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マザーズ指数は5日続落、地合い急速悪化で手仕舞い売り、値上がり率上位にはインパクトなど

マザーズ市況
 本日のマザーズ指数は28.63pt安の652.45ptと大幅に5日続落。日本が祝日だった間の22、23日の米株式市場でNYダウは計900ドル超と大きく下落。米ロ外相会談が中止となり、ロシアによるウクライナへの本格的な侵攻が警戒されるなか、リスク回避の動きが続いた。ナスダック総合指数も2日間で-3.77%と大幅安。こうした流れを引き継いで、祝日明けのマザーズ指数は7.28pt安の673.80ptでスタート。一時下げ渋る場面もあったが、時間外取引の米株価指数先物や香港ハンセン指数が軟調ななか、戻り待ちの売りに押され、下値模索の展開が続いた。お昼頃に、ロシアがウクライナ東部で特別軍事作戦を行うことを決めたことが伝わると、リスク回避の動きが加速。マザーズ主力株が総崩れとなるなか、午後中ごろには一時648.20pt(32.88pt安)まで下落した。取引終盤にかけては下げ渋ったが、先行き不透明感がくすぶるなか戻りは限定的となった。なお、売買代金は概算で1322.66億円。騰落数は、値上がり38銘柄、値下がり382銘柄、変わらず4銘柄となった。
 個別では、主力株を含めてほぼ全面安となり、メルカリ<4385>、JTOWER<4485>、ウェルスナビ<7342>、BASE<4477>、ビジョナル<4194>、HENNGE<4475>、弁護士ドットコム<6027>、メドレー<4480>、プレイド<4165>、日本電解<5759>などが急落した。一方、従来未定としていた今期予想を大幅増益で開示したインパクト<6067>が急騰し、今期業績予想を上方修正したサイジニア<6031>はストップ高比例配分となった。投資判断の格上げが好感されたドリコム<3793>も買われた。ほか、売買代金上位では直近IPOのエッジテクノロジー<4268>、アイドマHD<7373>、CCT<4371>、GMO−FG<4051>、ヘリオス<4593>などが上昇した。
 なお、本日新規に上場したBeeX<4270>は公開価格の約2.3倍となる3750円で初値を付けた後も上値を伸ばし、4155円で引けた。



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