ニッコム、携帯電話・デジタル家電機器など機器自体を簡単にデータサーバ化できる技術「Social Ocean」の日本総代理店として、11月5日より国内リリースを開始
[08/11/05]
提供元:@Press
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ユビキタス技術の企画・コンサルティングを行う株式会社ニッコム(本社:東京都港区、代表取締役:小島 秀登、以下 ニッコム)は、スウエーデン コンベニア社(Conveneer AB, 本社:スウェーデン ルンド)のインターネットから組込ネットワーク等に簡単にアクセスができる技術「Social Ocean」の日本総代理店としての販売活動を、11月5日よりスタートすることを発表いたします。
Social Oceanは海外では主に個人の携帯電話にWebの様なデータサーバ機能を持たせるブログサービスなどに利用されるインフラ技術です。ユーザーはSocial OceanのURLを取得し、自分の携帯にエンジンをダウンロードするだけで今まで不可能だったインターネットから携帯電話へのアクセスを可能にし、携帯電話にある写真データなどをインターネット上に簡単に公開することができるというものです。(携帯からネット閲覧は可能でしたが、その逆でインターネットから携帯のデータを見ることは従来では不可能でした。)
このエンジンを用いてデータを自身で管理すれば、携帯内のデータをわざわざ送信しなくても参照者側からダウンロードしてもらうだけなので、SNS的なネット空間をユーザー同志が独自に構築することも可能となります。また、携帯とパソコンのデータのやり取りも可能なため、個人のデータ管理用などの用途として、携帯を無くした場合に電源が入っていれば必要なデータをパソコンにダウンロードしたり、個人情報保護のためデータをパソコンから消去する自己防衛手段としても使うこともできます。システム構成上は携帯自体がデータサーバとなるので、既存のシステムのように別途インターネット内にサーバを構築するなどの余計な開発コストをかける必要もなくなります。
またセキュリティ面においても、ファイアーウォールの設定変更を必要としないトンネリング技術のため通常よりも高いセキュリティ性が確保され、さらにデータサーバ自体が分散していることになるために、今後新しいセキュリティ手法としてのシステム提案も可能になると考えています。
ニッコムは、組込技術の経験から、携帯電話ネットワークやWi-Fi、WiMAX、FMC(Fixed Mobile Convergence)等の普及により日本国内において様々なデジタル機器にイントラネットワーク(サブネットワーク)が存在していることに着目し、これら従来では簡単にアクセスすることが出来なかったネットワーク内の機器を、IPv6の普及を待たずにSocial Oceanの技術を応用してローコストでインターネットとシームレス化することで、様々なビジネス構築が可能になると考えています。これにより異業種のビジネス参加も期待でき、ニッコムでは構築にあたってのコンサルテーションなども含めて対応することで普及に努めて行く方針です。また本来の携帯分野でも、MVNOの普及や日本の携帯電話ビジネスモデルの変化に伴い国内携帯での採用検討の機会も今後増えていくことが予想され、来春海外での携帯電話向けサービスがスタートする事による国内市場での波及効果にも期待しています。
具体的にはデジタル家電ネット(DLNA等)、自動車(CAN、LIN等)、工場施設・監視カメラなどへの応用が考えられますが、例えば家庭内にあるAV機器にあるデータ(ビデオ映像や画像、音楽)のダウンロード、スクールゾーンの監視カメラ映像のブラウジング、建設機械などの遠隔管理、遠隔医療など様々な場面で通信インフラを問わないシステムが簡単で安全に構築でき、より便利なネットワーク環境実現が可能になります。
当初はシステム会社向けに規模に応じたドメインライセンスの販売からスタートしますが、Social Oceanには広告などの情報を流す機能もあるため、媒体の普及に伴い様々な企業とアライアンスを検討し、日本での総代理店展開を進めていく予定です。
【会社概要】
ニッコムは携帯電話および組込機器分野を中心に技術コンサルティング、ソフトウェアの研究開発を行うと共に、内外のパートナー製品の販売支援、カスタマイズ支援を行う企業です。
会社名: 株式会社ニッコム (Nickom Ltd.)
所在地: 〒105-0003 東京都港区西新橋2丁目17番1号 八雲ビル2F
代表者: 代表取締役 小島 秀登
設立 : 2007年7月
資本金: 1億1,000万円
URL : http://www.nickom.co.jp/
Social Oceanは海外では主に個人の携帯電話にWebの様なデータサーバ機能を持たせるブログサービスなどに利用されるインフラ技術です。ユーザーはSocial OceanのURLを取得し、自分の携帯にエンジンをダウンロードするだけで今まで不可能だったインターネットから携帯電話へのアクセスを可能にし、携帯電話にある写真データなどをインターネット上に簡単に公開することができるというものです。(携帯からネット閲覧は可能でしたが、その逆でインターネットから携帯のデータを見ることは従来では不可能でした。)
このエンジンを用いてデータを自身で管理すれば、携帯内のデータをわざわざ送信しなくても参照者側からダウンロードしてもらうだけなので、SNS的なネット空間をユーザー同志が独自に構築することも可能となります。また、携帯とパソコンのデータのやり取りも可能なため、個人のデータ管理用などの用途として、携帯を無くした場合に電源が入っていれば必要なデータをパソコンにダウンロードしたり、個人情報保護のためデータをパソコンから消去する自己防衛手段としても使うこともできます。システム構成上は携帯自体がデータサーバとなるので、既存のシステムのように別途インターネット内にサーバを構築するなどの余計な開発コストをかける必要もなくなります。
またセキュリティ面においても、ファイアーウォールの設定変更を必要としないトンネリング技術のため通常よりも高いセキュリティ性が確保され、さらにデータサーバ自体が分散していることになるために、今後新しいセキュリティ手法としてのシステム提案も可能になると考えています。
ニッコムは、組込技術の経験から、携帯電話ネットワークやWi-Fi、WiMAX、FMC(Fixed Mobile Convergence)等の普及により日本国内において様々なデジタル機器にイントラネットワーク(サブネットワーク)が存在していることに着目し、これら従来では簡単にアクセスすることが出来なかったネットワーク内の機器を、IPv6の普及を待たずにSocial Oceanの技術を応用してローコストでインターネットとシームレス化することで、様々なビジネス構築が可能になると考えています。これにより異業種のビジネス参加も期待でき、ニッコムでは構築にあたってのコンサルテーションなども含めて対応することで普及に努めて行く方針です。また本来の携帯分野でも、MVNOの普及や日本の携帯電話ビジネスモデルの変化に伴い国内携帯での採用検討の機会も今後増えていくことが予想され、来春海外での携帯電話向けサービスがスタートする事による国内市場での波及効果にも期待しています。
具体的にはデジタル家電ネット(DLNA等)、自動車(CAN、LIN等)、工場施設・監視カメラなどへの応用が考えられますが、例えば家庭内にあるAV機器にあるデータ(ビデオ映像や画像、音楽)のダウンロード、スクールゾーンの監視カメラ映像のブラウジング、建設機械などの遠隔管理、遠隔医療など様々な場面で通信インフラを問わないシステムが簡単で安全に構築でき、より便利なネットワーク環境実現が可能になります。
当初はシステム会社向けに規模に応じたドメインライセンスの販売からスタートしますが、Social Oceanには広告などの情報を流す機能もあるため、媒体の普及に伴い様々な企業とアライアンスを検討し、日本での総代理店展開を進めていく予定です。
【会社概要】
ニッコムは携帯電話および組込機器分野を中心に技術コンサルティング、ソフトウェアの研究開発を行うと共に、内外のパートナー製品の販売支援、カスタマイズ支援を行う企業です。
会社名: 株式会社ニッコム (Nickom Ltd.)
所在地: 〒105-0003 東京都港区西新橋2丁目17番1号 八雲ビル2F
代表者: 代表取締役 小島 秀登
設立 : 2007年7月
資本金: 1億1,000万円
URL : http://www.nickom.co.jp/