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マザーズ指数は反発、終値で1000pt台乗せ、IPOシャノンは公開価格の4.2倍で初値

マザーズ市況
 本日のマザーズ市場では、中小型株優位の相場展開となるなか、マザーズ指数は堅調に推移した。前週末の新興市場では利益確定売りが広がったものの、週明けには再び資金が流入し、個人投資家のリスク選好姿勢が続いていることが窺えた。為替の円高推移などから大型株が軟調となり、中小型株に物色が向かいやすかった面もある。なお、マザーズ指数は反発、売買代金は概算で889.45億円。騰落数は、値上がり126銘柄、値下がり94銘柄、変わらず7銘柄となった。マザーズ指数は終値で1000pt台を回復した。
 個別では、マザーズ売買代金トップのマイネット<3928>が13%近い上昇となった。業績期待を背景に強い値動きが続いており、再び上場来高値を更新した。株式分割の実施を発表したセラク<6199>や、スタジオアタオ<3550>、リアルワールド<3691>も10%超の大幅高となり、リアルコム<3856>はストップ高まで買われた。その他、売買代金上位ではリネットジャパン<3556>、REMIX<3825>、メタップス<6172>などが上昇し、SOSEI<4565>やグリーンペプ<4594>は小幅高となった。一方、フィルカンパニー<3267>、リファインバス<6531>、グレイス<6541>などがさえない。また、パートナーAG<6181>やサイバーS<3810>が10%を超える下げとなった。パートナーAGはリニューアル予定だった新システムの停止を発表している。
 なお、シャノン<3976>は上場2日目の本日、公開価格の約4.2倍となる初値を付けた。


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