本日のところはロボット関連のほか、自動運転関連の一角に集中か
[14/09/25]
提供元:株式会社フィスコ
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ランチタイムコメント
日経平均は大幅に反発。197.29円高の16364.74円(出来高概算11億6000万株)で前場の取引を終えた。米株高や円安を好感して16300円を回復して始まった日経平均は、その後もじり高基調が継続しており、19日に付けた年初来高値を更新している。ファーストリテ<9983>、ソフトバンク<9984>、ファナック<6954>、京セラ<6971>、デンソー<6902>、ダイキン<6367>、富士重<7270>、トヨタ自<7203>など主力銘柄が日経平均をけん引。
セクターでは、東証33業種全てが上昇しており、鉱業が3%を超える上昇となったほか、保険、輸送用機器、精密機器、電気機器、非鉄金属、機械、不動産、小売、食料品、その他製品、証券、ガラス土石、サービス、金属、倉庫運輸などが1%を超える上昇に。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1200を超えており、全体の6割を超えている。また、個別ではサイバダイン<7779>がストップ高となる中、菊池製作所<3444>など、他のロボット関連に買いが波及している。
日経平均は日中の値幅こそ60円程度であるが、断続的なインデックス買いに支えられ、年初来高値を更新している。配当・優待狙いの買いも意識されるほか、実際の配当金の払い込みが2-3ヶ月先となるため、年金資金などは配当落ち分を買い増す“配当再投資”需要も発生しているとみられている。
一方、テーマ物色については、サイバダイン<7779>が刺激となり、ロボット関連に買いが波及しているが、前日に賑わっていたカジノ関連や社会インフラ関連などはまちまちの動き。ゲームなども小動きであり、本日のところはロボット関連のほか、自動運転関連の一角に集中か。
明日は配当落ち分の即日吸収に関心が集まるだろうが、来週29日に召集される臨時国会など、政策期待も高まりやすいと考えられ、政策テーマの銘柄などは押し目拾いのスタンスになりそうだ。(村瀬智一)
<FA>
セクターでは、東証33業種全てが上昇しており、鉱業が3%を超える上昇となったほか、保険、輸送用機器、精密機器、電気機器、非鉄金属、機械、不動産、小売、食料品、その他製品、証券、ガラス土石、サービス、金属、倉庫運輸などが1%を超える上昇に。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1200を超えており、全体の6割を超えている。また、個別ではサイバダイン<7779>がストップ高となる中、菊池製作所<3444>など、他のロボット関連に買いが波及している。
日経平均は日中の値幅こそ60円程度であるが、断続的なインデックス買いに支えられ、年初来高値を更新している。配当・優待狙いの買いも意識されるほか、実際の配当金の払い込みが2-3ヶ月先となるため、年金資金などは配当落ち分を買い増す“配当再投資”需要も発生しているとみられている。
一方、テーマ物色については、サイバダイン<7779>が刺激となり、ロボット関連に買いが波及しているが、前日に賑わっていたカジノ関連や社会インフラ関連などはまちまちの動き。ゲームなども小動きであり、本日のところはロボット関連のほか、自動運転関連の一角に集中か。
明日は配当落ち分の即日吸収に関心が集まるだろうが、来週29日に召集される臨時国会など、政策期待も高まりやすいと考えられ、政策テーマの銘柄などは押し目拾いのスタンスになりそうだ。(村瀬智一)
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