ミクシィ辺りが短期的なトレード対象に
[14/08/29]
提供元:株式会社フィスコ
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ランチタイムコメント
日経平均は続落。94.78円安の15365.08円(出来高概算10億6000万株)で前場の取引を終えている。ウクライナ大統領が、「ロシア部隊が領内に侵入」と緊急声明を発表し、一気に緊迫する状況になった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比65円安の15405円となるなか、売り先行のスタートに。
その後はこれまで同様、狭いレンジでのこう着が続いていたが、支持線として意識されていた25日線を割り込んでくると、やや売り仕掛け的な売買によって下げ幅を広げてきている。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている。規模別指数では大型、中型、小型株指数ともに下落。セクターでは、情報通信、その他製品、陸運などが小じっかり。一方で、非鉄金属、不動産、鉱業、建設、ゴム製品などが1%を超える下げに。
ソフトバンク<9984>が強含みに推移しており、日経平均を下支えしている。しかし、支持線として意識されている25日線を割り込んだことにより、先物主導で売り仕掛け的な動きが出やすい面はある。また、米国ではレイバーデーの祝日による3連休を控えており、海外勢による資金流入も細っている。ウクライナ情勢の緊迫から積極的な買いは入りづらく、下げ幅を広げてくる可能性は意識しておきたい。
一方、ソフトバンクが強い動きをみせているほか、ミクシィ<2121>、コロプラ<3668>、菊池製作所<3444>など中小型の一角も堅調。週末要因から物色対象も広がりづらいなか、ミクシィ辺りが短期的なトレード対象になりそうだ。(村瀬智一)
<FA>
その後はこれまで同様、狭いレンジでのこう着が続いていたが、支持線として意識されていた25日線を割り込んでくると、やや売り仕掛け的な売買によって下げ幅を広げてきている。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている。規模別指数では大型、中型、小型株指数ともに下落。セクターでは、情報通信、その他製品、陸運などが小じっかり。一方で、非鉄金属、不動産、鉱業、建設、ゴム製品などが1%を超える下げに。
ソフトバンク<9984>が強含みに推移しており、日経平均を下支えしている。しかし、支持線として意識されている25日線を割り込んだことにより、先物主導で売り仕掛け的な動きが出やすい面はある。また、米国ではレイバーデーの祝日による3連休を控えており、海外勢による資金流入も細っている。ウクライナ情勢の緊迫から積極的な買いは入りづらく、下げ幅を広げてくる可能性は意識しておきたい。
一方、ソフトバンクが強い動きをみせているほか、ミクシィ<2121>、コロプラ<3668>、菊池製作所<3444>など中小型の一角も堅調。週末要因から物色対象も広がりづらいなか、ミクシィ辺りが短期的なトレード対象になりそうだ。(村瀬智一)
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