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いったん達成感も相対的に出遅れているセクターや銘柄への物色継続

ランチタイムコメント
 日経平均は続伸。84.56円高の18283.73円(出来高概算13億4000万株)で前場の取引を終えた。昨年来高値を更新して始まると、その後も上げ幅を広げており、一時18322.50円と、2007年高値を突破し、2000年5月以来の水準を回復している。
 売買代金上位では、メガバンク3行が引き続き強い動きに。ソニー<6758>、トヨタ自<7203>、ラオックス<8202>、OLC<4661>、ミクシィ<2121>などが堅調。一方で、ソフトバンク<9984>、日立<6501>、JAL<9201>、富士重<7270>が冴えない。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が全体の6割を占めている。

 日経平均は2007年高値を突破したことで、いったんは達成感が意識されやすいところ。また、為替市場では円高に振れてきていることも、利益確定に向かわせやすいであろう。もっとも、ピーク感が高まっている需給状況ではないため、物色意欲は強い。利益確定を進める一方で、相対的に出遅れているセクターや銘柄、足元で調整が続いていた銘柄などには水準訂正を狙った資金が集中しやすいと考えられる。自動車などの輸出関連などについても、ポジションを圧縮するというよりは、セクター内でのリバランスが出やすいだろう。
 また、カジノ関連が久しぶりに動意をみせているが、報道内容として目新しさはない。それでも強い値動きをみせていることから、個人主体の需給環境は相当良好であることが窺える。そのほか、資産運用大手ブラックロックが17日発表した新たな調査によると、大口投資家は現在、債券利回りが低水準にとどまるとの見通しから、「実物」資産に資金を振り向けることで投資収益を改善させようとしていると伝えている。含み資産関連などへの感心も高まりそうである。(村瀬智一)

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