シニアのカーライフに関する調査
[16/01/28]
提供元:@Press
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シニア向け宿泊予約サービスを提供する株式会社ゆこゆこ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:萩原浩二)は、当社運営の宿泊予約サイト「ゆこゆこネット」の50代以上のメールマガジン会員2,166人を対象に、「カーライフ」に関する調査を実施いたしました。
<調査結果ダイジェスト>
■所有している車のタイプ、「セダン」32.3%、「軽自動車」23.0%、「ミニバン」18.1%
「セダンは」70代以上で45.6%、「軽自動車」は女性で32.3%
■運転するシーン、「日常的な外出」85.3%、「旅行・ドライブなどのレジャー」83.7%、「家族の送迎」33.8%
「旅行・ドライブなどのレジャー」では、70代以上が88.6%と特に目立った
■車で旅行する際の運転距離、「500km以上」が30.5%
70代以上でも「500km以上」が29.8%と、旅行時の長距離運転は厭わない
■車の買い替え、50.8%が「検討している」。理由の上位は、「保有期間が長くなったから」「燃費のよい車に替えたいから」と、堅実志向
理由は、50代で「乗りたい車があるから」30.3%、70代以上は「燃費の良い車に替えたいから」46.4%、「安全性の高い車に替えたいから」24.9%が目立ち、年代ごとに車に対して求めるものの違いが明らか
■運転支援システム、73.7%が「関心あり」
50代71.7%、60代73.8%、70代以上76.4%と、高年齢者ほど関心が高い
■「運転免許の返納」に対する考え、54.9%が「運転に自信がなくなったら返納したい」
50代49.5%、60代55.4%、70代以上60.8%と、高年齢者ほど運転への自信がうかがえる
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<調査概要>
調査期間:2015年11月27日〜12月3日
調査対象:50代以上のゆこゆこネットメールマガジン会員
調査方法:メールマガジン会員向けインターネット調査
有効回答数:2,166 件
-男性:1,851 名(50代:420名、60代:1,019名、70代以上:412名)
-女性:315名(50代:167名、60代:130名、70代以上18名)
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<調査結果>
1.日常での車の利用状況について
■運転免許の保有状況
【運転免許の保有状況】について聞いたところ、全体の97.6%が「運転免許を持っている」と回答しました。
(図1)
■所有している車のタイプ
運転免許を持っている人に、【現在所有している車のタイプ】について聞いたところ、全体でもっとも多かったのは「セダン」の32.3%で、次いで「軽自動車」23.0%、「ミニバン」18.1%でした。「セダン」は70代以上で45.6%、「軽自動車」は女性で32.3%と人気でした。
(図2)
■運転の頻度
運転免許を持っている人に【運転の頻度】について聞いたところ、全体の63.1%が「ほぼ毎日」と回答しました。
(図3)
■運転するシーン
※ここでは、【運転の頻度】について「ほとんど運転しない」と回答した人以外を「日常的に運転している人」としています
日常的に運転している人※に【普段、車を運転するシーン】について聞いたところ、全体でもっとも多かったのは「買い物など日常的な外出」の85.3%で、次いで「旅行やドライブなどのレジャー」83.7%、「家族の送迎」33.8%でした。「旅行やドライブなどのレジャー」では70代以上が88.6%と、特に目立ちました。また、「家族の送迎」では女性が42.2%と目立ちました。
(図4)
■「車」はどのような存在か
※ここでは、【運転の頻度】について「ほとんど運転しない」と回答した人以外を「日常的に運転している人」としています
日常的に運転している人※に、【あなたにとって「車」はどのような存在か】について聞いたところ、全体でもっとも多かったのは「移動手段としての道具」の83.3%で、次いで「行動範囲を広げてくれるもの」75.0%、「運転を楽しむもの」42.5%でした。男女別にみると、女性では「移動手段としての道具」が92.2%と多く、「運転を楽しむもの」が25.7%と少ない結果となりました。
(図5)
2.車での旅行について
■車で旅行する際の運転距離について
【車で旅行する際の運転距離】について聞いたところ、全体の30.5%が「500km以上」と回答しました。年代による差は見られず、70代以上でも29.8%が「500km以上」と回答しました。
(図6)
3. 車に対する今後の意向
■車の買い替え意向
運転免許を持っている人に、【今後の車の買い替え】について聞いたところ、全体の50.8%が「検討している」と回答しました。男女別にみると、男性51.7%に対し女性45.1%と、男性が目立ちました。また、年代別みると、50代57.3%、60代49.7%、70代以上44.6%と、年代が低いほど買い替え意向があることがわかりました。
(図7)
■車を買い替えたい理由
【今後、車の買い替えを検討している】人に、その理由を聞いたところ、全体でもっとも多かったのは「保有期間が長くなったから」の44.8%で、次いで「燃費のよい車に替えたいから」39.5%、「乗りたい車があるから」25.3%でした。男女別にみると、「乗りたい車があるから」は男性26.6%に対して女性15.4%と差がありました。また、年代別にみると、50代では「乗りたい車があるから」が30.3%、70代以上では「燃費の良い車に替えたいから」46.4%、「安全性の高い車に替えたいから」24.9%が目立ち、年代ごとに車に求めるものの違いが明らかでした。
(図8)
■「運転支援システム」に対する考え
運転免許を持っている人に、【「運転支援システム」に対する考え】について聞いたところ、全体の10.9%が「現在、運転支援システムが搭載された車に乗っている」と回答しました。「(現在、運転支援システムが搭載された車には乗っていないが)関心がある」と回答した人は73.7%で、関心の高さがうかがえました。
(図9)
■「運転免許の返納」に対する考え
運転免許を持っている人に、【「運転免許の返納」に対する考え】について聞いたところ、全体の54.9%が「運転に自信がなくなったら返納したい」と回答しました。男女別にみると、「ある程度の年齢になったら返納したい」で、男性20.7%、女性29.2%と差が開きました。また、「運転に自信がなくなったら返納したい」は、50代49.5%、60代55.4%、70代以上60.8%と、高年齢者ほど多い結果となりました。
(図10)
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【調査結果を受けて】
シニアの生活に車は不可欠。運転を続けたい人と免許を返納する人、双方へのサポートや仕組みづくりが重要
運転する頻度について、全体の63.1%が「ほぼ毎日」と回答。運転するシーンは「買い物などの日常的な外出」が85.3%と最も多く、シニアにとって、車は日々の生活に欠かせないものであることがわかります。
「旅行やドライブなどのレジャー」での運転も83.7%と多く、70代以上では88.6%と特に目立ちます。車で旅行する際の最大運転距離を「500km以上」と回答した人は全体で30.5%、70代以上でも29.8%と、高年齢者でも長距離運転を厭わないことがうかがえます。
シニアは車の買い替え意向も高く、全体の50.8%が「(買い替えを)検討している」と回答しています。買い替えたい理由については、「保有期間が長くなったから」44.8%、「燃費のよい車に替えたいから」39.5%と、実用性や経済性を重視しており、堅実志向です。70代以上では「安全性の高い車に替えたいから」が24.9%と他の世代に比べて目立ち、安全性も重視しています。また、運転支援システムに対する考えについても、「(現在、運転支援システムが搭載された車には乗っていないが)関心がある」と回答した人は全体の73.7%に対し、70代以上では76.4%と、特に高い関心を持っています。これは、昨今、高齢ドライバーよる交通事故の報道が増えていることも影響しているといえそうです。
運転免許の返納に対する考えを聞いたところ、「運転に自信がなくなったら返納したい」と考える人が、50代49.5%、60代55.4%、70代以上60.8%と、高年齢者ほど運転には自信を持っており、なるべく長く運転を続けたいという思いが表れています。
自身の健康状態やライフスタイルによって、運転を続けるか、免許を返納するのかを選べることが理想的。双方へのサポートや仕組みづくりが、今後、重要となるでしょう。
(株式会社ゆこゆこ 経営企画室 事業統括グループ 笠原敦子)
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<調査結果ダイジェスト>
■所有している車のタイプ、「セダン」32.3%、「軽自動車」23.0%、「ミニバン」18.1%
「セダンは」70代以上で45.6%、「軽自動車」は女性で32.3%
■運転するシーン、「日常的な外出」85.3%、「旅行・ドライブなどのレジャー」83.7%、「家族の送迎」33.8%
「旅行・ドライブなどのレジャー」では、70代以上が88.6%と特に目立った
■車で旅行する際の運転距離、「500km以上」が30.5%
70代以上でも「500km以上」が29.8%と、旅行時の長距離運転は厭わない
■車の買い替え、50.8%が「検討している」。理由の上位は、「保有期間が長くなったから」「燃費のよい車に替えたいから」と、堅実志向
理由は、50代で「乗りたい車があるから」30.3%、70代以上は「燃費の良い車に替えたいから」46.4%、「安全性の高い車に替えたいから」24.9%が目立ち、年代ごとに車に対して求めるものの違いが明らか
■運転支援システム、73.7%が「関心あり」
50代71.7%、60代73.8%、70代以上76.4%と、高年齢者ほど関心が高い
■「運転免許の返納」に対する考え、54.9%が「運転に自信がなくなったら返納したい」
50代49.5%、60代55.4%、70代以上60.8%と、高年齢者ほど運転への自信がうかがえる
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<調査概要>
調査期間:2015年11月27日〜12月3日
調査対象:50代以上のゆこゆこネットメールマガジン会員
調査方法:メールマガジン会員向けインターネット調査
有効回答数:2,166 件
-男性:1,851 名(50代:420名、60代:1,019名、70代以上:412名)
-女性:315名(50代:167名、60代:130名、70代以上18名)
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<調査結果>
1.日常での車の利用状況について
■運転免許の保有状況
【運転免許の保有状況】について聞いたところ、全体の97.6%が「運転免許を持っている」と回答しました。
(図1)
■所有している車のタイプ
運転免許を持っている人に、【現在所有している車のタイプ】について聞いたところ、全体でもっとも多かったのは「セダン」の32.3%で、次いで「軽自動車」23.0%、「ミニバン」18.1%でした。「セダン」は70代以上で45.6%、「軽自動車」は女性で32.3%と人気でした。
(図2)
■運転の頻度
運転免許を持っている人に【運転の頻度】について聞いたところ、全体の63.1%が「ほぼ毎日」と回答しました。
(図3)
■運転するシーン
※ここでは、【運転の頻度】について「ほとんど運転しない」と回答した人以外を「日常的に運転している人」としています
日常的に運転している人※に【普段、車を運転するシーン】について聞いたところ、全体でもっとも多かったのは「買い物など日常的な外出」の85.3%で、次いで「旅行やドライブなどのレジャー」83.7%、「家族の送迎」33.8%でした。「旅行やドライブなどのレジャー」では70代以上が88.6%と、特に目立ちました。また、「家族の送迎」では女性が42.2%と目立ちました。
(図4)
■「車」はどのような存在か
※ここでは、【運転の頻度】について「ほとんど運転しない」と回答した人以外を「日常的に運転している人」としています
日常的に運転している人※に、【あなたにとって「車」はどのような存在か】について聞いたところ、全体でもっとも多かったのは「移動手段としての道具」の83.3%で、次いで「行動範囲を広げてくれるもの」75.0%、「運転を楽しむもの」42.5%でした。男女別にみると、女性では「移動手段としての道具」が92.2%と多く、「運転を楽しむもの」が25.7%と少ない結果となりました。
(図5)
2.車での旅行について
■車で旅行する際の運転距離について
【車で旅行する際の運転距離】について聞いたところ、全体の30.5%が「500km以上」と回答しました。年代による差は見られず、70代以上でも29.8%が「500km以上」と回答しました。
(図6)
3. 車に対する今後の意向
■車の買い替え意向
運転免許を持っている人に、【今後の車の買い替え】について聞いたところ、全体の50.8%が「検討している」と回答しました。男女別にみると、男性51.7%に対し女性45.1%と、男性が目立ちました。また、年代別みると、50代57.3%、60代49.7%、70代以上44.6%と、年代が低いほど買い替え意向があることがわかりました。
(図7)
■車を買い替えたい理由
【今後、車の買い替えを検討している】人に、その理由を聞いたところ、全体でもっとも多かったのは「保有期間が長くなったから」の44.8%で、次いで「燃費のよい車に替えたいから」39.5%、「乗りたい車があるから」25.3%でした。男女別にみると、「乗りたい車があるから」は男性26.6%に対して女性15.4%と差がありました。また、年代別にみると、50代では「乗りたい車があるから」が30.3%、70代以上では「燃費の良い車に替えたいから」46.4%、「安全性の高い車に替えたいから」24.9%が目立ち、年代ごとに車に求めるものの違いが明らかでした。
(図8)
■「運転支援システム」に対する考え
運転免許を持っている人に、【「運転支援システム」に対する考え】について聞いたところ、全体の10.9%が「現在、運転支援システムが搭載された車に乗っている」と回答しました。「(現在、運転支援システムが搭載された車には乗っていないが)関心がある」と回答した人は73.7%で、関心の高さがうかがえました。
(図9)
■「運転免許の返納」に対する考え
運転免許を持っている人に、【「運転免許の返納」に対する考え】について聞いたところ、全体の54.9%が「運転に自信がなくなったら返納したい」と回答しました。男女別にみると、「ある程度の年齢になったら返納したい」で、男性20.7%、女性29.2%と差が開きました。また、「運転に自信がなくなったら返納したい」は、50代49.5%、60代55.4%、70代以上60.8%と、高年齢者ほど多い結果となりました。
(図10)
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【調査結果を受けて】
シニアの生活に車は不可欠。運転を続けたい人と免許を返納する人、双方へのサポートや仕組みづくりが重要
運転する頻度について、全体の63.1%が「ほぼ毎日」と回答。運転するシーンは「買い物などの日常的な外出」が85.3%と最も多く、シニアにとって、車は日々の生活に欠かせないものであることがわかります。
「旅行やドライブなどのレジャー」での運転も83.7%と多く、70代以上では88.6%と特に目立ちます。車で旅行する際の最大運転距離を「500km以上」と回答した人は全体で30.5%、70代以上でも29.8%と、高年齢者でも長距離運転を厭わないことがうかがえます。
シニアは車の買い替え意向も高く、全体の50.8%が「(買い替えを)検討している」と回答しています。買い替えたい理由については、「保有期間が長くなったから」44.8%、「燃費のよい車に替えたいから」39.5%と、実用性や経済性を重視しており、堅実志向です。70代以上では「安全性の高い車に替えたいから」が24.9%と他の世代に比べて目立ち、安全性も重視しています。また、運転支援システムに対する考えについても、「(現在、運転支援システムが搭載された車には乗っていないが)関心がある」と回答した人は全体の73.7%に対し、70代以上では76.4%と、特に高い関心を持っています。これは、昨今、高齢ドライバーよる交通事故の報道が増えていることも影響しているといえそうです。
運転免許の返納に対する考えを聞いたところ、「運転に自信がなくなったら返納したい」と考える人が、50代49.5%、60代55.4%、70代以上60.8%と、高年齢者ほど運転には自信を持っており、なるべく長く運転を続けたいという思いが表れています。
自身の健康状態やライフスタイルによって、運転を続けるか、免許を返納するのかを選べることが理想的。双方へのサポートや仕組みづくりが、今後、重要となるでしょう。
(株式会社ゆこゆこ 経営企画室 事業統括グループ 笠原敦子)
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