SQ概算値が支持線、中小型株の物色が活発
[14/06/13]
提供元:株式会社フィスコ
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ランチタイムコメント
日経平均は続落。95.53円安の14878.00円(出来高概算15億3000万株)で前場の取引を終えている。米株安の流れを受けて売り優勢の展開になった。先物・オプションSQは差し引きで20万株弱の売り越しだった影響もある。なお、SQ概算値は14807.72円だった。
ただ、日経平均は寄付きを安値に下げ幅を縮めており、SQ概算値を上回っての推移が続いている。売りが先行したソフトバンク<9984>がプラスに転じるなど、押し目買い意欲の強さも窺える。個人主体による中小型株への売買も活発であり、マザーズ指数、ジャスダック平均ともにプラス圏で推移している。
セクターではイラク情勢の緊張による地政学リスクの高まりを背景に鉱業が上昇率トップ。鉄鋼、繊維、情報通信などが小じっかり。一方で、日銀の金融政策決定会合の結果を控えるなか、不動産に利益確定の動きが続いている。その他、ガラス土石、輸送用機器、陸運、ゴム製品、サービス、空運、その他金融などが冴えない。
SQ概算値を上回っての推移が続いており、安心感につながっているようである。日銀の金融政策決定会合についてはノーサプライズがコンセンサスであり、売り仕掛け的な動きがみられれば、押し目拾いの好機か。不動産は3日続落と利益確定の動きが続いていることもあり、結果発表後は見直し買いも意識されやすそうだ。
そのほか、中小型株の物色が活発であり、ゲームやロボット、バイオといったテーマ株の一角も強い値動きをみせている。成長戦略の発表を控え、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)改革のほか、法人税率引き下げに関する報道が相次いでいる。GPIFへの思惑から高ROE銘柄への物色もみられている。(村瀬智一)
<FA>
ただ、日経平均は寄付きを安値に下げ幅を縮めており、SQ概算値を上回っての推移が続いている。売りが先行したソフトバンク<9984>がプラスに転じるなど、押し目買い意欲の強さも窺える。個人主体による中小型株への売買も活発であり、マザーズ指数、ジャスダック平均ともにプラス圏で推移している。
セクターではイラク情勢の緊張による地政学リスクの高まりを背景に鉱業が上昇率トップ。鉄鋼、繊維、情報通信などが小じっかり。一方で、日銀の金融政策決定会合の結果を控えるなか、不動産に利益確定の動きが続いている。その他、ガラス土石、輸送用機器、陸運、ゴム製品、サービス、空運、その他金融などが冴えない。
SQ概算値を上回っての推移が続いており、安心感につながっているようである。日銀の金融政策決定会合についてはノーサプライズがコンセンサスであり、売り仕掛け的な動きがみられれば、押し目拾いの好機か。不動産は3日続落と利益確定の動きが続いていることもあり、結果発表後は見直し買いも意識されやすそうだ。
そのほか、中小型株の物色が活発であり、ゲームやロボット、バイオといったテーマ株の一角も強い値動きをみせている。成長戦略の発表を控え、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)改革のほか、法人税率引き下げに関する報道が相次いでいる。GPIFへの思惑から高ROE銘柄への物色もみられている。(村瀬智一)
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