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スマートインサイトMμgen(R)が「S3 API接続検証プログラム」第一号認定を獲得

クラウディアン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:太田 洋、以下 クラウディアン)は、同社が4月1日より開始した「S3 API接続検証プログラム」により、スマートインサイト株式会社(以下 スマートインサイト)が提供する次世代データ統合&ディスカバリ製品であるMμgen(R) V1.2(以下 Mμgen(ミュージェン))との接続性を検証し、本プログラム初の認定製品になりましたのでお知らせします。


スマートインサイトのMμgenはあらゆる企業内外データを相互透過的に統合可視化出来るデータディスカバリ製品です。今回、「CLOUDIAN HyperStore」をAmazon S3互換ストレージとして活用するだけでなく、当製品が分散iAクラスタサーバ群で構成されるSDS(Software-Defined Storage)製品である事から同一基盤上にHadoopクラスタを構成し、大量の構造・非構造データに対し、収集・蓄積・統合可視化・分析をオンプレミス/クラウド環境にてワンプラットフォームで実現出来ることを確認しました。

CLOUDIAN HyperStoreとスマートインサイト Mμgen連携可視化のイメージ
https://www.atpress.ne.jp/releases/98322/img_98322_1.jpg


■スマートインサイトMμgenとCLOUDIAN HyperStoreを連携運用するメリット
多くの企業が、稼働するマシンなどから連続生成されるデータを上手く活用し、故障予知や異常検知等をタイムリーに行う事でより高い顧客満足度を達成し、サービスの差別化を図ろうと取組み始めています。

そのデータ蓄積基盤としてはGB単価の観点で有利なオブジェクトストーレジが急速に普及してきています。一方でHadoopエコシステムではHDFS(Hadoop Distributed File System)に蓄積した非構造情報を分析の為のデータ読出し時に構造を決定する「Schema-On-Read」(*)でSQLライクなデータ照会言語が使えるApache Hiveの利用が広まって居ます。

(*) Schema-On-Read:データの蓄積時に構造を決めて置く必要のあるデータベースやデータウェアハウスとは異なり、蓄積時は生データ(テキスト、CSVなど)として保存しておき、分析などの読出し時に構造を確定する方式。データ形式の変化やデータ生成元の追加などに柔軟に対応可能となる。

多くの企業ではデータを蓄積はしているものの、実際の分析の段階になって分析アプリケーションやデータベースへのデータの転送や投入の必要が発生し、データ活用には至らない企業がまだまだ多いのが現状です。また、可視化分析ツールも予めユーザ部門による分析要件に従ってIT部門が構築していくことが一般的で、現場主導の柔軟な分析施策の展開を阻んでいる一因となっています。

スマートインサイトMμgen、およびCLOUDIAN HyperStoreを同一基盤上で構築運営する事で、企業はオンプレミス/クラウド環境においてデータ蓄積・分析基盤のTCOを低減させながら、これまでの一般的なBI/DWH製品とは異なり、最低限のIT部門の介在で、以下のようなユーザ主導型の分析業務効率向上を実現し、意思決定・サービス改善のスピードをこれまで以上に向上させる事が可能になります。

・S3互換であるCLOUDIAN HyperStoreと同一クラスタ上にHadoop環境(今回はHDP 2.3)を構築運用する事で、データの蓄積基盤がそのまま分析基盤となり、システム投資ROIを大きく改善。

・Hive、SparkSQLの活用によりCLOUDIAN HyperStore上に蓄積された分析対象データ(例:構造化されていないマシンログなど)を予め事前の構造化定義が必要なデータベース等に投入しておかなくても読出し時に、そのままSQLによる柔軟な分析が可能。(Schema-On-Read)

・Mμgen/SparkSQL連携により非構造データを他のオンプレミス上のデータベースと連携可視化を行う事が可能に。

なお、構成するソフトウェアは以下の通りです。
・データディスカバリ基盤:スマートインサイトMμgen V1.2
・データ蓄積基盤    :CLOUDIAN HyperStore
・データアクセス基盤  :HortonWorks Data Platform 2.3
             Apache Spark 1.5(SparkSQL)、
             Thrift HiveServer2構成


■スマートインサイトMμgenの概要
Mμgenではこれまでのデータウェアハウスによる物理的データ統合と異なり、データを定義・設計することからプロジェクトを始めるのではなく、統合されたデータをまず可視化するところから始めることができます。データの可視化がスタート地点となるので、圧倒的短時間で情報活用を開始することができます。

従来のウォーターフォール型アプローチではデータの関連性の抽出、分析軸の策定、可視化による発見性の効果検証などの設計と検証に最も工数を必要とするのが導入の障壁の大きな部分であったのに対しMμgenでは企業内外のあらゆる環境のあらゆるデータを仮想的に統合し、アルゴリズム・ベースでデータの関連性を自律的に発見、提示するEnterprise Data Graph(R)、SMART DataChain(R)などのデータ統合・可視化支援機能により、これまでのスキーマ・ベースのDWHやBIの枠組みを超えて、ビッグデータ時代に最適化されたユーザ主導の統合データ活用&ディスカバリ環境を提供します。


■CLOUDIAN HyperStoreの概要
CLOUDIAN HyperStoreは、P2P(ピア・ツゥ・ピア)アーキテクチャであり、汎用サーバー2台(推奨3台)からスモールスタートし、数ペタバイト超級にまでスケールアウトできる高い拡張性を有するAmazon S3 API完全準拠のオブジェクトストレージシステムです。複数サーバー間、さらには複数データセンター間でも、自動複製・分散配置により堅牢にデータ保護します。日本においてはニフティ、NTTコミュニケーションズ、NTT東日本をはじめ、世界の大手クラウドサービスと、数多くのエンタープライズITのオンプレミス・ストレージとして採用されています。


■スマートインサイト株式会社について
スマートインサイトは企業のデータセットを統合、分析、可視化し、関連性を明らかにするエンタープライズ・ソフトウェアを開発販売してまいりました。2013年10月4日、ウチダスペクトラム株式会社より新設分割したスマートインサイト株式会社は、2015年7月 新製品Mμgenをリリース致しました。SMART InSight G2と共にホンダ、キヤノン、ブリヂストン、バンダイナムコエンターテインメント、三菱電機 自動車機器開発センター等、自動車を始めとする製造業から流通・サービス業界を代表するお客様にご利用いただいております。


■クラウディアンについて
日本と米国を開発拠点とするクラウディアンは、パブリッククラウド、プライベートクラウド、オンプレミス環境でハイブリッドに活用できるSDS(Software Defined Storage ソフトウェア定義ストレージ)である「CLOUDIAN HyperStore」をソフトウェア製品およびハードウェアアプライアンス製品により提供しています。

ホームページ: http://cloudian.jp/
Facebook  : https://www.facebook.com/cloudian.cloudstorage.S3
Twitter   : https://twitter.com/Cloudian_KK
ブログ   : http://www.cloudian-blog.com/


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