東北復興支援ビール第二弾!浜ユリ酵母使用「渚咲〜Nagisa〜」完成 いわて蔵ビール×釜石市×北里大学の共同開発で販売開始
[15/11/25]
提供元:@Press
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いわて蔵ビール(運営:世嬉の一酒造株式会社、所在地:岩手県一関市)は、北里大学 海洋バイオテクノロジー釜石研究所、釜石市と共同で釜石の花「浜ユリ」から酵母を採取し、地ビール「渚咲〜Nagisa〜」(なぎさ)を開発し、販売を開始したことをご報告いたします。
URL: http://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/Nagisa
華やかでフルーティーな香り、そして飲みやすい口当たり。渚に咲く浜ユリのような琥珀色のビールです。
浜ユリは、釜石市の花です。岸壁に咲く花だったため、震災の津波の被害にあい、翌年から咲かないのではと地元の人から不安視されておりました。そんな中、翌年もきれいに咲いた浜ユリ。市民に大きな力を与えたといわれ、「奇跡の浜ユリ」といわれました。釜石市市長の強い希望もあり、浜ユリ酵母での商品開発「釜石はまゆりプロジェクト」がスタート。いわて蔵ビールと釜石はまゆりプロジェクトが協力してビールが完成しました。
■開発経緯
<震災後復活した奇跡の浜ユリから採取した酵母>
●釜石はまゆりプロジェクト
岩手県釜石市の太平洋に面した小さな漁村、佐須地区 蛇島には、釜石の花「浜ユリ」が群生していました。2011年の東日本大震災では釜石市も大きな津波の被害を受け、浜ユリも津波の被害にあいました。しかし、翌年も力強く咲き、奇跡の浜ユリとして釜石市に元気を与えてくれました。そんな中、釜石の浜ユリで商品開発ができないかと市長からのアイディアをうけ、「釜石はまゆりプロジェクト」がスタートしました。まずは、地元住民の了解を得て10輪のはまゆりの花から酵母を採取。商品開発がスタートしました。現在、ビールの他に、釜石海まん、ハンバーガーなどが開発されました。
●北里大学 海洋バイオテクノロジーといわて蔵ビールの出会い
釜石にあった北里大学 海洋バイオテクノロジーは、県内の有用微生物の研究をおこなっていました。そんな中、津波で研究施設が全部流出し、研究サンプルも殲滅していると思われました。しかし、瓦礫の中から冷蔵庫がみつかり、その中に石割桜の酵母がありました。その酵母を使用してビール醸造をしようと共同研究先を探し、いわて蔵ビールと出会いました。1年間の研究結果の末、東北復興支援ビール「福香」(ふくこう)が完成し、震災復興支援運動「恩送りプロジェクト」などが展開されました。
福香ビール 詳細はこちら
http://www.sekinoichi.co.jp/beer/indexfukukou.html
その縁もあり、第二弾として浜ユリでもビールを醸造しようと、北里大学 海洋バイオテクノロジーの笠井先生から連絡があり、1年かけてビール開発をおこないました。
●ビールの完成とご報告会
2015年11月20日、ビールの開発の御礼とご報告を、このビール醸造のきっかけとなった釜石市長におこないました。その後、販売を開始しました。
■東北復興支援ビール 「渚咲〜Nagisa〜」
浜ユリから採取した酵母で醸造したので、渚に咲くビールとして「渚咲〜Nagisa〜」と名づけました。この名前は釜石市の職員のアイディアです。
≪製品概要≫
東北復興支援ビール 「渚咲〜Nagisa〜」
販売先: 全国のビアバー、酒販店など
販売元: 世嬉の一酒造株式会社
TEL : 0191-21-1144
ネット: http://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/Nagisa
価格 : 1本518円(税込)/330ml(初回出荷量3,000本)
■会社概要
社名 : 世嬉の一酒造株式会社
代表者 : 代表取締役社長 佐藤 航
所在地 : 〒021-0885 岩手県一関市田村町5-42
URL : http://www.sekinoichi.co.jp/
大正7年に岩手県一関市に創業した老舗の造り酒屋。常に新しいことに挑戦し続ける社風は、老舗ではあるもののベンチャー精神に溢れています。
1955年に「いわて蔵ビール」のブランドでビール事業を立ち上げました。3名の小さなマイクロブルワリーですが、その品質は世界で評価され、ワールドビアカップやワールドビアアワードで多数受賞。現在、国内のビアバーだけでなく、世界(アメリカ、シンガポール、台湾)などからも引き合いのあるビールです。
URL: http://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/Nagisa
華やかでフルーティーな香り、そして飲みやすい口当たり。渚に咲く浜ユリのような琥珀色のビールです。
浜ユリは、釜石市の花です。岸壁に咲く花だったため、震災の津波の被害にあい、翌年から咲かないのではと地元の人から不安視されておりました。そんな中、翌年もきれいに咲いた浜ユリ。市民に大きな力を与えたといわれ、「奇跡の浜ユリ」といわれました。釜石市市長の強い希望もあり、浜ユリ酵母での商品開発「釜石はまゆりプロジェクト」がスタート。いわて蔵ビールと釜石はまゆりプロジェクトが協力してビールが完成しました。
■開発経緯
<震災後復活した奇跡の浜ユリから採取した酵母>
●釜石はまゆりプロジェクト
岩手県釜石市の太平洋に面した小さな漁村、佐須地区 蛇島には、釜石の花「浜ユリ」が群生していました。2011年の東日本大震災では釜石市も大きな津波の被害を受け、浜ユリも津波の被害にあいました。しかし、翌年も力強く咲き、奇跡の浜ユリとして釜石市に元気を与えてくれました。そんな中、釜石の浜ユリで商品開発ができないかと市長からのアイディアをうけ、「釜石はまゆりプロジェクト」がスタートしました。まずは、地元住民の了解を得て10輪のはまゆりの花から酵母を採取。商品開発がスタートしました。現在、ビールの他に、釜石海まん、ハンバーガーなどが開発されました。
●北里大学 海洋バイオテクノロジーといわて蔵ビールの出会い
釜石にあった北里大学 海洋バイオテクノロジーは、県内の有用微生物の研究をおこなっていました。そんな中、津波で研究施設が全部流出し、研究サンプルも殲滅していると思われました。しかし、瓦礫の中から冷蔵庫がみつかり、その中に石割桜の酵母がありました。その酵母を使用してビール醸造をしようと共同研究先を探し、いわて蔵ビールと出会いました。1年間の研究結果の末、東北復興支援ビール「福香」(ふくこう)が完成し、震災復興支援運動「恩送りプロジェクト」などが展開されました。
福香ビール 詳細はこちら
http://www.sekinoichi.co.jp/beer/indexfukukou.html
その縁もあり、第二弾として浜ユリでもビールを醸造しようと、北里大学 海洋バイオテクノロジーの笠井先生から連絡があり、1年かけてビール開発をおこないました。
●ビールの完成とご報告会
2015年11月20日、ビールの開発の御礼とご報告を、このビール醸造のきっかけとなった釜石市長におこないました。その後、販売を開始しました。
■東北復興支援ビール 「渚咲〜Nagisa〜」
浜ユリから採取した酵母で醸造したので、渚に咲くビールとして「渚咲〜Nagisa〜」と名づけました。この名前は釜石市の職員のアイディアです。
≪製品概要≫
東北復興支援ビール 「渚咲〜Nagisa〜」
販売先: 全国のビアバー、酒販店など
販売元: 世嬉の一酒造株式会社
TEL : 0191-21-1144
ネット: http://www.sekinoichi.com/fs/sekinoichi/c/Nagisa
価格 : 1本518円(税込)/330ml(初回出荷量3,000本)
■会社概要
社名 : 世嬉の一酒造株式会社
代表者 : 代表取締役社長 佐藤 航
所在地 : 〒021-0885 岩手県一関市田村町5-42
URL : http://www.sekinoichi.co.jp/
大正7年に岩手県一関市に創業した老舗の造り酒屋。常に新しいことに挑戦し続ける社風は、老舗ではあるもののベンチャー精神に溢れています。
1955年に「いわて蔵ビール」のブランドでビール事業を立ち上げました。3名の小さなマイクロブルワリーですが、その品質は世界で評価され、ワールドビアカップやワールドビアアワードで多数受賞。現在、国内のビアバーだけでなく、世界(アメリカ、シンガポール、台湾)などからも引き合いのあるビールです。