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マザーズ指数は続落、メルカリが下支えも時価総額上位銘柄が軒並み安、値上がり率トップはデコルテHD

マザーズ市況
 本日のマザーズ指数は、米国市場やナイトセッションが上昇した流れを引き継ぎ反発でスタートした。寄り付き後は、時価総額上位のメルカリ<4385>が上昇し相場を下支えしたが、弁護士ドットコム<6027>やフリー<4478>などが下落して相場の重しとなり、マザーズ指数はマイナスに転じ軟調な値動きでの推移となった。その後、大引け前に時価総額上位のウェルスナビ<7342>やBASE<4477>がマイナスに転じたことが嫌気され、マザーズ指数は下げ幅を拡大し本日の安値圏で取引を終了した。日足チャートでは、陰線でボリンジャーバンドのマイナス2σを割り込みする、弱い値動きとなった。
 マザーズ指数は続落、売買代金は概算で1166.91億円。騰落数は、値上がり65銘柄、値下がり299銘柄、変わらず7銘柄となった。
 個別では、メルペイで少額融資サービスを開始すると発表したメルカリが業容拡大への期待から7%を超える上昇となった。また、第3四半期の決算で営業利益が前年同期比190.2%増の8.47億円と発表したデコルテHD<7372>は好業績が好感され21%を超える上昇となった。そのほか、ハイアス・アンド・カンパニー<6192>、ペイロール<4489>、東京通信<7359>が高い。一方、本日発表された経済産業省の太陽光発電コスト試算が前回より悪化したことを受けてエヌ・ピー・シー<6255>が業績の先行き不安から3%を超える下落となった。また、直近IPO銘柄が下落する流れからサーキュレーション<7379>が需給悪化を警戒し18%を超える下落となった。そのほか、グローバルウェイ<3936>、ブレインズテクノロジー<4075>、デリバリーコンサルティング<9240>が安い。


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