マルバーン、ラマン分光分析を組み合わせたゼータサイザーシリーズの新製品 粒子径・ゼータ電位・分子量・ラマン分光測定装置 ゼータサイザーヘリックスを発売
[16/01/26]
提供元:@Press
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スペクトリス株式会社 マルバーン事業部(事業本部所在地:兵庫県神戸市、代表取締役:山田 英美)は、ラマン分光分析を組み合わせたゼータサイザーシリーズの新製品、粒子径・ゼータ電位・分子量・ラマン分光測定装置 ゼータサイザーヘリックスを発売します。なおマルバーンでは、本製品を来たる2016年1月27日から29日に開催されるnano tech 2016(東京ビッグサイト)に出展します。
ラマン分光法は、物質の同定や、構造解析をするために有効であり、無機材料、高分子、生体材料など様々な分野での研究や開発に広く用いられています。今回発売するゼータサイザーヘリックスは、全世界で8,000台以上の導入実績を持つ、粒子径・ゼータ電位・分子量測定装置 ゼータサイザーナノに、ラマン分光分析装置を組み合わせたもので、一台で、ラマン分光分析による化学構造情報と、粒子径、ゼータ電位、分子量が測定できます。
ゼータサイザーヘリックスの特長は以下のとおりです。
1. 粒子径と化学構造情報を一台で測定。より高度な構造解析が可能に
ラマン分光分析による化学構造情報に加えて、粒子径も測定することで、様々な条件で作製したサンプルの化学構造情報の変化と粒子径の変化をとらえ、溶液中で何が起きているのか、粒子径の変化も含めた、より高度な構造解析ができます。
2. サンプルの経時変化をとらえる「加温測定」や「トレンド測定」も可能
サンプルを加温し、各温度の構造情報と粒子径の変化を解析する「加温測定」や、サンプルを一定の温度に保ちながら、粒子径や構造情報の変化を時間ごとに解析する「トレンド測定」が可能です。加温によるサンプルの熱安定性や、一定温度下でのサンプルの凝集や構造変化を観察するだけでなく、専用の解析ソフトウェアでどの部分の構造が変化したのかを瞬時に判定します。
例えば、抗体医薬品の場合、製品の安定性を示すため、サンプルを加温し、どの温度で状態が変化するのかという試験が頻繁にされています。ゼータサイザーヘリックスでは、「加温測定」でサンプルを加熱していくことで、粒子径測定で、どの温度で凝集するのかが分かり、ラマン分光分析により、その凝集温度付近で構造変化の情報を得ることができます。医薬品として必須の要件である安定性に関わる機構をより詳細に理解できるようになります。
3. 少量のサンプルで、高濃度範囲まで測定可能
100mg/mlを超える濃度のサンプルも測定できます。抗体医薬品製品化の過程である「濃縮工程」で濃縮されたサンプルの測定にも適応できる濃度になっています。また、必要サンプル量は、20μlと少量であり、サンプル量を多く用意することが難しい抗体医薬品等の分野において、研究開発の効率化に貢献します。
4. ユーザフレンドリなソフトウェア
ソフトウェアは、ラマン分光分析に詳しい方向けの「アドバンスモード」と、初心者でも戸惑うことなく操作できる「標準モード」の二つのモードを搭載。自由に切り替えることができます。「標準モード」では、解析に必要な標準パラメータが自動表示されます。
マルバーンでは、今回発売のゼータサイザーヘリックスの他に、工業分野、ライフサイエンス分野の測定装置を幅広くそろえております。ゼータサイザーヘリックスが製品群として加わることで、より多角的なソリューションをお客様に提案していきます。
【詳細はこちら】
https://www.malvern-talks.jp/form20160126news.html
■会社概要
商号 : スペクトリス株式会社
本社所在地: 東京都千代田区神田司町2-6 司町ビル
設立 : 1980年7月30日
資本金 : 5,000万円
代表者 : 代表取締役 山田 英美
社員数 : 206名(2014年12月末現在)
事業部名 : スペクトリス株式会社 マルバーン事業部
所在地 : 兵庫県神戸市中央区港島南町5-5-2
神戸国際ビジネスセンター北館511
Website : http://www.malvern.com/jp
ブログ : http://www.malvern-talks.jp
■スペクトリス株式会社 マルバーン事業部の事業内容
1967年に創業した、分析機器メーカー、英国本社Malvern Instrumentsの日本事業部です。粒度分布、粒子形状、ゼータ電位、分子量、流動性・粘弾性などの特性評価を行う分析装置の販売・サービス・サポート業務を行っております。
神戸、東京、福岡を拠点とし、神戸と東京にはラボも設置。装置のデモンストレーションや、サンプル測定、ユーザ研修など、様々なお客様のニーズにお応えします。
また、科学分析に関する経験と知識を最大限お客様にご利用いただけるよう、セミナー、ウェブセミナー、アプリケーション情報などもご提供しております。
ラマン分光法は、物質の同定や、構造解析をするために有効であり、無機材料、高分子、生体材料など様々な分野での研究や開発に広く用いられています。今回発売するゼータサイザーヘリックスは、全世界で8,000台以上の導入実績を持つ、粒子径・ゼータ電位・分子量測定装置 ゼータサイザーナノに、ラマン分光分析装置を組み合わせたもので、一台で、ラマン分光分析による化学構造情報と、粒子径、ゼータ電位、分子量が測定できます。
ゼータサイザーヘリックスの特長は以下のとおりです。
1. 粒子径と化学構造情報を一台で測定。より高度な構造解析が可能に
ラマン分光分析による化学構造情報に加えて、粒子径も測定することで、様々な条件で作製したサンプルの化学構造情報の変化と粒子径の変化をとらえ、溶液中で何が起きているのか、粒子径の変化も含めた、より高度な構造解析ができます。
2. サンプルの経時変化をとらえる「加温測定」や「トレンド測定」も可能
サンプルを加温し、各温度の構造情報と粒子径の変化を解析する「加温測定」や、サンプルを一定の温度に保ちながら、粒子径や構造情報の変化を時間ごとに解析する「トレンド測定」が可能です。加温によるサンプルの熱安定性や、一定温度下でのサンプルの凝集や構造変化を観察するだけでなく、専用の解析ソフトウェアでどの部分の構造が変化したのかを瞬時に判定します。
例えば、抗体医薬品の場合、製品の安定性を示すため、サンプルを加温し、どの温度で状態が変化するのかという試験が頻繁にされています。ゼータサイザーヘリックスでは、「加温測定」でサンプルを加熱していくことで、粒子径測定で、どの温度で凝集するのかが分かり、ラマン分光分析により、その凝集温度付近で構造変化の情報を得ることができます。医薬品として必須の要件である安定性に関わる機構をより詳細に理解できるようになります。
3. 少量のサンプルで、高濃度範囲まで測定可能
100mg/mlを超える濃度のサンプルも測定できます。抗体医薬品製品化の過程である「濃縮工程」で濃縮されたサンプルの測定にも適応できる濃度になっています。また、必要サンプル量は、20μlと少量であり、サンプル量を多く用意することが難しい抗体医薬品等の分野において、研究開発の効率化に貢献します。
4. ユーザフレンドリなソフトウェア
ソフトウェアは、ラマン分光分析に詳しい方向けの「アドバンスモード」と、初心者でも戸惑うことなく操作できる「標準モード」の二つのモードを搭載。自由に切り替えることができます。「標準モード」では、解析に必要な標準パラメータが自動表示されます。
マルバーンでは、今回発売のゼータサイザーヘリックスの他に、工業分野、ライフサイエンス分野の測定装置を幅広くそろえております。ゼータサイザーヘリックスが製品群として加わることで、より多角的なソリューションをお客様に提案していきます。
【詳細はこちら】
https://www.malvern-talks.jp/form20160126news.html
■会社概要
商号 : スペクトリス株式会社
本社所在地: 東京都千代田区神田司町2-6 司町ビル
設立 : 1980年7月30日
資本金 : 5,000万円
代表者 : 代表取締役 山田 英美
社員数 : 206名(2014年12月末現在)
事業部名 : スペクトリス株式会社 マルバーン事業部
所在地 : 兵庫県神戸市中央区港島南町5-5-2
神戸国際ビジネスセンター北館511
Website : http://www.malvern.com/jp
ブログ : http://www.malvern-talks.jp
■スペクトリス株式会社 マルバーン事業部の事業内容
1967年に創業した、分析機器メーカー、英国本社Malvern Instrumentsの日本事業部です。粒度分布、粒子形状、ゼータ電位、分子量、流動性・粘弾性などの特性評価を行う分析装置の販売・サービス・サポート業務を行っております。
神戸、東京、福岡を拠点とし、神戸と東京にはラボも設置。装置のデモンストレーションや、サンプル測定、ユーザ研修など、様々なお客様のニーズにお応えします。
また、科学分析に関する経験と知識を最大限お客様にご利用いただけるよう、セミナー、ウェブセミナー、アプリケーション情報などもご提供しております。