東証グロ−ス指数は大幅に反発、主力処の強い値動きが目立つ
[22/05/30]
提供元:株式会社フィスコ
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グロース市況
東証グロース市場指数 857.92 +39.16/出来高 1億8369万株/売買代金 1280億円東証マザーズ指数 677.26 +32.15/出来高 1億7508万株/売買代金 1225億円
本日のグロース市場は、グロース市場指数、マザーズ指数はそろって大幅に反発、値上がり銘柄数は380、値下り銘柄数は62、変わらずは20。
本日のグロース市場は非常に強い展開となった。27日の米国市場でダウ平均は575.77ドル高の33212.96ドル、ナスダックは390.48ポイント高の12131.13で取引を終了。朝方発表された4月の個人消費支出(PCE)物価指数で物価上昇率の減速が示され、インフレ加速への懸念が後退した。連邦準備制度理事会(FRB)が物価の目安とするコア指数は前年比で4.9%の上昇と2カ月連続で伸びが鈍化。ソフトウエア銘柄の好決算や長期金利の低下がハイテク株のサポート材料となった。このように好調な展開となった米株市場の動きも追い風に、本日の東証グロ−ス指数は大幅に反発した。マザーズ指数やグロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は上昇してスタートした後も上げ幅を拡大。終日きょうの高値圏での強い推移に。これまで弱い値動きが続いていた新興市場の主力処にも買い戻しの動きが見られ、グロース株に対するセンチメントが若干改善しているとの見方もあった。なお、マザーズ指数は4.98%高、東証グロース市場Core指数は6.38%高となった。
個別では、前週から物色が継続しているメディネット<2370>が31%高で値上がり率トップに。旅行関連の中で直近上昇が目立つHANATOUR<6561>も17%高。「国民皆歯科健診導入」報道が手掛かり材料となりメディカルネット<3645>も急伸した。売買代金上位銘柄では、QDレーザ<6613>やJTOWER<4485>などが上昇。その他値上がり率上位には、サイエンスアーツ<4412>、クラスターテクノ<4240>、KaizenPF<4170>などが顔を出した。
一方、6月9日に予定していた22年7月期第3四半期の決算発表を延期すると発表したアクシージア<4936>が5%安で値下がり率トップとなったほか、前週から売り優勢の展開が続いているデータホライゾン<3628>も3%安となった。売買代金上位銘柄では、アスカネット<2438>やヘリオス<4593>などが下落した。その他値下がり率上位には、くふうカンパニー<4376>、日本情報C<4054>、シェアリングテクノロジー<3989>などが顔を出した。
東証グロース市場Core指数では、メルカリ<4385>、BASE<4477>、弁護士ドットコム<6027>、ビジョナル<4194>、フリー<4478>などが大幅に上昇した。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 2370|MDNT | 95| 23| 31.94|
2| 4412|サイエンスアーツ | 2563| 500| 24.24|
3| 3695|GMOリサーチ | 3095| 504| 19.45|
4| 4240|クラスターT | 516| 80| 18.35|
5| 3645|メディカルN | 491| 76| 18.31|
6| 4170|KaizenPF | 537| 80| 17.51|
7| 6561|HANATOUR | 1502| 220| 17.16|
8| 3979|うるる | 1121| 150| 15.45|
9| 4169|エネチェンジ | 632| 77| 13.87|
10| 7685|BUYSELL | 4165| 450| 12.11|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4936|アクシージア | 822| -48| -5.52|
2| 4376|くふうカンパニー | 473| -21| -4.25|
3| 9254|ラバブルマーケ | 1573| -65| -3.97|
4| 2438|アスカネット | 1019| -37| -3.50|
5| 3628|データHR | 1519| -52| -3.31|
6| 4054|日本情報C | 1374| -36| -2.55|
7| 3989|シェアリングT | 172| -4| -2.27|
8| 3187|サンワカンパ | 665| -15| -2.21|
9| 6548|旅工房 | 855| -19| -2.17|
10| 4840|トライアイズ | 274| -6| -2.14|
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本日のグロース市場は、グロース市場指数、マザーズ指数はそろって大幅に反発、値上がり銘柄数は380、値下り銘柄数は62、変わらずは20。
本日のグロース市場は非常に強い展開となった。27日の米国市場でダウ平均は575.77ドル高の33212.96ドル、ナスダックは390.48ポイント高の12131.13で取引を終了。朝方発表された4月の個人消費支出(PCE)物価指数で物価上昇率の減速が示され、インフレ加速への懸念が後退した。連邦準備制度理事会(FRB)が物価の目安とするコア指数は前年比で4.9%の上昇と2カ月連続で伸びが鈍化。ソフトウエア銘柄の好決算や長期金利の低下がハイテク株のサポート材料となった。このように好調な展開となった米株市場の動きも追い風に、本日の東証グロ−ス指数は大幅に反発した。マザーズ指数やグロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は上昇してスタートした後も上げ幅を拡大。終日きょうの高値圏での強い推移に。これまで弱い値動きが続いていた新興市場の主力処にも買い戻しの動きが見られ、グロース株に対するセンチメントが若干改善しているとの見方もあった。なお、マザーズ指数は4.98%高、東証グロース市場Core指数は6.38%高となった。
個別では、前週から物色が継続しているメディネット<2370>が31%高で値上がり率トップに。旅行関連の中で直近上昇が目立つHANATOUR<6561>も17%高。「国民皆歯科健診導入」報道が手掛かり材料となりメディカルネット<3645>も急伸した。売買代金上位銘柄では、QDレーザ<6613>やJTOWER<4485>などが上昇。その他値上がり率上位には、サイエンスアーツ<4412>、クラスターテクノ<4240>、KaizenPF<4170>などが顔を出した。
一方、6月9日に予定していた22年7月期第3四半期の決算発表を延期すると発表したアクシージア<4936>が5%安で値下がり率トップとなったほか、前週から売り優勢の展開が続いているデータホライゾン<3628>も3%安となった。売買代金上位銘柄では、アスカネット<2438>やヘリオス<4593>などが下落した。その他値下がり率上位には、くふうカンパニー<4376>、日本情報C<4054>、シェアリングテクノロジー<3989>などが顔を出した。
東証グロース市場Core指数では、メルカリ<4385>、BASE<4477>、弁護士ドットコム<6027>、ビジョナル<4194>、フリー<4478>などが大幅に上昇した。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 2370|MDNT | 95| 23| 31.94|
2| 4412|サイエンスアーツ | 2563| 500| 24.24|
3| 3695|GMOリサーチ | 3095| 504| 19.45|
4| 4240|クラスターT | 516| 80| 18.35|
5| 3645|メディカルN | 491| 76| 18.31|
6| 4170|KaizenPF | 537| 80| 17.51|
7| 6561|HANATOUR | 1502| 220| 17.16|
8| 3979|うるる | 1121| 150| 15.45|
9| 4169|エネチェンジ | 632| 77| 13.87|
10| 7685|BUYSELL | 4165| 450| 12.11|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4936|アクシージア | 822| -48| -5.52|
2| 4376|くふうカンパニー | 473| -21| -4.25|
3| 9254|ラバブルマーケ | 1573| -65| -3.97|
4| 2438|アスカネット | 1019| -37| -3.50|
5| 3628|データHR | 1519| -52| -3.31|
6| 4054|日本情報C | 1374| -36| -2.55|
7| 3989|シェアリングT | 172| -4| -2.27|
8| 3187|サンワカンパ | 665| -15| -2.21|
9| 6548|旅工房 | 855| -19| -2.17|
10| 4840|トライアイズ | 274| -6| -2.14|
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