東証グロ−ス指数は反発、主力市場中心の展開
[23/05/29]
提供元:株式会社フィスコ
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グロース市況
*16:40JST 東証グロ−ス指数は反発、主力市場中心の展開
東証グロース市場指数 934.01 +9.09/出来高 1億1499万株/売買代金 1356億円東証マザーズ指数 733.46 +7.77/出来高 8021万株/売買代金 977億円
本日のグロース市場では、グロース市場指数、マザーズ指数がそろって反発、値上がり銘柄数は273、値下り銘柄数は215、変わらずは36。
本日のグロース市場は、主力市場中心の展開となった。26日の米国市場でダウ平均は328.69ドル高の33093.34ドル、ナスダックは277.59ポイント高の12975.69で取引を終了。債務上限交渉についてマッカーシー下院議長が進展があったと明らかにし、妥結期待から買いが先行。経済指標では、4月個人消費支出(PCE)コアデフレーターが予想を上回ったものの、5月ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)が改善した一方で1年期待インフレ率が予想外に低下したことが好感された。また、人工知能(AI)技術革命を期待したハイテク株買いが続き、相場を押し上げた。主要株価指数は終日堅調に推移し、終盤にかけ上げ幅を拡大した。こうした米株市場の流れもあって、本日の東証グロ−ス指数は反発した。マザーズ指数やグロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は、どちらも上昇してスタート。両指数とも寄り付き後も上げ幅を広げたが、前場中頃に若干弱含んだ。ただし、後場に入るとさらに上げ幅を縮める展開に。とはいえマザーズ指数については、下げ渋ると大引けにかけて底堅い動きを見せた。なお、東証マザーズ指数は1.07%高、東証グロース市場Core指数は0.49%高。
個別では、6月30日を基準日とする1対4の株式分割を発表した松屋R&D<7317>が16.06%
高で値上がり率トップに。アジャイル<6573>は、韓国を代表するK-POPフェスティバルである「DREAM CONCERT」のチケット/募集型企画旅行販売の集客支援を行うと発表したことが材料視された。「exaBase 企業検索」が生成AIに対応したと発表したエクサウィザーズ<4259>、半導体関連株の上昇が刺激材料になったとみられるティアンドエス<4055>などにも関心が向かった。売買代金上位銘柄では、ispace<9348>やカバー<5253>が上昇、その他値上がり率上位には、海帆<3133>、モダリス<4883>などが顔を出した。
一方、monoAI<5240>が6.67%安で値下がり率トップに。売買代金上位銘柄では、ヘッドウォータース<4011>やENECHANGE<4169>などが軟調に推移、その他値下り率上位には、HANATOUR<6561>、トヨクモ<4058>などが顔を出した。
東証グロース市場Core指数では、ビジョナル<4194>、弁護士ドットコム<6027>などが小高い。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 7317|松屋R&D | 1807| 250| 16.06|
2| 6573|アジャイル | 246| 34| 16.04|
3| 4259|エクサウィザーズ | 479| 63| 15.14|
4| 3133|海帆 | 599| 77| 14.75|
5| 4883|モダリス | 274| 29| 11.84|
6| 3652|DMP | 4125| 430| 11.64|
7| 4055|ティアンドエス | 2544| 261| 11.43|
8| 4772|ストリームM | 249| 24| 10.67|
9| 9522|リニューアブルJ | 763| 73| 10.58|
10| 9212|GEI | 744| 68| 10.06|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 5240|monoAI | 1484| -106| -6.67|
2| 6561|HANATOUR | 1870| -130| -6.50|
3| 4058|トヨクモ | 1638| -111| -6.35|
4| 5255|モンスターラボ | 730| -48| -6.17|
5| 4937|Waqoo | 1651| -102| -5.82|
6| 4374|ロボペイ | 1630| -96| -5.56|
7| 4484|ランサーズ | 297| -17| -5.41|
8| 9565|ウェルプレイドR | 2703| -153| -5.36|
9| 7694|いつも | 824| -44| -5.07|
10| 4011|ヘッドウォータ | 17600| -930| -5.02|
<FA>
東証グロース市場指数 934.01 +9.09/出来高 1億1499万株/売買代金 1356億円東証マザーズ指数 733.46 +7.77/出来高 8021万株/売買代金 977億円
本日のグロース市場では、グロース市場指数、マザーズ指数がそろって反発、値上がり銘柄数は273、値下り銘柄数は215、変わらずは36。
本日のグロース市場は、主力市場中心の展開となった。26日の米国市場でダウ平均は328.69ドル高の33093.34ドル、ナスダックは277.59ポイント高の12975.69で取引を終了。債務上限交渉についてマッカーシー下院議長が進展があったと明らかにし、妥結期待から買いが先行。経済指標では、4月個人消費支出(PCE)コアデフレーターが予想を上回ったものの、5月ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)が改善した一方で1年期待インフレ率が予想外に低下したことが好感された。また、人工知能(AI)技術革命を期待したハイテク株買いが続き、相場を押し上げた。主要株価指数は終日堅調に推移し、終盤にかけ上げ幅を拡大した。こうした米株市場の流れもあって、本日の東証グロ−ス指数は反発した。マザーズ指数やグロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は、どちらも上昇してスタート。両指数とも寄り付き後も上げ幅を広げたが、前場中頃に若干弱含んだ。ただし、後場に入るとさらに上げ幅を縮める展開に。とはいえマザーズ指数については、下げ渋ると大引けにかけて底堅い動きを見せた。なお、東証マザーズ指数は1.07%高、東証グロース市場Core指数は0.49%高。
個別では、6月30日を基準日とする1対4の株式分割を発表した松屋R&D<7317>が16.06%
高で値上がり率トップに。アジャイル<6573>は、韓国を代表するK-POPフェスティバルである「DREAM CONCERT」のチケット/募集型企画旅行販売の集客支援を行うと発表したことが材料視された。「exaBase 企業検索」が生成AIに対応したと発表したエクサウィザーズ<4259>、半導体関連株の上昇が刺激材料になったとみられるティアンドエス<4055>などにも関心が向かった。売買代金上位銘柄では、ispace<9348>やカバー<5253>が上昇、その他値上がり率上位には、海帆<3133>、モダリス<4883>などが顔を出した。
一方、monoAI<5240>が6.67%安で値下がり率トップに。売買代金上位銘柄では、ヘッドウォータース<4011>やENECHANGE<4169>などが軟調に推移、その他値下り率上位には、HANATOUR<6561>、トヨクモ<4058>などが顔を出した。
東証グロース市場Core指数では、ビジョナル<4194>、弁護士ドットコム<6027>などが小高い。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 7317|松屋R&D | 1807| 250| 16.06|
2| 6573|アジャイル | 246| 34| 16.04|
3| 4259|エクサウィザーズ | 479| 63| 15.14|
4| 3133|海帆 | 599| 77| 14.75|
5| 4883|モダリス | 274| 29| 11.84|
6| 3652|DMP | 4125| 430| 11.64|
7| 4055|ティアンドエス | 2544| 261| 11.43|
8| 4772|ストリームM | 249| 24| 10.67|
9| 9522|リニューアブルJ | 763| 73| 10.58|
10| 9212|GEI | 744| 68| 10.06|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 5240|monoAI | 1484| -106| -6.67|
2| 6561|HANATOUR | 1870| -130| -6.50|
3| 4058|トヨクモ | 1638| -111| -6.35|
4| 5255|モンスターラボ | 730| -48| -6.17|
5| 4937|Waqoo | 1651| -102| -5.82|
6| 4374|ロボペイ | 1630| -96| -5.56|
7| 4484|ランサーズ | 297| -17| -5.41|
8| 9565|ウェルプレイドR | 2703| -153| -5.36|
9| 7694|いつも | 824| -44| -5.07|
10| 4011|ヘッドウォータ | 17600| -930| -5.02|
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