前引け水準で踏ん張りをみせたいところ
[14/03/31]
提供元:株式会社フィスコ
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ランチタイムコメント
日経平均は続伸。62.91円高の14758.94円(出来高概算9億8000万株)で前場の取引を終えた。先週末の米国市場の上昇や為替市場での円安傾向などの流れを受け、シカゴ先物清算値(14795円)を上回ってのスタートに。また、政府は28日、国家戦略特区諮問会議で、特区の第1弾として「東京圏」「関西圏」、沖縄県、新潟市、兵庫県養父市、福岡市の6カ所を指定しており、政策期待なども高まる状況。投信設定のほか、年度末によるドレッシング期待なども先高感につながっている。
ただし、日経平均は寄付きを高値にこう着が続いており、その後は先物主導でやや上げ幅を縮めている。セクターでは保険、非鉄金属、海運、ゴム製品、石油石炭、輸送用機器、不動産、その他金融、鉄鋼、銀行などが堅調。一方で、精密機器、パルプ紙、医薬品、電力ガス、建設などが小安い。東証1部の騰落銘柄は、値上がり885に対して値下がり771、変わらず142と、高安まちまち。
日経平均はマドを空けての上昇で25日線をクリアしてきたが、その後は25日線レベルでの攻防をみせている。一目均衡表では基準線、雲下限での攻防であり、前引けの水準辺りでの踏ん張りをみせておきたいところであろう。円相場は朝方からやや円高に振れているが、株式市場の動向を睨んでの展開であろう。期末のドレッシング買いへの期待のほか、新年度入りに伴う資金流入への思惑などから下値の堅さが意識されるなか、出直りに期待したいところ。
規模別指数では大型株指数の強さが目立っている。インデックスに絡んだ商いが中心であるため、ソフトバンク<9984>、ファナック<6954>など指数インパクトの大きい銘柄の動向を睨みながらの相場展開になりそうだ。(村瀬智一)
<FA>
ただし、日経平均は寄付きを高値にこう着が続いており、その後は先物主導でやや上げ幅を縮めている。セクターでは保険、非鉄金属、海運、ゴム製品、石油石炭、輸送用機器、不動産、その他金融、鉄鋼、銀行などが堅調。一方で、精密機器、パルプ紙、医薬品、電力ガス、建設などが小安い。東証1部の騰落銘柄は、値上がり885に対して値下がり771、変わらず142と、高安まちまち。
日経平均はマドを空けての上昇で25日線をクリアしてきたが、その後は25日線レベルでの攻防をみせている。一目均衡表では基準線、雲下限での攻防であり、前引けの水準辺りでの踏ん張りをみせておきたいところであろう。円相場は朝方からやや円高に振れているが、株式市場の動向を睨んでの展開であろう。期末のドレッシング買いへの期待のほか、新年度入りに伴う資金流入への思惑などから下値の堅さが意識されるなか、出直りに期待したいところ。
規模別指数では大型株指数の強さが目立っている。インデックスに絡んだ商いが中心であるため、ソフトバンク<9984>、ファナック<6954>など指数インパクトの大きい銘柄の動向を睨みながらの相場展開になりそうだ。(村瀬智一)
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