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マザーズ指数は4日ぶり反発、やや戻り鈍く、IPO・SOUは堅調発進

マザーズ市況
 本日のマザーズ市場は、引けにかけて買い優勢の展開となった。ただ、マザーズ指数はマイナス圏で推移する場面も多く、他の指数に比べ伸び悩んだ。米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過して日経平均は大幅反発したが、マザーズ指数は祝日前の20日に比較的底堅い動きを見せており、自律反発期待の買いは鈍かったようだ。また、主力株のさえない動きも指数を下押しした。反面、材料性のある中小型株が買われた。なお、マザーズ指数は4日ぶり反発、売買代金は概算で945.90億円。騰落数は、値上がり133銘柄、値下がり99銘柄、変わらず10銘柄となった。
 個別では、メディアS<4824>、HANATOUR<6561>などが上昇し、SOSEI<4565>は小幅高となった。フィルカンパニー<3267>は12%近い上昇。日本郵政<6178>が不動産子会社を設立するとの報道を受けて思惑買いが向かったようだ。バーチャレク<6193>やシルバーライフ<9262>も10%超の上昇となり、クロスマーケ<3675>は東証1部への市場変更を発表して大きく買われた。一方、神戸天然物化学<6568>、ミクシィ<2121>、サンバイオ<4592>などが下落。サンバイオは新株予約権発行による資金調達を発表し、希薄化懸念が先行した。また、日々公表銘柄に指定された富士マガ<3138>がマザーズ下落率トップとなった。
 なお、本日マザーズ市場へ新規上場したSOU<9270>は公開価格を約24%上回る初値を付けた。公開規模の大きい案件ながら堅調発進となった。


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