東証グロ−ス指数は4日小幅続落、売り一巡後は下げ幅を縮小する展開
[22/08/23]
提供元:株式会社フィスコ
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グロース市況
東証グロース市場指数 932.07 -0.43/出来高 1億40万株/売買代金 1028億円東証マザーズ指数 732.96 -0.30/出来高 9933万株/売買代金 1016億円
本日のグロース市場は、グロース市場指数、マザーズ指数はそろって小幅に続落、値上がり銘柄数は204、値下り銘柄数は243、変わらずは31。
本日のグロース市場は軟調な展開となった。22日の米株式市場でダウ平均は大幅続落。ジャクソンホール会合を控えるなか連邦準備制度理事会(FRB)のタカ派姿勢を警戒した売りが継続した。長期金利が1カ月ぶりの高値を更新したことでハイテク株主体に売られ、相場の下押し圧力となった。引けにかけて主要株価指数は下げ幅を拡大し、ナスダック総合指数も大幅続落。主要株価指数がそろって下落した米株市場を受けて、本日の東証グロ−ス指数は4日続落した。マザーズ指数やグロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は下落してスタートしたあと、前引けにかけて下げ幅をじりじりと縮小した。後場からはプラス圏に浮上する展開を見せたが、買いは続かず前日終値付近でのもみ合い展開となった。ナスダックが値幅を伴った下げとなり、東京市場でもFRB高官のタカ派姿勢を警戒する動きが優勢となった。ただ、東証プライム市場の大型株や値がさ株が軟調に推移するなか、短期物色がしやすい値動きの軽い新興株の一角に幕間つなぎの物色が向かい、持ち直す場面が見られた。なお、東証グロース市場及びマザーズ市場の出来高や売買代金は引き続き低調、東証マザーズ指数は0.04%安、東証グロース市場Core指数は0.37%安となった。
個別では、前日に続いて売り優勢の展開となったバンクオブイノベ<4393>が9%安で値下がり率トップに、直近上昇していたトラースOP<6696>も利益確定売りが優勢となり7%安となった。また、23年3月期第1四半期決算を嫌気されたフレアス<7062>は7%安となった。時価総額上位銘柄では、JTOWER<4485>やフリー<4478>が軟調に推移、値下り率上位には、アジャイル<6573>、AHCグループ<7083>などが顔を出した。
一方、総括プロデューサーらがサウジアラビアと業務協約締結したと発表したストリームM<4772>が25%高のストップ高で値上がり率トップに、NFTデジタルギフトの提供開始を発表したデジタルプラス<3691>が18%高のストップ高となった。また、新型コロナウイルスの水際対策を緩和する方針が示され物色が向かったHANATOUR<6561>が16%高となった。時価総額上位銘柄では、ビジョナル<4194>やANYCOLOR<5032>が上昇、値上がり率上位には、FLN<9241>、レントラックス<6045>などが顔を出した。東証グロース市場Core指数では、JTOWER、フリー、そーせい<4565>などが下落した。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4772|ストリームM | 244| 50| 25.77|
2| 9241|FLN | 1524| 300| 24.51|
3| 3691|デジタルプラス | 978| 150| 18.12|
4| 6561|HANATOUR | 1322| 192| 16.99|
5| 6045|レントラックス | 773| 100| 14.86|
6| 2370|MDNT | 80| 8| 11.11|
7| 7082|ジモティー | 2352| 234| 11.05|
8| 6030|アドベンチャー | 9810| 940| 10.60|
9| 2934|Jフロンティア | 2102| 195| 10.23|
10| 7031|インバウンド | 4250| 350| 8.97|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4393|バンクオブイノベ | 3010| -315| -9.47|
2| 6696|トラースOP | 320| -25| -7.25|
3| 7062|フレアス | 790| -61| -7.17|
4| 6573|アジャイル | 246| -17| -6.46|
5| 7083|AHCグループ | 774| -48| -5.84|
6| 4395|アクリート | 2600| -152| -5.52|
7| 4260|ハイブリッドテク | 744| -40| -5.10|
8| 7359|東京通信 | 1132| -56| -4.71|
9| 5034|unerry | 2070| -101| -4.65|
10| 5031|モイ | 706| -33| -4.47|
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本日のグロース市場は、グロース市場指数、マザーズ指数はそろって小幅に続落、値上がり銘柄数は204、値下り銘柄数は243、変わらずは31。
本日のグロース市場は軟調な展開となった。22日の米株式市場でダウ平均は大幅続落。ジャクソンホール会合を控えるなか連邦準備制度理事会(FRB)のタカ派姿勢を警戒した売りが継続した。長期金利が1カ月ぶりの高値を更新したことでハイテク株主体に売られ、相場の下押し圧力となった。引けにかけて主要株価指数は下げ幅を拡大し、ナスダック総合指数も大幅続落。主要株価指数がそろって下落した米株市場を受けて、本日の東証グロ−ス指数は4日続落した。マザーズ指数やグロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は下落してスタートしたあと、前引けにかけて下げ幅をじりじりと縮小した。後場からはプラス圏に浮上する展開を見せたが、買いは続かず前日終値付近でのもみ合い展開となった。ナスダックが値幅を伴った下げとなり、東京市場でもFRB高官のタカ派姿勢を警戒する動きが優勢となった。ただ、東証プライム市場の大型株や値がさ株が軟調に推移するなか、短期物色がしやすい値動きの軽い新興株の一角に幕間つなぎの物色が向かい、持ち直す場面が見られた。なお、東証グロース市場及びマザーズ市場の出来高や売買代金は引き続き低調、東証マザーズ指数は0.04%安、東証グロース市場Core指数は0.37%安となった。
個別では、前日に続いて売り優勢の展開となったバンクオブイノベ<4393>が9%安で値下がり率トップに、直近上昇していたトラースOP<6696>も利益確定売りが優勢となり7%安となった。また、23年3月期第1四半期決算を嫌気されたフレアス<7062>は7%安となった。時価総額上位銘柄では、JTOWER<4485>やフリー<4478>が軟調に推移、値下り率上位には、アジャイル<6573>、AHCグループ<7083>などが顔を出した。
一方、総括プロデューサーらがサウジアラビアと業務協約締結したと発表したストリームM<4772>が25%高のストップ高で値上がり率トップに、NFTデジタルギフトの提供開始を発表したデジタルプラス<3691>が18%高のストップ高となった。また、新型コロナウイルスの水際対策を緩和する方針が示され物色が向かったHANATOUR<6561>が16%高となった。時価総額上位銘柄では、ビジョナル<4194>やANYCOLOR<5032>が上昇、値上がり率上位には、FLN<9241>、レントラックス<6045>などが顔を出した。東証グロース市場Core指数では、JTOWER、フリー、そーせい<4565>などが下落した。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4772|ストリームM | 244| 50| 25.77|
2| 9241|FLN | 1524| 300| 24.51|
3| 3691|デジタルプラス | 978| 150| 18.12|
4| 6561|HANATOUR | 1322| 192| 16.99|
5| 6045|レントラックス | 773| 100| 14.86|
6| 2370|MDNT | 80| 8| 11.11|
7| 7082|ジモティー | 2352| 234| 11.05|
8| 6030|アドベンチャー | 9810| 940| 10.60|
9| 2934|Jフロンティア | 2102| 195| 10.23|
10| 7031|インバウンド | 4250| 350| 8.97|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4393|バンクオブイノベ | 3010| -315| -9.47|
2| 6696|トラースOP | 320| -25| -7.25|
3| 7062|フレアス | 790| -61| -7.17|
4| 6573|アジャイル | 246| -17| -6.46|
5| 7083|AHCグループ | 774| -48| -5.84|
6| 4395|アクリート | 2600| -152| -5.52|
7| 4260|ハイブリッドテク | 744| -40| -5.10|
8| 7359|東京通信 | 1132| -56| -4.71|
9| 5034|unerry | 2070| -101| -4.65|
10| 5031|モイ | 706| -33| -4.47|
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