東証グロ−ス指数は大幅に続落、米株安受け投資家心理悪化
[22/04/22]
提供元:株式会社フィスコ
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グロース市況
東証グロース市場指数 890.14 -23.53/出来高 1億2492万株/売買代金 1246億円東証マザーズ指数 703.01 -19.32/出来高 9934万株/売買代金 1100億円
本日のグロース市場は、グロース市場指数、マザーズ指数はそろって大幅に続落、値上がり銘柄数は133、値下り銘柄数は304、変わらずは18。
本日のグロース市場は軟調な展開となった。前日21日の米株式市場のNYダウは大幅に反落。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が利上げペースを若干加速させる必要性に言及したことで売り優勢の展開となった。また、米長期金利の急伸を警戒し、ナスダック総合指数も大幅に続落。軟調な展開となった米株市場を受けて、東証グロ−ス指数は大幅に続落した。マザーズ指数やグロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は下落してスタートすると、朝方に下げ幅を拡げた。前場中ごろには下げ渋ったものの、その後は下げ幅を縮小する動きは見られず軟調もみ合い展開となった。米株がパウエルFRB議長ら金融当局の要人によるタカ派的な発言で下落した流れを引き継ぎ、国内の投資家心理も悪化した。また、米長期金利が再度上昇して、バリュエーション面での割高感が気になりやすい新興市場のグロース
(成長)株にとっては厳しい地合いが続いた。依然として出来高や売買代金は低調で、時価総額上位銘柄の多くが軟調に推移、幅広い銘柄で売りが広がった。東証マザーズ指数は2.67%安、東証グロース市場Core指数は3.83%安でそろって大幅に続落、指数からも東証グロース市場の主力株が軟調だったことが窺えた。
個別では、前日急騰したAppBank<6177>が戻り売り優勢となり21%安で値下がり率トップに。また、前日から売り優勢の展開が続いているBirdman<7063>は13%安、時価総額上位銘柄ではメルカリ<4385>が7%安、フリー<4478>やJTOWER<4485>
などが冴えなかった。値下り率上位には、グッドパッチ<7351>、Kaizen Platform<4170>などが顔を出した。
一方、軟骨再生シートに関する国内特許が登録されたセルシード<7776>が33%高のストップ高で値上がり率トップとなったほか、請負工事代金請求訴訟で和解が成立したアキテクツSJ<6085>が15%高のストップ高となった。また、団体制マッチングアプリ「バーチャルシェアハウス」を近日リリース予定であることを明らかにしたメディア工房<3815>が10%高、時価総額上位銘柄ではビジョナル<4194>が小幅に続伸した。
値上がり率上位には、ジィ・シィ企画<4073>、グローバルウェイ<3936>などが顔を出した。
東証グロース市場Core指数では、メルカリ、フリー、JTOWERなどが下落した。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 7776|セルシード | 199| 50| 33.56|
2| 4073|ジィ・シィ企画 | 1002| 150| 17.61|
3| 6085|アキテクツSJ | 727| 100| 15.95|
4| 3815|メディア | 352| 32| 10.00|
5| 3936|グローバルW | 555| 49| 9.68|
6| 4824|メディアS | 337| 27| 8.71|
7| 6046|リンクバル | 217| 14| 6.90|
8| 9215|CaSy | 1119| 67| 6.37|
9| 3904|カヤック | 965| 52| 5.70|
10| 9219|ギックス | 1140| 56| 5.17|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 6177|AppBank | 144| -39| -21.31|
2| 6173|アクアライン | 452| -83| -15.51|
3| 7063|バードマン | 1807| -294| -13.99|
4| 7351|グッドパッチ | 1645| -235| -12.50|
5| 4170|KaizenPF | 500| -66| -11.66|
6| 4199|ワンプラ | 1865| -209| -10.08|
7| 7066|ピアズ | 1207| -129| -9.66|
8| 4017|クリーマ | 793| -84| -9.58|
9| 4259|エクサウィザーズ | 696| -62| -8.18|
10| 4165|プレイド | 1210| -103| -7.84|
<TY>
本日のグロース市場は、グロース市場指数、マザーズ指数はそろって大幅に続落、値上がり銘柄数は133、値下り銘柄数は304、変わらずは18。
本日のグロース市場は軟調な展開となった。前日21日の米株式市場のNYダウは大幅に反落。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が利上げペースを若干加速させる必要性に言及したことで売り優勢の展開となった。また、米長期金利の急伸を警戒し、ナスダック総合指数も大幅に続落。軟調な展開となった米株市場を受けて、東証グロ−ス指数は大幅に続落した。マザーズ指数やグロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は下落してスタートすると、朝方に下げ幅を拡げた。前場中ごろには下げ渋ったものの、その後は下げ幅を縮小する動きは見られず軟調もみ合い展開となった。米株がパウエルFRB議長ら金融当局の要人によるタカ派的な発言で下落した流れを引き継ぎ、国内の投資家心理も悪化した。また、米長期金利が再度上昇して、バリュエーション面での割高感が気になりやすい新興市場のグロース
(成長)株にとっては厳しい地合いが続いた。依然として出来高や売買代金は低調で、時価総額上位銘柄の多くが軟調に推移、幅広い銘柄で売りが広がった。東証マザーズ指数は2.67%安、東証グロース市場Core指数は3.83%安でそろって大幅に続落、指数からも東証グロース市場の主力株が軟調だったことが窺えた。
個別では、前日急騰したAppBank<6177>が戻り売り優勢となり21%安で値下がり率トップに。また、前日から売り優勢の展開が続いているBirdman<7063>は13%安、時価総額上位銘柄ではメルカリ<4385>が7%安、フリー<4478>やJTOWER<4485>
などが冴えなかった。値下り率上位には、グッドパッチ<7351>、Kaizen Platform<4170>などが顔を出した。
一方、軟骨再生シートに関する国内特許が登録されたセルシード<7776>が33%高のストップ高で値上がり率トップとなったほか、請負工事代金請求訴訟で和解が成立したアキテクツSJ<6085>が15%高のストップ高となった。また、団体制マッチングアプリ「バーチャルシェアハウス」を近日リリース予定であることを明らかにしたメディア工房<3815>が10%高、時価総額上位銘柄ではビジョナル<4194>が小幅に続伸した。
値上がり率上位には、ジィ・シィ企画<4073>、グローバルウェイ<3936>などが顔を出した。
東証グロース市場Core指数では、メルカリ、フリー、JTOWERなどが下落した。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 7776|セルシード | 199| 50| 33.56|
2| 4073|ジィ・シィ企画 | 1002| 150| 17.61|
3| 6085|アキテクツSJ | 727| 100| 15.95|
4| 3815|メディア | 352| 32| 10.00|
5| 3936|グローバルW | 555| 49| 9.68|
6| 4824|メディアS | 337| 27| 8.71|
7| 6046|リンクバル | 217| 14| 6.90|
8| 9215|CaSy | 1119| 67| 6.37|
9| 3904|カヤック | 965| 52| 5.70|
10| 9219|ギックス | 1140| 56| 5.17|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 6177|AppBank | 144| -39| -21.31|
2| 6173|アクアライン | 452| -83| -15.51|
3| 7063|バードマン | 1807| -294| -13.99|
4| 7351|グッドパッチ | 1645| -235| -12.50|
5| 4170|KaizenPF | 500| -66| -11.66|
6| 4199|ワンプラ | 1865| -209| -10.08|
7| 7066|ピアズ | 1207| -129| -9.66|
8| 4017|クリーマ | 793| -84| -9.58|
9| 4259|エクサウィザーズ | 696| -62| -8.18|
10| 4165|プレイド | 1210| -103| -7.84|
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