後場は材料系の決算発表銘柄に短期資金が集中か
[14/05/14]
提供元:株式会社フィスコ
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ランチタイムコメント
日経平均は反落。49.72円安の14375.72円(出来高概算9億2000万株)で前場の取引を終えた。13日の米国市場はまちまちだったほか、モメンタム株の上昇が続かなかったことが利益確定の流れにつながっているようである。円安の一服もあり、前日の大幅高に対する戻り売りが先行する格好となった。
とはいえ、想定内の一服であり、一方で25日線処での底堅さが意識されている。また、売りが先行した中小型株についても売り一巡後に切り返す動きがみられており、ジャスダック平均、マザーズ指数ともにプラスで前場の取引を終えている。セクターでは不動産、パルプ紙、海運、証券、その他金融、ゴム製品、機械などが堅調。半面、鉱業、銀行、電力ガス、石油石炭、精密機器などが冴えない。
日経平均はソフトバンク<9984>、ファナック<6954>などの弱い値動きが重しとなっているが、25日線レベルでの底堅さが意識される。上値追いは慎重と考えられるが、売り込まれている銘柄などへは買い戻しを誘いやすい。中小型株については資金回転が速く、方向感は掴みづらいものの、売りは避けたいところであろう。
また、決算を手掛かりにした物色のほか、材料系の銘柄も動意をみせている。比較的流動性の大きい材料系の銘柄などに値幅取り狙いの資金が向かいやすいだろう。後場決算発表を予定している材料系では、バンドー化、丸山製<6316>、中国工<5974>、安藤ハザマ<1719>、五洋建<1893>、神東塗<4615>、日本ヒューム<5262>、藤倉ゴ<5121>、駒井ハルテク<5915>などが注目されよう。(村瀬智一)
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とはいえ、想定内の一服であり、一方で25日線処での底堅さが意識されている。また、売りが先行した中小型株についても売り一巡後に切り返す動きがみられており、ジャスダック平均、マザーズ指数ともにプラスで前場の取引を終えている。セクターでは不動産、パルプ紙、海運、証券、その他金融、ゴム製品、機械などが堅調。半面、鉱業、銀行、電力ガス、石油石炭、精密機器などが冴えない。
日経平均はソフトバンク<9984>、ファナック<6954>などの弱い値動きが重しとなっているが、25日線レベルでの底堅さが意識される。上値追いは慎重と考えられるが、売り込まれている銘柄などへは買い戻しを誘いやすい。中小型株については資金回転が速く、方向感は掴みづらいものの、売りは避けたいところであろう。
また、決算を手掛かりにした物色のほか、材料系の銘柄も動意をみせている。比較的流動性の大きい材料系の銘柄などに値幅取り狙いの資金が向かいやすいだろう。後場決算発表を予定している材料系では、バンドー化、丸山製<6316>、中国工<5974>、安藤ハザマ<1719>、五洋建<1893>、神東塗<4615>、日本ヒューム<5262>、藤倉ゴ<5121>、駒井ハルテク<5915>などが注目されよう。(村瀬智一)
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