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新規育毛活性成分「Hair Growth Peptide」の共同開発と学会発表のお知らせ
[16/03/28]
提供元：@Press
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株式会社シャルレ(本社：兵庫県神戸市、代表取締役社長：奥平 和良)は、株式会社ファーマフーズ(京都市、代表取締役 金 武祚)と新規育毛活性成分「Hair Growth Peptide」(以下、HGP)の共同開発を行い、その成果を下記の通り日本農芸化学会にて共同発表いたしますのでお知らせいたします。
ファーマフーズは、タマゴからヒナが羽毛をまとって誕生することに着目し、タマゴには発毛・育毛を促す成分が存在することを着想しました。探索研究を進めた結果、卵黄タンパク由来の新規育毛活性成分「HGP(エイチ・ジー・ピー)」の開発に成功し、2015年10月に国際特許出願を行っております。
このたび、ファーマフーズとシャルレの共同開発により、薄毛に悩む女性ボランティアを対象とした育毛試験においてHGPの有効性を検証いたしました。その成果を共著論文として報告するとともに、日本農芸化学会にて共同発表を行います。
【日本農芸化学会】
題目 ： 卵黄由来新規育毛素材のヒト育毛効果検証試験
発表者 ： 原田 清佑(1)、中村 紀夫(1)、山村 春男(2)、金 武祚(1)
(1)株式会社ファーマフーズ、(2)株式会社シャルレ
発表日 ： 2016年3月28日
学会情報： http://www.jsbba.or.jp/2016/
【論文】
掲載誌： FRAGRANCE JOURNAL
題目 ： 卵黄由来の新規育毛素材の創出と育毛内外美容の進展
著者 ： 原田 清佑(1)、中村 紀夫(1)、山村 春男(2)、
(1)株式会社ファーマフーズ、(2)株式会社シャルレ
掲載号： 2016年1月15日 FRAGRANCE JOURNAL,2016,44(1),P55-60
URL ： http://www.fragrance-j.co.jp/book/b214614.html
【研究成果】
HGPの経口摂取による育毛作用の検証を目的として、薄毛に悩む40〜50代の女性ボランティア全24名を対象とした育毛試験(パイロット試験)を行いました※1。
試験設計は二重盲検比較試験※2とし、HGP摂取群(50.5±3.4歳)ではHGPを、プラセボ群(51.0±4.6歳)では等量のデキストリンをそれぞれ4週間摂取しました。摂取前および4週間のサンプル摂取後にそれぞれ被験者の毛髪を1cm四方に刈り、フォトトリコグラム※3により毛直径を計測しました。この際、日本人女性の平均毛直径とされる80μm以上の毛髪を健康な硬毛とし、その頻度を解析しました。
その結果、HGP摂取群では計測部位において毛直径が増加した毛髪が観察され、摂取前に比べて硬毛頻度が有意に増加することが示されました。一方で、頭髪以外の産毛が硬毛化したり、健康不良を伴う事例は観察されませんでした。
さらに、Visual Analog Scale(VAS)アンケート※4による体感調査では、「抜け毛が気になる」との設問に対し、プラセボ群では摂取前後に変化は見られませんでしたが、HGP摂取群では摂取4週間後にスコアの改善が示されました。「頭頂部や分け目の地肌の目立ちが気になる」との設問でも、HGP摂取群に改善が見られ、毛髪の悩みに対する心理的な不安を軽減することが示唆されました。
このような背景のもと、HGPを有効成分とした育毛対策商品の実現に向けて現在、大規模なヒト育毛試験を共同プロジェクトとして進行しております。
日本皮膚科学会の男性型脱毛症治療ガイドライン(2010年版)では、女性を対象として推奨度A(行うよう強く進められる)に分類されたのはミノキシジル外用のみとされています。ミノキシジルで治療効果が得られない場合、自毛植毛術もしくはかつら(義髪)による整容的対処が推奨され、男性とは異なり内服による治療法は確立されていません。そのため、加齢によるヘアサイクルの乱れや体質変化に適応した、女性のための新素材が待望されています。
HGPは食経験の豊富な鶏卵由来であることから、優れた効能と安全性を兼備した新規育毛素材として大きな期待と関心を集めております。シャルレとファーマフーズは、従来のヘアケアに加えて、機能性食品による新しい育毛アプローチを提案することにより、女性の美と健康を彩る内外美容の進展を目指して参ります。
【用語解説】
※1：育毛試験の実施について
ヘルシンキ宣言を遵守し、試験委託機関の倫理委員会の承認を得て、事前に被験者のインフォームド・コンセントを取得しております。
※2：二重盲検比較試験
試験実施者および被験者がいずれもサンプル情報を知り得ない状況で行う試験。プラセボ効果などの心理的な影響を防ぎ、被検物質の有効性を客観的に評価する方法の一つ。
※3：フォトトリコグラム
毛髪の状態を計測する方法。マーキングを行った一定区画(多くは1cm四方)の毛髪を刈った後、継時的にマイクロスコープで撮影し、毛髪の太さや伸長度などを計測する。
※4：VASアンケート
長さ100mmの横線をスコアの尺度として、被験者の感覚を可視化するアンケート調査法。横線の右端を最も強い程度(100mm)、左端を最も弱い程度(0mm)として、設問に対する被験者の回答を得る。
【会社概要】
商号 ： 株式会社シャルレ
所在地 ： 兵庫県神戸市須磨区弥栄台3丁目1番2号
代表者 ： 代表取締役社長 奥平 和良
コード番号 ： 9885
上場取引場所： 東証第二部
事業内容 ： レディースインナーを主体とする衣料品、化粧品、
健康食品等の販売
URL ： http://www.charle.co.jp/
商号 ： 株式会社ファーマフーズ
所在地 ： 京都府京都市西京区御陵大原1番地49
代表者 ： 代表取締役社長 金 武祚
コード番号 ： 2929
上場取引場所： 東証マザーズ
事業内容 ： 機能性食品素材の開発・販売
URL ： http://www.pharmafoods.co.jp/
ファーマフーズは、タマゴからヒナが羽毛をまとって誕生することに着目し、タマゴには発毛・育毛を促す成分が存在することを着想しました。探索研究を進めた結果、卵黄タンパク由来の新規育毛活性成分「HGP(エイチ・ジー・ピー)」の開発に成功し、2015年10月に国際特許出願を行っております。
このたび、ファーマフーズとシャルレの共同開発により、薄毛に悩む女性ボランティアを対象とした育毛試験においてHGPの有効性を検証いたしました。その成果を共著論文として報告するとともに、日本農芸化学会にて共同発表を行います。
【日本農芸化学会】
題目 ： 卵黄由来新規育毛素材のヒト育毛効果検証試験
発表者 ： 原田 清佑(1)、中村 紀夫(1)、山村 春男(2)、金 武祚(1)
(1)株式会社ファーマフーズ、(2)株式会社シャルレ
発表日 ： 2016年3月28日
学会情報： http://www.jsbba.or.jp/2016/
【論文】
掲載誌： FRAGRANCE JOURNAL
題目 ： 卵黄由来の新規育毛素材の創出と育毛内外美容の進展
著者 ： 原田 清佑(1)、中村 紀夫(1)、山村 春男(2)、
(1)株式会社ファーマフーズ、(2)株式会社シャルレ
掲載号： 2016年1月15日 FRAGRANCE JOURNAL,2016,44(1),P55-60
URL ： http://www.fragrance-j.co.jp/book/b214614.html
【研究成果】
HGPの経口摂取による育毛作用の検証を目的として、薄毛に悩む40〜50代の女性ボランティア全24名を対象とした育毛試験(パイロット試験)を行いました※1。
試験設計は二重盲検比較試験※2とし、HGP摂取群(50.5±3.4歳)ではHGPを、プラセボ群(51.0±4.6歳)では等量のデキストリンをそれぞれ4週間摂取しました。摂取前および4週間のサンプル摂取後にそれぞれ被験者の毛髪を1cm四方に刈り、フォトトリコグラム※3により毛直径を計測しました。この際、日本人女性の平均毛直径とされる80μm以上の毛髪を健康な硬毛とし、その頻度を解析しました。
その結果、HGP摂取群では計測部位において毛直径が増加した毛髪が観察され、摂取前に比べて硬毛頻度が有意に増加することが示されました。一方で、頭髪以外の産毛が硬毛化したり、健康不良を伴う事例は観察されませんでした。
さらに、Visual Analog Scale(VAS)アンケート※4による体感調査では、「抜け毛が気になる」との設問に対し、プラセボ群では摂取前後に変化は見られませんでしたが、HGP摂取群では摂取4週間後にスコアの改善が示されました。「頭頂部や分け目の地肌の目立ちが気になる」との設問でも、HGP摂取群に改善が見られ、毛髪の悩みに対する心理的な不安を軽減することが示唆されました。
このような背景のもと、HGPを有効成分とした育毛対策商品の実現に向けて現在、大規模なヒト育毛試験を共同プロジェクトとして進行しております。
日本皮膚科学会の男性型脱毛症治療ガイドライン(2010年版)では、女性を対象として推奨度A(行うよう強く進められる)に分類されたのはミノキシジル外用のみとされています。ミノキシジルで治療効果が得られない場合、自毛植毛術もしくはかつら(義髪)による整容的対処が推奨され、男性とは異なり内服による治療法は確立されていません。そのため、加齢によるヘアサイクルの乱れや体質変化に適応した、女性のための新素材が待望されています。
HGPは食経験の豊富な鶏卵由来であることから、優れた効能と安全性を兼備した新規育毛素材として大きな期待と関心を集めております。シャルレとファーマフーズは、従来のヘアケアに加えて、機能性食品による新しい育毛アプローチを提案することにより、女性の美と健康を彩る内外美容の進展を目指して参ります。
【用語解説】
※1：育毛試験の実施について
ヘルシンキ宣言を遵守し、試験委託機関の倫理委員会の承認を得て、事前に被験者のインフォームド・コンセントを取得しております。
※2：二重盲検比較試験
試験実施者および被験者がいずれもサンプル情報を知り得ない状況で行う試験。プラセボ効果などの心理的な影響を防ぎ、被検物質の有効性を客観的に評価する方法の一つ。
※3：フォトトリコグラム
毛髪の状態を計測する方法。マーキングを行った一定区画(多くは1cm四方)の毛髪を刈った後、継時的にマイクロスコープで撮影し、毛髪の太さや伸長度などを計測する。
※4：VASアンケート
長さ100mmの横線をスコアの尺度として、被験者の感覚を可視化するアンケート調査法。横線の右端を最も強い程度(100mm)、左端を最も弱い程度(0mm)として、設問に対する被験者の回答を得る。
【会社概要】
商号 ： 株式会社シャルレ
所在地 ： 兵庫県神戸市須磨区弥栄台3丁目1番2号
代表者 ： 代表取締役社長 奥平 和良
コード番号 ： 9885
上場取引場所： 東証第二部
事業内容 ： レディースインナーを主体とする衣料品、化粧品、
健康食品等の販売
URL ： http://www.charle.co.jp/
商号 ： 株式会社ファーマフーズ
所在地 ： 京都府京都市西京区御陵大原1番地49
代表者 ： 代表取締役社長 金 武祚
コード番号 ： 2929
上場取引場所： 東証マザーズ
事業内容 ： 機能性食品素材の開発・販売
URL ： http://www.pharmafoods.co.jp/
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