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自動車産業専門の調査研究会社フォーインは最新リポートで、先進国の景気回復に伴い、2014年の全世界の自動車販売台数が前年比2.4％増の8700万台に拡大すると予測した。トヨタ<7203>の販売台数はドイツの自動車大手フォルクス・ワーゲンをやや上回り、引き続き世界トップを維持するとの予想も示された。

2015年の全世界の販売台数について、14年から3.8％増の9030万台に達すると予測された。15年の中国と米国市場について、それぞれ14年比8.9％増、2.4％増の2570万台、1680万台になると予想された。日本市場は7.5％減の490万台にとどまる見通しだ。

一方、韓国の自動車産業研究所が発表した見通しによると、2015年の全世界の販売台数は前年比3.9％増の8710万台になるという。中国とインドなど新興国の成長が引き続き全世界をけん引すると指摘された。15年の中国とインドの販売台数について、それぞれ前年比8.6％増、7.8％増の2078万台、272万台になると予測された。

米国と欧州市場について、それぞれ前年比2.0％、3.5％増の1683万台、1508万台になると予測された。ロシア市場は同11.3％減の220万台、韓国は同2.0％増の167万台になるとの見通しが示された。

＜ZN＞