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マザーズ指数は大幅続落、3連休を前に戻り鈍い、IPOポートが売り気配のまま取引終了

マザーズ市況
 本日のマザーズ指数は大幅続落となり、10月30日につけた年初来安値を割り込んだ。前日の米株安や為替の円高進行を嫌気して朝方からマザーズ市場にも売りが先行した。指数インパクトの大きい銘柄が揃って売り込まれ、センチメント悪化が意識された。日経平均が節目の20000円をキープしたことで、後場にかけて下値拾いの動きもみられ、下げ渋る場面もあった。しかし、3連休を前に、不透明な外部環境からオーバーウィークでポジションを持ちにくい需給状況であり、資金の逃げ足も速く、戻りは限定的だった。なお、売買代金は概算で1255.32億円。騰落数は、値上がり44銘柄、値下がり219銘柄、変わらず6銘柄となった。
 値下がり率上位では、フェニックスバイオ<6190>がストップ安となったほか、TDSE<7046>やGA TECH<3491>などが2ケタの下落となった。売買代金上位では、指数インパクトの大きいサンバイオ<4592>やメルカリ<4385>、そーせい<4565>、ミクシィ<2121>が揃って売られた一方で、Kudan<4425>、マネーフォワード<3994>、ユーザベース<3966>は堅調。
 なお、本日はマザーズ市場に4社が上場した。テノ.ホールディングス<7037>やEduLab<4427>の初値はそれぞれ公開価格比で25.0%高、2.2%高となったほか、自律制御システム研究所<6232>同比16.8%安となり、ポート<7047>は売り気配のまま初日の取引を終了した。


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