昨年、お金を払って「何かを習った」人は全体の36.9%今どき「大人が習いたいもの」トップ3は「ヨガ・英会話・料理」既婚女性の45.8%が「夫婦でいっしょに習い事はイヤ」
[16/02/17]
提供元:@Press
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「オレンジページくらし予報」は、心機一転の季節=春を迎える前に「大人の習いごと」について調査を実施しました。回答者の中心層は30〜50代の女性で、既婚者が7割。未既婚の別や、子供の有る無しに、自分にかける時間が大きく左右される女性ですが、それでも37%の人たちがお金も時間もうまくやりくりして“楽しく自分磨き”をしている姿が浮かんできました。
【ダイジェスト】
昨年、お金を払って「何かを習った」人は全体の36.9%。「ジム・ヨガ・料理」が人気
「今後習いたい、やってみたいこと」トップ3は「ヨガ・英会話・料理」
「夫婦でいっしょに習いごと」45.8%が「ナシ」
昨年、お金を払って「何かを習った」人は全体の36.9%。「ジム・ヨガ・料理」が人気
「昨年、月謝やレッスン代をかける習いごとをしましたか?あてはまる習いごとのジャンルは?」という問いには多種多様な答えが。習いごと=趣味と考えるとその種類の多さは当然でしょう。トップ3は「フィットネスジムでのトレーニング」「ヨガ」「料理」。次いで、「パン・お菓子」「英語・英会話」「スポーツ(ゴルフ、テニス、ランニングなど)」「楽器(ピアノ、ギターなど)」「絵画・陶芸・工芸」と続き、「資格取得向けの講座・ビジネス用講座」という、趣味と実益というよりはほとんど仕事、というものも9位にランクインしています。
年代別で見ると、30〜50代で「有料の習いごと」をする人は36%ですが、60代以上では、約半数が何らかの有料レッスンや講座を受けています。一人で複数の習いごとをしている人の割合が一番多いのも60代です。さらに、40〜60代まででは「フィットネスジムでのトレーニング」が人気を集めました。更なる少子高齢化社会に備え「自分で歩けてこその長寿」=「健康長寿」という概念が浸透したから、ということも考えられるでしょう。
また、「その習いごとを始めて自分に変化を感じますか?」という問いには76.1%の人が「変化を感じる」と回答。「自信がついた」「友人が増えた」「体がすっきりする」「外国人に道案内ができた」という類のうれしい答えがたくさん寄せられました。なかには自分で教室を開くまでになった人もいます。まさに「習いごと」が新しい世界への入り口となった例です。
「今後習いたい、やってみたいこと」トップ3は「ヨガ・英会話・料理」
トップ3は「ヨガ」「英語・英会話」「料理」。ちなみに、2009年に集計した同テーマのアンケートのトップ3は「お菓子・料理」「ヨガ」「ガーデニング」で、「英会話」は9位、という結果でした。それ以前の調査でも、「英会話」は10位までには入っていたものの、長年「フラワーアレンジメント」や「ガーデニング」の後塵を拝していたのですが、近年は大躍進。なぜ習いたいのかといえば「海外旅行で役に立つ(50代・フルタイム)」「いろいろな国の人たちとコミュニケーションをとりたいから(40代・パート)」「これからの社会に必要だと思うから(40代・フルタイム)」など、グローバリズムが進む時代にすんなりと対応できるようにしたいという意識が働いていることがうかがえます。
「ヨガ」は「姿勢をよくしたい(40代・パート)」など、心身の健康づくりが目的、「料理」については「プロのワザを学んでレシピを増やしたい(40代・フルタイム)」「家族に喜んでもらえそう(30代・フルタイム)」などが。なかにはこんなコメントも…。「子ども世代の雇用が不安定なので、いざという時すぐ働けるように調理技術を学んでおきたい(40代・専業主婦)」。お金が稼げる仕事につながる習いごと、という視点からは「資格取得・ビジネス用講座」も6位にランクイン。しかしながら、それら「やってみたいこと」に費やせる月々のお金はというと、5000円未満と答えた人が67%でした。健康ブーム、社会の国際化、観光客などの外国人の増加、そして長引く不況などが大人の習いごとにも影響しているようです。
「夫婦でいっしょに習いごと」は45.8%が「ナシ」
平均寿命がのび、元気で長生きの人が男女ともに多くなっている昨今、いわゆる“余生”としての老後は長くなり、夫婦二人で過ごす時間も増えそうです。「ご夫婦でいっしょに習いごとをするのはアリ?」という質問には「ナシ」と45.8%が回答、約半数の女性は「夫といっしょに習いごとはしたくない」と考えている結果になりました。もっとも多い理由は「自分一人の時間が欲しい(30代・パート)」に代表される「自分のために時間を使いたい」というもの。次に多いのが「趣味が合わない、好みが違う」と、お互いの興味が異なる、という答え。なかには「夫が(習ったことを)できなくてみじめな姿を見たくないから(30代・フルタイム)」「ライバルになるから(30代・専業主婦)」など「習いごとが不和の原因になるのはイヤ」という答えもかなり多くみられました。
ただ、これも年代別にみると50歳代以降の世代からは「夫婦でゴルフ・テニスを習いたい―2人で一緒に楽しみたいから」という回答が、その下の世代よりも多くなってくる傾向があります。
さて、来年はどんな習いごとが人気になるのでしょうか。
アンケート概要
●調査対象:オレンジページくらし予報モニター会員・国内在住の女性
(有効回答数1335件)
●調査方法:インターネット調査 ●調査期間:2016年1月6日〜11日
●「オレンジページくらし予報」について
オレンジページくらし予報とは、オレンジページ社のモニターのなかでもアクティブな会員1万人の声を集めたリサーチ・コミュニティです。当社のモニターには、〈一般女性よりも「食意識」「生活全般に対する意識」が高い〉という特徴があります。くらし予報では、20代後半から50代の生活者が感じていることを引き出します。食意識を軸に対象者を6つのタイプに分類し、調査、比較検討することも可能です。 WEB上でのアンケート調査、キッチンスタジオ「オレンジページサロン」を利用した座談会など、ご相談に応じて展開いたします。
●『オレンジページ』について
失敗なくおいしく作れるレシピ情報が支持され、今年創刊31周年を迎える生活情報誌。30代〜40代の主婦を中心に幅広い読者層を誇ります。発行部数=336,755部(2015年印刷証明書付発行部数)。
【ダイジェスト】
昨年、お金を払って「何かを習った」人は全体の36.9%。「ジム・ヨガ・料理」が人気
「今後習いたい、やってみたいこと」トップ3は「ヨガ・英会話・料理」
「夫婦でいっしょに習いごと」45.8%が「ナシ」
昨年、お金を払って「何かを習った」人は全体の36.9%。「ジム・ヨガ・料理」が人気
「昨年、月謝やレッスン代をかける習いごとをしましたか?あてはまる習いごとのジャンルは?」という問いには多種多様な答えが。習いごと=趣味と考えるとその種類の多さは当然でしょう。トップ3は「フィットネスジムでのトレーニング」「ヨガ」「料理」。次いで、「パン・お菓子」「英語・英会話」「スポーツ(ゴルフ、テニス、ランニングなど)」「楽器(ピアノ、ギターなど)」「絵画・陶芸・工芸」と続き、「資格取得向けの講座・ビジネス用講座」という、趣味と実益というよりはほとんど仕事、というものも9位にランクインしています。
年代別で見ると、30〜50代で「有料の習いごと」をする人は36%ですが、60代以上では、約半数が何らかの有料レッスンや講座を受けています。一人で複数の習いごとをしている人の割合が一番多いのも60代です。さらに、40〜60代まででは「フィットネスジムでのトレーニング」が人気を集めました。更なる少子高齢化社会に備え「自分で歩けてこその長寿」=「健康長寿」という概念が浸透したから、ということも考えられるでしょう。
また、「その習いごとを始めて自分に変化を感じますか?」という問いには76.1%の人が「変化を感じる」と回答。「自信がついた」「友人が増えた」「体がすっきりする」「外国人に道案内ができた」という類のうれしい答えがたくさん寄せられました。なかには自分で教室を開くまでになった人もいます。まさに「習いごと」が新しい世界への入り口となった例です。
「今後習いたい、やってみたいこと」トップ3は「ヨガ・英会話・料理」
トップ3は「ヨガ」「英語・英会話」「料理」。ちなみに、2009年に集計した同テーマのアンケートのトップ3は「お菓子・料理」「ヨガ」「ガーデニング」で、「英会話」は9位、という結果でした。それ以前の調査でも、「英会話」は10位までには入っていたものの、長年「フラワーアレンジメント」や「ガーデニング」の後塵を拝していたのですが、近年は大躍進。なぜ習いたいのかといえば「海外旅行で役に立つ(50代・フルタイム)」「いろいろな国の人たちとコミュニケーションをとりたいから(40代・パート)」「これからの社会に必要だと思うから(40代・フルタイム)」など、グローバリズムが進む時代にすんなりと対応できるようにしたいという意識が働いていることがうかがえます。
「ヨガ」は「姿勢をよくしたい(40代・パート)」など、心身の健康づくりが目的、「料理」については「プロのワザを学んでレシピを増やしたい(40代・フルタイム)」「家族に喜んでもらえそう(30代・フルタイム)」などが。なかにはこんなコメントも…。「子ども世代の雇用が不安定なので、いざという時すぐ働けるように調理技術を学んでおきたい(40代・専業主婦)」。お金が稼げる仕事につながる習いごと、という視点からは「資格取得・ビジネス用講座」も6位にランクイン。しかしながら、それら「やってみたいこと」に費やせる月々のお金はというと、5000円未満と答えた人が67%でした。健康ブーム、社会の国際化、観光客などの外国人の増加、そして長引く不況などが大人の習いごとにも影響しているようです。
「夫婦でいっしょに習いごと」は45.8%が「ナシ」
平均寿命がのび、元気で長生きの人が男女ともに多くなっている昨今、いわゆる“余生”としての老後は長くなり、夫婦二人で過ごす時間も増えそうです。「ご夫婦でいっしょに習いごとをするのはアリ?」という質問には「ナシ」と45.8%が回答、約半数の女性は「夫といっしょに習いごとはしたくない」と考えている結果になりました。もっとも多い理由は「自分一人の時間が欲しい(30代・パート)」に代表される「自分のために時間を使いたい」というもの。次に多いのが「趣味が合わない、好みが違う」と、お互いの興味が異なる、という答え。なかには「夫が(習ったことを)できなくてみじめな姿を見たくないから(30代・フルタイム)」「ライバルになるから(30代・専業主婦)」など「習いごとが不和の原因になるのはイヤ」という答えもかなり多くみられました。
ただ、これも年代別にみると50歳代以降の世代からは「夫婦でゴルフ・テニスを習いたい―2人で一緒に楽しみたいから」という回答が、その下の世代よりも多くなってくる傾向があります。
さて、来年はどんな習いごとが人気になるのでしょうか。
アンケート概要
●調査対象:オレンジページくらし予報モニター会員・国内在住の女性
(有効回答数1335件)
●調査方法:インターネット調査 ●調査期間:2016年1月6日〜11日
●「オレンジページくらし予報」について
オレンジページくらし予報とは、オレンジページ社のモニターのなかでもアクティブな会員1万人の声を集めたリサーチ・コミュニティです。当社のモニターには、〈一般女性よりも「食意識」「生活全般に対する意識」が高い〉という特徴があります。くらし予報では、20代後半から50代の生活者が感じていることを引き出します。食意識を軸に対象者を6つのタイプに分類し、調査、比較検討することも可能です。 WEB上でのアンケート調査、キッチンスタジオ「オレンジページサロン」を利用した座談会など、ご相談に応じて展開いたします。
●『オレンジページ』について
失敗なくおいしく作れるレシピ情報が支持され、今年創刊31周年を迎える生活情報誌。30代〜40代の主婦を中心に幅広い読者層を誇ります。発行部数=336,755部(2015年印刷証明書付発行部数)。