世界的リーダーとして高い支持を得ています。
(*4) 自動連携が可能なIPS & IDSはインテル セキュリティの「McAfee Network Security Platform」です。インテル セキュリティ(日本での事業会社:マカフィー株式会社)はインテル コーポレーションのセキュリティ事業部として、同社のセキュリティに関する取り組みを推進しています。世界中で使用されているシステム、ネットワーク、モバイルデバイスの安全を実現する革新的なソリューションとサービスを提供し、ユーザーのインターネットへの安全な接続、Webの閲覧およびオンライン取引の安全を確実に支えています。
*記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。
今回のサービス提供開始により、お客さまは、従来自社のICT環境への侵入検知・防御が困難であった、添付ファイル付メールの受信やWebサイトでのファイルダウンロードなどの経路で侵入する未知のマルウェアを、自社のICT環境とインターネットとの接続点において遮断することが可能となり、重要情報の漏洩リスクを大幅に低減できます。
1.背景
標的型攻撃などのサイバー攻撃において、攻撃者は従来のウイルス対策のパターンファイルでは検知できない未知のマルウェアを準備し、攻撃対象の企業や組織に送り込みます。未知のマルウェアを検知する場合、インターネット側から入ってくるファイルを、仮想実行環境で検出・解析する手法が多く用いられていますが、侵入を遮断することが課題でした。
NTT Comでは、2012年7月に仮想実行環境(サンドボックス/Sandbox)技術により、未知のマルウェアの侵入を検知する「WideAngleマネージドセキュリティサービス リアルタイムマルウェア検知(RTMD)」を提供開始して以来、金融業界や中央省庁を中心に数十社で導入して頂いています。
2.概要
今回、NTT Comは「WideAngleマネージドセキュリティサービス リアルタイムマルウェア検知(RTMD)」において、日米大手セキュリティ企業であるパロアルトネットワークス社(*2)・ブルーコートシステムズ社(*3)の機器を対象に既に提供している即時通信遮断機能に、デジタルアーツ社のセキュリティ機器(i-FILTER)との連携を、標準メニューとして拡充します。
【サービス提供イメージ】
https://www.atpress.ne.jp/releases/80919/img_80919_1.jpg
3.提供価格(税抜)
「WideAngleマネージドセキュリティサービス リアルタイムマルウェア検知(RTMD)」の「通信遮断オプション」(i-FILTER)
初期費用:無料
月額費用:280,000円
※2015年7月17日に発表した、以下の日米大手セキュリティ各社の製品との同オプションサービスにつきましても、それぞれ月額費用280,000円(税抜)で提供します。
・パロアルトネットワークス社の次世代ファイアウォール
・ブルーコートシステムズ社のプロキシサーバー
・オープンソースのプロキシサーバー(Squid)
4.提供範囲および提供開始日
日本および海外にて、2015年11月12日より提供開始予定
5.今後の予定
NTT Comでは、仮想実行環境において検出・解析した未知のマルウェア情報を、今回のサイバーセキュリティの出口対策としてのみならず、入口対策として、「WideAngleマネージドセキュリティサービス ネットワークセキュリティ IPS & IDS」と連携(*4)させ、インターネット側からの新種のウイルスの侵入を遮断するオプションサービスを現在開発中であり、2016年2月より提供開始予定です。
6.その他
「FOCUS JAPAN 2015」の展示ブースにて、サービス紹介を行います。
開催日時 : 2015年11月13日(金) 10:00〜19:00(9:30開場)
会場 : ザ・プリンスパークタワー東京
参加費 : 無料(事前登録制)
主催 : マカフィー株式会社
イベントURL: http://focusjapan.jp/
【関連リンク】
2015年7月17日付ニュースリリース:
日米大手セキュリティ企業3社と連携し、標的型攻撃に対する通信遮断機能を大幅強化
http://www.ntt.com/release/monthNEWS/detail/20150717.html
(*1) デジタルアーツ社は、フィルタリング技術を核に、製品の企画・開発・販売・サポートまでを一貫して行う情報セキュリティ企業です。「i-FILTER」は国産初のWebフィルタリングソフトとして業界最大級のデータベースと、世界27の国と地域で特許を取得したフィルタリングテクノロジー「ZBRAIN」により、業務中の閲覧が不適切なWebサイトを高い精度で遮断するほか、Webメールの利用や掲示板の書き込みなどといった、Web経由の情報漏洩を防ぐとともに、その内容を記録・確認・保存することが可能なソリューションです。
(*2) パロアルトネットワークス社は、米国に本社を持ち、サイバー攻撃から数多くの企業、行政機関、プロバイダのネットワークを守るサイバーセキュリティのリーディングカンパニーです。同社の提供するセキュリティ・プラットフォームは、変化の激しい今日のIT業界で重要となるアプリケーションやユーザー、コンテンツを基にセキュリティの保護を行い、お客さまのビジネス展開をサポートします。
(*3) ブルーコートシステムズ社はWebセキュリティ、高度な脅威防御、暗号化トラフィック管理、インシデント対応、フォレンジックまでを幅広く網羅し、最新の高度な脅威に対応する包括的なセキュリティソリューションを提供しています。ブルーコートシステムズ社全製品と連携する世界最大級の強固なクラウド型セキュリティインテリジェンスを特長とし、オンプレミスおよびクラウド型ソリューションを自由に組み合わせられるハイブリッド型の防御基盤を提供しています。Fortune Global 500 掲載企業の86%(うち日本国内企業は96%)を含む、世界中の15,000ものお客さまから、日本をはじめ世界中の大手企業の多くに採用され、世界的リーダーとして高い支持を得ています。
(*4) 自動連携が可能なIPS & IDSはインテル セキュリティの「McAfee Network Security Platform」です。インテル セキュリティ(日本での事業会社:マカフィー株式会社)はインテル コーポレーションのセキュリティ事業部として、同社のセキュリティに関する取り組みを推進しています。世界中で使用されているシステム、ネットワーク、モバイルデバイスの安全を実現する革新的なソリューションとサービスを提供し、ユーザーのインターネットへの安全な接続、Webの閲覧およびオンライン取引の安全を確実に支えています。
*記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。