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株式会社アールエフ、デジタルX線センサーNAOMIシリーズの新製品としてマンモグラフィーセンサー「NAOMI F(仮称)」を来年春より発売

株式会社アールエフ(本社:長野県長野市、代表取締役社長:丸山 次郎)は、デジタルX線センサーNAOMIシリーズの新製品としてマンモグラフィーセンサー「NAOMI F(仮称)」を来年春より発売します。

超高感度が求められるマンモグラフィーセンサーの商品化に向けて、NAOMIシリーズに使用されているMulti CCD Detector方式(*1)を応用し、世界最高水準(*2)の画素ピッチ33μmを実現しました。従来のNAOMIシリーズの画素の幅を70μmから2倍以上縮めることにより、早期のごく小さな腫瘤やより細かい石灰化が検出できます。

販売価格は900万円を予定。一般的なデジタルX線センサーで用いられるアモルファスシリコンではなく、より汎用性の高いCCDセンサーを利用することで低価格を実現しました。NAOMIシリーズの特長であるMulti CCD Detector方式を使用しているため、万が一の故障時にもユニット単位での部品交換ができ、メンテナンス費用を抑えることができます。

厚生労働省はマンモグラフィーと視触診の併用検診を呼びかけています。しかしマンモグラフィーは通常のX線装置と比べて、より精細な画質が要求されるので、技術的な要因から非常に高額なものでした。当社は、NAOMIシリーズで開発したMulti CCD Detector方式を応用することで、900万円という低価格で販売します。
NAOMIシリーズの70μmモデル「デジトゲンNAOMI」は、2007年に国内の一般診療所におけるデジタルX線(I.I DRタイプ)の納入実績No.1(*3)を取得。国内はもとより海外の開業医からも高い評価を得ています。シリーズ30μmモデル、「NAOMI F(仮称)」も低価格と高性能を両立。顧客ターゲットは一般開業医を含み、販売は初年度に500台を見込んでいます。
また当社では、Multi CCD Detector方式のユニットを、パネル販売(OEM)することも視野にいれています。

(*1)12個のCCDを1ユニットとして、複数のカメラを組み合わせ、画像を取得する方法。当社独自の画像取得技術です。CCD間の距離を詰めることで画素ピッチを上げることができます。ユニット数を増減することで、センサーのサイズを変えることもできます。

(*2)画素ピッチとは、隣あった画素どうしの間隔のこと。数字が小さいほど、高精細な画像が得られます。データは、2008年10月6日時点で、デジタルマンモグラフィーに関する公開情報に基づいています。(当社調べ)

(*3)矢野経済研究所(本社:東京都中野区)調べ。2007年度メーカー(販売元)別台数シェアで、当社は29.6%を獲得しました。


【概要】
・世界最高水準33μmの画素ピッチ(シリーズ従来品の2倍以上)
・900万円の低価格
・初年度の販売見込み - 500台

【会社概要】
会社名  : 株式会社アールエフ
代表者  : 代表取締役社長 丸山 次郎
本社所在地: 〒380-0935 長野県長野市中御所3
会社登記 : 1998年6月
資本金  : 9億110万円(資本準備金8億8,110万円)
従業員  : 165名
主な事業 : 医療・工業用X線センサー/工業用内視鏡/歯科口腔内カメラ/
       放送・業務用CCDカメラの開発・製造・販売/カプセル内視鏡等の開発
URL    : http://www.rfsystemlab.com/
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