中小型株を中心とした物色が続こう
[14/03/25]
提供元:株式会社フィスコ
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ランチタイムコメント
日経平均は反落。50.16円安の14425.14円(出来高概算13億7000万株)で前場の取引を終えた。米株安の流れを受け、前日の大幅反発の反動もあって、利食い優勢の展開となった。とりわけ指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>が弱含みとなるなか、日経平均は一時14312.08円まで下げ幅を広げる局面をみせている。
ただ、TOPIXがプラス圏で推移するなど、期末の需給要因などを背景に全体としては底堅さが意識されている。規模別指数では大型株指数はマイナスだが、中型、小型株指数はプラス圏で推移している。また、東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1000を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは、鉱業、倉庫運輸、陸運、パルプ紙、繊維、海運、金属製品、卸売などが堅調。一方で、その他金融、保険、情報通信、証券、不動産、鉄鋼、空運、ゴム製品、建設などが冴えない。
日経平均は前日の価格レンジ内での推移であり、引き続き方向感の掴みづらい相場展開である。相対的にTOPIXの底堅さが意識されているが、配当分の再投資といった需給絡みの動きとの見方がされている。
個別ではソフトバンク<9984>が3%超の下げとなり、日経平均の重しと意識されており、日経平均自体はこう着感の強い展開が続きそうだ。そのため、配当志向や個別の材料を手掛かりとした中小型株を中心とした物色が続こう。(村瀬智一)
<FA>
ただ、TOPIXがプラス圏で推移するなど、期末の需給要因などを背景に全体としては底堅さが意識されている。規模別指数では大型株指数はマイナスだが、中型、小型株指数はプラス圏で推移している。また、東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1000を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは、鉱業、倉庫運輸、陸運、パルプ紙、繊維、海運、金属製品、卸売などが堅調。一方で、その他金融、保険、情報通信、証券、不動産、鉄鋼、空運、ゴム製品、建設などが冴えない。
日経平均は前日の価格レンジ内での推移であり、引き続き方向感の掴みづらい相場展開である。相対的にTOPIXの底堅さが意識されているが、配当分の再投資といった需給絡みの動きとの見方がされている。
個別ではソフトバンク<9984>が3%超の下げとなり、日経平均の重しと意識されており、日経平均自体はこう着感の強い展開が続きそうだ。そのため、配当志向や個別の材料を手掛かりとした中小型株を中心とした物色が続こう。(村瀬智一)
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