モバイルライブ中継システムSmart-telecaster Zaoに海外市場向けの機能を追加
[15/11/17]
提供元:@Press
提供元:@Press
株式会社ソリトンシステムズ(本社:東京都新宿区、代表:鎌田信夫)は、H.265/HEVCハードウェアエンコードに対応したモバイルライブ中継システム"Smart-telecaster Zao" (スマートテレキャスターザオー 以下、スマテレZao) に以下の機能を追加しました。
1.720p映像入力サポート
2.Inmarsat HDRに対応
3.各国モデム対応の拡大
4.iOS版の機能強化
これによりスマテレZaoはグローバル市場での販売を強化します。バージョンアップはオンラインからのソフトウェアアップデートにより既存の顧客にも提供されます。2015年12月の出荷に先立ち、11月18日から幕張メッセで開催されるInterBEE2015でデモ展示を行う予定です。(ブースNo.5401)
■スマートテレキャスターとは
「Smart-telecasterシリーズ」は3G, LTE, BGANなどの公衆モバイル回線を使って、リアルタイムに高品質な動画を配信できるソリューションです。ソリトン独自のRASCOW (Real-time Auto Speed Control on Waterway model) TM技術で、揺らぎの大きいモバイル回線上でも遅延の少ない、「切れにくい」映像伝送が可能です。暗号化、接続認証などのセキュリティ機能も備え、放送メディアから警察、消防などの公共機関まで、幅広く採用されています。
中でもスマテレZaoは独自に開発したハードウェアエンコーダを搭載、最新コーデック規格であるH.265/HEVCの実装により、同一通信環境での映像品質が格段に改善されました。
筐体の体積を従来の1/3近くに、消費電力は約1/4にまで縮小した結果、緊急度が高く煩雑なライブ中継現場でのユーザビリティが向上しています。
今回のバージョンアップは主に海外顧客からのフィードバックに応えることに加えて、日本の放送局が海外にスマテレZaoを持ち込んで使う際のユーザビリティ向上にも大きく寄与するものです。
来年にはブラジルのリオデジャネイロで夏季オリンピックが開催されますが、ソリトンはモデム回線を含めたスマテレZaoの現地レンタルサービスを行う予定であり、機能、サービス両面からのグローバル展開を今後も推進してまいります。
■新機能の詳細
1.720p映像入力サポート
海外のハイビジョン放送規格として採用されている720p (59.94, 50/HD-SDIまたはHDMI)のプログレッシブ映像入力に対応しました。
プログレッシブ方式は動きの早い映像に適しており、スポーツ中継などでの利用が想定されます。
また、近年急速に普及しているアクションカメラやドローン用のデジタルビデオダウンリンクからの映像をスマテレZaoに取り込むことも可能になります。
2.Inmarsat HDRに対応
Inmarsat HDR(High Data Rate)はインマルサット社が提供する最新のストリーミングIPサービスで、600Kbps以上の高速データ通信をサポートします。
スマテレZaoの新バージョンではHDRのSymmetric(上り下り対称)、Asymmetric(上り下り非対称)両方のサービスを利用することが可能となりました。
※Cobham社製ターミナルExplorer710での動作を確認しています。
エンドユーザは衛星回線を使った際にもリーズナブルなコストで、高画質のビデオアップリンクを実現できます。
3.各国モデム対応の拡大
スマテレZaoは最大で6本までのモバイル回線をサポートしますが、構成によってはUSBモデムの組み合わせに制限がある場合がありました。今回のバージョンアップではこの制限を撤廃し、ほぼ自由にモデムを組み合わせることができます。グローバル市場において各国ごとのモデム対応の迅速化が見込まれます。
4.iOS版の機能強化
iPhone, iPadで手軽にライブ中継が可能になるiOS版”Smart-telecaster ML”がバージョンアップしました。
GUIを一新したことに加え、ご要望の高かったファイル転送機能を実装し、より一層機動的な現場取材が可能になります。ソフトウェアはAppStoreからダウンロードが可能です。
■スマテレZaoの特徴
○ ソリトン独自の伝送技術 RASCOW
・揺らぎの大きいモバイルネットワーク上でも安定した伝送が可能
・最大7本までのネットワークインタフェースを束ねて利用
・現場と掛け合いが可能な短遅延性能
○ 高画質・高音質
・独自に開発したH.265/HEVCハードウェアエンコーダにより、低ビットレート環境におけるフルHDサイズの画質を大幅に改善
・音声周波数 48KHzに対応
○ コンパクトサイズかつ軽量
・専用にデザインされた小型シャーシ(WHD:123x160x46mm 重量約900g)
・標準でオリジナルのトランジションバッグが添付(レインカバー内蔵)
・オプションでカメラマウントキットを利用可能
○ 低消費電力
・本体消費電力 28Wh
・IDX DUO-150x1で5時間以上の稼働
・リダンダント電源入力可能
○ 受信装置
・ソフトウェアのバージョンアップにより、従来モデル(Smart-telecaster HD, Smart-telecaster for iOS ML)が混在した環境でも利用可能。)
【製品詳細ページ】
http://www.soliton.co.jp/products/category/product/video/smart-telecaster_zao/
【株式会社ソリトンシステムズについて】
日本でいち早くLANに取り組み、企業や官公庁の大規模ネットワークの構築を手掛けるとともに、ネットワークOSやプロトコルソフトの開発でも実績を重ねてきました。その技術力を基に、近年はインターネットの普及に合わせ、認証を始めとしたITセキュリティ関連製品の開発とそれを利用したサービス、スマートデバイスを活用したビジネスのためのセキュリティのインフラ開発に取り組んでおります。
設立:1979年 売上:124億円(2015年3月期/連結)
1.720p映像入力サポート
2.Inmarsat HDRに対応
3.各国モデム対応の拡大
4.iOS版の機能強化
これによりスマテレZaoはグローバル市場での販売を強化します。バージョンアップはオンラインからのソフトウェアアップデートにより既存の顧客にも提供されます。2015年12月の出荷に先立ち、11月18日から幕張メッセで開催されるInterBEE2015でデモ展示を行う予定です。(ブースNo.5401)
■スマートテレキャスターとは
「Smart-telecasterシリーズ」は3G, LTE, BGANなどの公衆モバイル回線を使って、リアルタイムに高品質な動画を配信できるソリューションです。ソリトン独自のRASCOW (Real-time Auto Speed Control on Waterway model) TM技術で、揺らぎの大きいモバイル回線上でも遅延の少ない、「切れにくい」映像伝送が可能です。暗号化、接続認証などのセキュリティ機能も備え、放送メディアから警察、消防などの公共機関まで、幅広く採用されています。
中でもスマテレZaoは独自に開発したハードウェアエンコーダを搭載、最新コーデック規格であるH.265/HEVCの実装により、同一通信環境での映像品質が格段に改善されました。
筐体の体積を従来の1/3近くに、消費電力は約1/4にまで縮小した結果、緊急度が高く煩雑なライブ中継現場でのユーザビリティが向上しています。
今回のバージョンアップは主に海外顧客からのフィードバックに応えることに加えて、日本の放送局が海外にスマテレZaoを持ち込んで使う際のユーザビリティ向上にも大きく寄与するものです。
来年にはブラジルのリオデジャネイロで夏季オリンピックが開催されますが、ソリトンはモデム回線を含めたスマテレZaoの現地レンタルサービスを行う予定であり、機能、サービス両面からのグローバル展開を今後も推進してまいります。
■新機能の詳細
1.720p映像入力サポート
海外のハイビジョン放送規格として採用されている720p (59.94, 50/HD-SDIまたはHDMI)のプログレッシブ映像入力に対応しました。
プログレッシブ方式は動きの早い映像に適しており、スポーツ中継などでの利用が想定されます。
また、近年急速に普及しているアクションカメラやドローン用のデジタルビデオダウンリンクからの映像をスマテレZaoに取り込むことも可能になります。
2.Inmarsat HDRに対応
Inmarsat HDR(High Data Rate)はインマルサット社が提供する最新のストリーミングIPサービスで、600Kbps以上の高速データ通信をサポートします。
スマテレZaoの新バージョンではHDRのSymmetric(上り下り対称)、Asymmetric(上り下り非対称)両方のサービスを利用することが可能となりました。
※Cobham社製ターミナルExplorer710での動作を確認しています。
エンドユーザは衛星回線を使った際にもリーズナブルなコストで、高画質のビデオアップリンクを実現できます。
3.各国モデム対応の拡大
スマテレZaoは最大で6本までのモバイル回線をサポートしますが、構成によってはUSBモデムの組み合わせに制限がある場合がありました。今回のバージョンアップではこの制限を撤廃し、ほぼ自由にモデムを組み合わせることができます。グローバル市場において各国ごとのモデム対応の迅速化が見込まれます。
4.iOS版の機能強化
iPhone, iPadで手軽にライブ中継が可能になるiOS版”Smart-telecaster ML”がバージョンアップしました。
GUIを一新したことに加え、ご要望の高かったファイル転送機能を実装し、より一層機動的な現場取材が可能になります。ソフトウェアはAppStoreからダウンロードが可能です。
■スマテレZaoの特徴
○ ソリトン独自の伝送技術 RASCOW
・揺らぎの大きいモバイルネットワーク上でも安定した伝送が可能
・最大7本までのネットワークインタフェースを束ねて利用
・現場と掛け合いが可能な短遅延性能
○ 高画質・高音質
・独自に開発したH.265/HEVCハードウェアエンコーダにより、低ビットレート環境におけるフルHDサイズの画質を大幅に改善
・音声周波数 48KHzに対応
○ コンパクトサイズかつ軽量
・専用にデザインされた小型シャーシ(WHD:123x160x46mm 重量約900g)
・標準でオリジナルのトランジションバッグが添付(レインカバー内蔵)
・オプションでカメラマウントキットを利用可能
○ 低消費電力
・本体消費電力 28Wh
・IDX DUO-150x1で5時間以上の稼働
・リダンダント電源入力可能
○ 受信装置
・ソフトウェアのバージョンアップにより、従来モデル(Smart-telecaster HD, Smart-telecaster for iOS ML)が混在した環境でも利用可能。)
【製品詳細ページ】
http://www.soliton.co.jp/products/category/product/video/smart-telecaster_zao/
【株式会社ソリトンシステムズについて】
日本でいち早くLANに取り組み、企業や官公庁の大規模ネットワークの構築を手掛けるとともに、ネットワークOSやプロトコルソフトの開発でも実績を重ねてきました。その技術力を基に、近年はインターネットの普及に合わせ、認証を始めとしたITセキュリティ関連製品の開発とそれを利用したサービス、スマートデバイスを活用したビジネスのためのセキュリティのインフラ開発に取り組んでおります。
設立:1979年 売上:124億円(2015年3月期/連結)