月初高への期待感から、押し目買い意欲は強い
[14/07/31]
提供元:株式会社フィスコ
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ランチタイムコメント
日経平均は続伸。55.00円高の15701.23円(出来高概算11億6000万株)で前場の取引を終えた。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、15700円を回復して始まった。為替市場では、米4-6月期国内総生産(GDP)速報値の結果を受けて一時1ドル103円台に乗せていたことも買い安心感につながっている。また、主要企業の好決算が相次いでいることも先高感につながっている。
ただし、決算発表が本格化する中で手掛けづらさもあり、買い一巡後は高値圏でのこう着をみせている。東証1部の騰落銘柄は、値上がり、値下がり数が拮抗。セクターでは、空運、その他金融、証券、銀行、不動産、海運、保険、輸送用機器などが堅調。一方で、その他製品、石油石炭、食料品、非鉄金属、水産農林、鉱業、陸運などが冴えない。個別では個人の関心が高かったコロプラ<3668>が大幅上昇に。
日経平均はこう着をみせているが、利食いも出やすいところであろう。ただし、明日は名実ともに8月相場入りとなるなか、月初高への期待感から、押し目買い意欲は強いとみられる。また、月末のドレッシングなども意識されやすく、引けにかけては指数インパクトの大きい銘柄の動向が注目されるところ。
一方、決算内容に敏感に反応する状況であり、積極的には手掛けづらいところでもある。予想を下回った企業などは一気にストップ安をつけているところもあり、先回り的な売買も資金の逃げ足は速そうである。もっとも、コロプラ<3668>の反応やミクシィ<2121>、サイバダイン<7779>などの動向をみる限りでは、個人の需給は良好である。決算直後より、決算を見極めてからでもトレンドが出やすいだろう。(村瀬智一)
<FA>
ただし、決算発表が本格化する中で手掛けづらさもあり、買い一巡後は高値圏でのこう着をみせている。東証1部の騰落銘柄は、値上がり、値下がり数が拮抗。セクターでは、空運、その他金融、証券、銀行、不動産、海運、保険、輸送用機器などが堅調。一方で、その他製品、石油石炭、食料品、非鉄金属、水産農林、鉱業、陸運などが冴えない。個別では個人の関心が高かったコロプラ<3668>が大幅上昇に。
日経平均はこう着をみせているが、利食いも出やすいところであろう。ただし、明日は名実ともに8月相場入りとなるなか、月初高への期待感から、押し目買い意欲は強いとみられる。また、月末のドレッシングなども意識されやすく、引けにかけては指数インパクトの大きい銘柄の動向が注目されるところ。
一方、決算内容に敏感に反応する状況であり、積極的には手掛けづらいところでもある。予想を下回った企業などは一気にストップ安をつけているところもあり、先回り的な売買も資金の逃げ足は速そうである。もっとも、コロプラ<3668>の反応やミクシィ<2121>、サイバダイン<7779>などの動向をみる限りでは、個人の需給は良好である。決算直後より、決算を見極めてからでもトレンドが出やすいだろう。(村瀬智一)
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