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一先ずキャッシュポジションを高め、改めて掉尾の一振を探るか

ランチタイムコメント
 日経平均は小幅に続伸。0.26円高の17621.66円(出来高概算10億9000万株)で前場の取引を終えた。米株高や円安の流れを受けて買い先行のスタート。もっとも、先週末に原油先物相場が大幅に上昇しているほか、出光興産<5019>の昭和シェル<5002>買収報道による業界再編の影響が大きい。そのため、セクターでは石油石炭の上昇率が8%を超え、鉱業が3%超えている。
 一方、全体としては先週半ば以降の、リバウンドに対する利益確定とみられる動きに。空運、ゴム製品、銀行、倉庫運輸、その他製品、陸運、金属、小売、機械などが一服。規模別指数では大型株指数のみが上昇。東証1部の騰落銘柄では、値下がり数が1000を超え、全体の過半数を占めている。

 前場半ば辺りからミクシィ<2121>が換金売りとみられる売買によりもち合いレンジを下放れる動きをみせており、中小型株や材料系の銘柄などに利益確定の流れが波及している。日経平均はプラス圏をキープしているが、石油株が下支えしている状況であり、心理的な面では弱いだろう。
 祝日を挟むことから押し目拾いの動きは限られ、年末高は期待されるものの、先回り的な動きも期待しづらいところ。年内最終を意識したNISA需要についても、祝日明け後の24日、25日で攻める格好か。ただ、テーマ株などの盛り上がりに欠けるものの、水素関連などは小動きながらも陽線を形成している銘柄が目立つ。ミクシィの下落など、一先ずキャッシュポジションを高め、改めて掉尾の一振を探るか。(村瀬智一)

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