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「解散は買い」のコンセンサスの中、短期的な売り仕掛けに注意

ランチタイムコメント
 日経平均は小幅に続伸。3.70円高の17347.76円(出来高概算13億8000万株)で前場の取引を終えた。安倍首相は18日の記者会見で、来年10月の消費税率10%への引き上げ時期を17年4月に延期し、今月21日に衆院を解散する意向を表明した。「解散は買い」とのアノマリーが意識される流れのなか、寄り付き直後には一時17472.57円まで上げ幅を拡大させる局面をみせた。
 ただ、指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>がアリババの株安などが嫌気されて弱い値動きをみせており、これが日経平均の重しとなった。その後も、ファナック<6954>、ソニー<6758>、富士フイルム<4901>などが下げに転じるなど、利益確定の流れにも向かわせている。規模別指数では大型、中型、小型株指数とものプラスだが、小幅な上昇にとどまっている。東証1部の騰落銘柄は、値上がり、値下がりが拮抗。

 日経平均、TOPIXともにプラスで前場を終えているが、上昇率がそれぞれ0.02%、0.22%である。ここまで伸び悩むのであれば、小幅なマイナスで後場の日銀によるETF買入れを期待した方が良かったかもしれない。「解散は買い」とのアノマリーが意識されるなか、売り仕掛け的な動きともなれば、一先ず利益確定を急がせることになりそうである。
 一方、中小型株などもまちまちの動きであり、業績面での個別対応のほか、やや材料系の低位材料株の一角に短期筋の資金が集中する動きとなっている。ソフトバンク<9984>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>など指数インパクトの大きい値がさ株が冴えない状況であり、短期的な売り仕掛けには注意したいところか。直近の大幅下落局面で年金等は仕込めたとみられ、積極的な上値追いは期待しづらいところか。(村瀬智一)

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