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マザーズ指数は大幅に3日続落、イベント控え手仕舞いの動き、IPOファイズは初値持ち越し

マザーズ市況
 本日のマザーズ市場では、かねて高値警戒感やIPOラッシュの需給面への影響が意識されていたこともあり、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表やオランダ議会選挙などの重要イベントを前に手仕舞いの動きが強まった。後場に入り大きく値を崩した銘柄が多く、マザーズ指数も急速に下げ幅を広げた。なお、マザーズ指数は大幅に3日続落、下落率は3%を超え25日線を割り込んだ。売買代金は概算で1133.15億円。騰落数は、値上がり28銘柄、値下がり200銘柄、変わらず3銘柄となった。
 個別では、マザーズ売買代金トップのSOSEI<4565>が6%近く下げたほか、GNI<2160>、ミクシィ<2121>、チェンジ<3962>、アカツキ<3932>などが下落。SOSEIは上値の重さが嫌気されるなどして下げ足を速めた。また、足元で急ピッチの上昇が続いていたDDS<3782>が一転ストップ安まで売られ、INSPEC<6656>、ITBOOK<3742>、Aiming<3911>も10%を超える大幅安となった。Aimingは新作ゲームのサービス開始による材料出尽くし感もあったようだ。一方、エルテス<3967>、モバファク<3912>、レノバ<9519>、FFRI<3692>などが上昇。エルテスはエストニア企業との提携が材料視された。また、前日の一部報道を受けて政策期待の高まったクラウドW<3900>は連日の大幅高となった。
 なお、本日マザーズ市場へ新規上場したファイズ<9325>は買い気配のまま初値が付かなかった。


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