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マザーズ指数は大幅反落、20年4月以来の安値、IPO初値98%高

マザーズ市況
 本日のマザーズ市場では、リスク回避目的の売りに押され軟調な展開となった。米長期金利の高止まりなどから、本日の東京市場ではグロース(成長)株の軟調ぶりが目立ち、新興株にとって逆風となった。また、後場になるとロシアメディアがウクライナ軍による砲撃を報じたことが伝わり、日経平均が下げ幅を急拡大。マザーズ市場でも地政学リスクの高まりを嫌気した売りが広がった。なお、マザーズ指数は大幅反落、終値ベースで昨年来安値を更新し、2020年4月14日以来の安値を付けた。売買代金は概算で1585.16億円。騰落数は、値上がり101銘柄、値下がり308銘柄、変わらず10銘柄となった。
 個別では、メルカリ<4385>、ビジョナル<4194>、フリー<4478>といった時価総額上位が全般軟調。売買代金トップのFRONTEO<2158>は連日で売りがかさみ、ストップ安水準で取引を終えた。ライトワークス<4267>やサンバイオ<4592>の下げも目立った。一方、アスカネット<2438>やアドベンチャー<6030>は上昇。ロードスター<3482>は値動きの強さから買いを集め、上場来高値(株式分割考慮)を更新した。1月度売上が好感されたロボペイ<4374>も急伸。インテM<7072>やブロードエンター<4415>はストップ高を付けた。
 なお、本日マザーズに新規上場したエッジテクノロジ<4268>は公開価格を98%上回る初値を付けた。


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